2010年10月30日
企業の農業参入の可能性(京大シンポで類農園が講演します!)
雅無乱です。今回はお知らせです 😀
類グループの事業の一つ類農園の代表が11月3日(水・祝日)に京都大学で開かれるシンポジウムで講演をすることになりました
テーマは「企業の農業参入の可能性 ~新たな地域連携の生成~」です。ここ数年、話題になることが多いトピックですね!
(詳細情報はコチラ→シンポジウム紹介)
「一体どんなシンポジウムなの?」「類農園は何を語るの?」と気になる方は(気にならない方も)、応援ポチッを押してから本文へどうぞ↓
「企業の農業参入」という言葉自体は、最近何かと耳にする機会が多いです。
参照:ブログ“新しい「農」のかたち”
ワタミや船井総研やアシストなどがよく話題になってますが、最近では、農業機械メーカーのクボタやヤンマーなども本格的な農業参入を志向しているようです。
しかし、その割にはまだ「参入して上手くいってます!」という事例が少ないように思えます(ユニクロやオムロンなどは数年で撤退してたり…)。
やはり、農業の特殊性と企業という経営形態の間には段差があるのが実態なのでしょう。
このシンポジウムでは、参入企業の中でも特に成功事例と呼べるところの方々をお招きして、その経緯やポイントなどをお話ししてもらうというのが主旨です。
気になる講演の内容は、
1.京都大学の教授による「企業の農業参入の制度と現状」
2.㈱イトーヨーカ堂さんによる「地域農家を核にした参入と総合スーパーとしての農業活性化」
3.㈱スギヨさんによる「食品加工と農業の融合が生む新しい企業形態」
4.㈲類農園による「地域、多業種との協働関係に基づく意識生産としての農」
5.㈱マイファームさんによる「参入の架け橋となるプラットフォームを目指して」と盛り沢山です
「循環型農業の実現」「地域の活性化」「参入2年目で黒字化」など、どの事例も面白そうな要素がいっぱいです!
講演する方々の成功事例に共通するポイントとしては、やはり、参入時に地域と良い関係を築いていること、そして参入後にはその企業を中心とした新しい地域連携のかたちが形成されてきていることがあるようです。
最初は“よそ者”で警戒されていたと思われる企業の方々が、どんな風に田舎の人たちとよい関係を作っていったのか、巻き込んでいったのか、このへんが最も気になるところですね。
そして、われらが類農園も、「インターンシップ日本一」「塾部門とコラボした自然体験学習教室」「農産物への数々の受賞」などの実績を、どのようにして実現していったのか、たっぷりと語っていく予定です。
ご興味、お時間のある方は是非是非シンポジウムに来てくださいね~
晩には懇親会もあります。
農業を志している方には、新しい人脈を作るチャンスもありますよ!
- posted by staff at : 18:36 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
トラックバックありがとうございます。
長年ブログを書いていますが、文才と表現力がなく時々意味不明な場合が多々あります。
内山節先生の『共同体の基礎理論』、専念し読み続ければよいのですが、次から次へと思索の思考が広がり、中断しています。
サンデル教授の特別講義、相変わらず懐疑者が多いようです。それも自由社会でよいのでしょうが、何かとても大事なことを忘れているように思います。
とても参考になるサイトです。今後もよろしくお願いします。
信濃大門さん、コメントありがとうございます。
サンデルさんは見聞きしている程度ですが、そもそも「正義」という観念をとりあげるあたりは確かに古臭い感じがしますね。参考までに⇒http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=233805
あと、私も長年理論と実践との間で共同体の実現を模索している内山氏には注目しています。
今人と人とのつながりとして、「共同体」が注目されてきていると思いますので、ぜひまた当サイトを訪れて頂けると嬉しいです。
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