2010年10月15日
企業を活力ある場に変えたい!共同体化への理論的基盤(8)
こんばんわ 😀
「企業を活力ある場に変えたい!共同体化への理論的基盤」シリーズ、基盤となる理論紹介は、最後の回になりました
シリーズ一覧はこちら
「企業を活力ある場に変えたい!共同体化への理論的基盤」シリーズ
さて、前回の第7回で、
私権に変わる新しい収束軸から、
『皆が充足すること』が現在では唯一のリアリティ-であり行動の羅針盤
とする、 共認の時代になった と、いうことを書きました
そして、その共認時代では、
>本源性の再生・市場拡大の抑止力への大きな可能性になると考えるのです。
のように、本源集団の再生が社会を形成していく大きな基盤になっていくのです。
そこで今日は、
どのようにして、本源集団を再生していくのか?
というところに迫ってみたいとおもいます
その前に・・・応援 ポチッお願いします
ありがとうございます
※イラストは「マイ・ファニー・タクシー」さんからおかりしました。
人類は長い間、私権の強制圧力の中に閉じ込められてきた。本源集団の中で育まれてきたにも拘わらずその本源集団を失った人類は、自分たちの集団(ひいては社会)を自分たちの手で変革し統合してゆくという最も大きな活力源となる場を奪われ、ただ自分の私権の獲得(異性の獲得や、受験や、就職や、地位)に関わることしか考えずに生きてきた。
しかも、私権闘争の世界は「自分以外は全て敵」とする世界であり、そこでは人々は心の底に強い警戒心を孕み、互いに本心を隠して生きるしかない。愛情も友情も全てがこの「隙あらば…」の世界では、見せかけだけのものと成ってしまう。
要するに、人類の生命源ともいうべき、根源的な親和共認の充足も、仲間共認の充足も、集団を統合する課題共認や規範共認の充足も、全ては私権の強制圧力によって抑圧され、あるいは剥奪されてきた。
その私権の強制圧力が衰弱した以上、それによって抑圧され、剥奪されてきた、本源的な共認充足が再生されてゆくのは当然である。
事実、貧困が消滅した’70年以降、私権の強制圧力が衰弱してゆく過程は、人々が本源収束を強め、人類本来の本源充足が再生されてゆく過程だったのである。
(実現論 序 「ホ.私権闘争の終焉から本源集団の再生へ」より)
1970年代にサラリーマンだった父がら聞きました
「お父さん達が、勤めていた頃はね、どんな親しい間柄でも・・・いや、親しければ親しいほどね、仕事の話しや、やり方はしないほうがいい。という、暗黙のルールがあったんだよ・・・ 🙁
それは、自分以外はみんなライバルで、自分の出世のためには、自分の仕事のノウハウは、決して周りには話さない。(もらさない。)。出し抜くネタになるからね。
それが、親しい間柄であっても、聞いてしまったら、出し抜かないわけにはいかない。
だから・・・・関係が悪くなるから、話さないというルールだったんだよ。」
と、聞きました
悲しい 周りの仲間と課題を共有できないなんて
しかし・・・・時代は変わりました
可能性は、既に開かれた。まずは生産体(企業)を、『自分たちで動かすことのできる共同体』に変えればいい。企業を権力体から共同体に変えるのは簡単で、企業を全員参加の合議制で運営すれば良いだけである。
’70年、貧困が消滅した時点から既にその可能性が開かれていたことは、我々が実証してきた通りであり、(経験に即して云えば)企業を事実の共認によって統合された合議体に変革しさえすれば3年以内に『自分たちの生きる場を、自分たちの手で創ってゆく』ことの大切さを、皆が体感してゆくだろう。
それは、長い間権力によって封鎖されてきた、人類本来の豊かな共認充足を再生してゆくに違いない。
(実現論 序 「ホ.私権闘争の終焉から本源集団の再生へ」より)
雇われる側と雇う側、トップダウンの体制・・・・序列体制で運営される企業は、この時代には勝っていけません。社員の活力が上らないから。
新しい時代、誰もが当事者になって、会社(≒社会)を創っていくことに活力を見出しています。
類グループでは、社内掲示板はもとより、あらゆる部署で日々のすり合わせが行われており、みんなで
「会社どうする?=社会どうする?」
を、模索しています
だから、共同体企業の社員は活力があふれている。だから、勝っていける
そして、このように、みんなで同じ方向にすり合わせていけるのも、時代状況を読み体制を変えていけるのも、それを捉える理論基盤があってこそ。
この、
グランドセオリー=実現論
ぜひ、一読してみてください
さて、次回は、いよいよ最終回
これまでのシリーズを総まとめしてみようと思います
あと、1回お付き合いください
- posted by nisi-miw at : 22:30 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
一生懸命さや明るさや元気が伝わってきます♪
彼らがどんなに伸びてゆけるか将来が楽しみです。
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