☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2011年09月16日

時代は共認時代!! ~共認原理で運営している会社『沖縄教育出版』~

%E6%B2%96%E7%B8%84%EF%BC%91%EF%BC%91.jpg
今回は、共認原理で運営している企業 『沖縄教育出版』さんをご紹介します。
◆時代は共認時代!
私たちは、時代をこう見ています。
>物的な豊かさが実現された以上私権収束⇒私権統合の社会が終焉し、共認収束⇒共認統合の社会に移行してゆくのは必然である。
実現論 序2:【力の原理から共認原理への大転換】
◆私権原理とは、共認原理とは
私権とは、私的権益あるいは私的権限のこと。女、財(金)、地位など、全てが私権の対象となる。
過去3000年間は、誰もが私権の獲得(=私権闘争)に収束することによって統合された私権統合の社会である。
新概念定義集:私権
共認とは、共に認め合うこと。共認機能は、相手の期待に応えて相手の反応を得ること(つまり、期待と応合のやり取り)によって充足を得る機能。
人類社会は、人々が課題や役割や規範や方針を共認することによって、統合されている。
新概念定義集:共認機能
では、具体的に『沖縄教育出版社』さんは、職場の中でどのような取組をおこない、どのような効果や成果をあげているのでしょうか。
応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 経営ブログへ


◆共認原理で運営するための仕組み(工夫)

社長と社員の共認を図る☆【ひとり一情報と社内新聞】
一五〇人の全社員が「いい会社」を実現していくために一日も欠かさず毎日一情報を一二八文字(三行内)で提出する。
その情報の中から三十前後を社長が選んで毎日社内新聞を発行する。
社内新聞を発行するようになって、情報共有から共感、そして情報共鳴にまで進化成長している。

社員同士の共認を図る☆【ありがとう委員会】
ありがとうカードは、社内での見えないありがとうを見える化しているわけですが、ありがとうカードを書いた人にも、書かれた人にも、100ハート、ありがとうマネーという、社内流通マネーがもらえるのです!(社員購入で利用できます)
①普段思っているありがとうを伝えることによって、感謝された人はさらに奉仕の気持ちが生まれる。
②意識することによって、普段見落としているありがとうに気づく(感謝の気持ちが生まれる)
③社内にありがとうが飛び交うことによって、社内の雰囲気が良くなり楽しく仕事ができる(場作り)

社員とお客様の共認を図る☆【なんでもハガキ】
私たちの会社には、なんでもハガキがあります。お得意様の商品購入時に、このハガキが入っています。そして、このおハガキはお得意様のお手元にとどきます。そのおハガキが、また、弊社へ毎日戻ってまいります。
戻ってきましたおハガキは、必ず社長も目をとおし、担当さんも目をとおし、こうして嬉しいお便りとして、掲載しています。
改めて、私たちの仕事の意義を再確認できます。手間ひまかけておハガキを書いてくださっているお得意様に、感謝!

全社員で課題や役割や規範の共認を図る☆【朝礼】
朝礼は、いろいろな場づくりになっているのです。ですから、たくさんの役割を果たしています。人前に出て、話しをするお稽古の場だったり、いい取組み、困っていることを共有する場だったり、コミュニケーションの場だったり、社内の一体感を出す、モチベーションアップの場だったり、お得意さまとの絆を再確認する場だったり・・・ときには、自分自身の存在を受け入れてもらえるという場だったり。
同じ場所で、同じ時間に同じことをみんなで共有・共感し、想いを共にする!そこには、時間をかけていいんだよ!

◆だから、活力があって、柔軟!! 
社内のいたるところで、期待と応合のやり取りが行われる“場や仕組み”が作り出されているのがわかります。
そしてこれらの“場や仕組み”が、社員同士やお客さまとの間に、
仕事における情報や、社員の日々の想いなどをみんなで共有することを可能にし、信頼感や安心感をうみだす。
お客様からの感謝や、日々の仲間への感謝が、更なる応合性をうみだす
全社員がお客さまの期待を共有できるので、課題の目的や方針が明快!だから課題そのものや、仕事の仲間に対しての肯定性をうみだす。
常に相手発の思考で現実の期待を捉えているから、固定観念にとらわれない柔軟性をうみだす。
などの充足関係をつくりだしているのでしょう。
共認統合に移行している現在、みんなが求めているのは共認充足であり、それが最大の活力源です。ですから、企業においても共認充足をつくりだす“場や仕組み”をつくれれば、それが社員の活力となり企業の成果へと繋がっていくのでしょう。
しかしながら、『沖縄教育出版』さんも、現在の状況になるまでは多くの試行錯誤を繰り返してきたことでしょう。これまで、壁が存在したときや現実と理想のギャップが生じたときなど、それをどう乗り越えてきたのでしょうか?その軌跡を、ぜひお伺いしてみたいものです♪
そして、ますます混迷する困難な時代状況の中で、今後どのような可能性を発掘していくのかにも注目です!

 

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: