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2012年03月03日

最前線・組織活性化への取り組み~農業生産法人『かみなか農楽舎』の場合 1.概要~

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これまで企業は、「利益を上げる」ことを共通の目標として、経営者と従業員のそれぞれが異なる立場ながら利害を一致させることで、協調しあい、活力をもって会社を運営してきました。
ところが近年、市場縮小に伴って出口の見えないデフレ経済に突入、業績も給料も右肩下がりとなり、価値観の多様化もあいまって、「利益」や「お金」だけでは活力源足りえなくなっています。
それに対して、経営者は「何であれ、社員が、そして、会社が元気であること」を目指して、福利厚生制度の充実クレド(会社憲章)の制定、そして、情報を共有するため社内ネットを構築するなど試行錯誤を重ねています。
福井県にある農業生産法人『かみなか農楽舎』も、組織活性化の試行錯誤を始め、その取り組みに私たち類グループのメンバーも関わらせてもらおうとしています。
今回のシリーズでは、私たちの視点からその軌跡をアップしていきます。

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【かみなか農楽舎とは?】 
まず、かみなか農楽舎とは、「(旧)上中町(現・若狭町)」「(旧)上中町にいる農家のかたがた」「一般企業(=類)」によって、考案された地域活性(就農定住)システムの中核となっている組織です。
もともとは、(旧)上中町が地域活性のために、観光農園をしたい。という話が類グループにきました。しかし、そのときの設計営業会議で、
「観光農園(果実のもぎ取りなど)では、単なる遊びになってしまって、本当の地域活性にはならない」
という問題意識から営業会議を重ねて、上記の提案をつくり類グループも参加してくことになりました。
かみなか農楽舎は、今年で丸10年、春からは11年目になります。
【かみなか農楽舎の体制】
実質の事業は、「5名の社員、3~4名の研修生」の体制で、農業・体験事業を行っています。
(体験事業は、かみなか農楽舎主催の個人ベースのものから、学校単位で請け負うものなどあります。)
その他に、
・農業・地域のお師匠さんとして地元農家から専任できてくれている人
・経営コンサル(実質経営)として類設計室の人
・若狭町から担当者の人
の3名が、かみなか農楽舎の経営に関わっています。
【研修生の就農システム】
研修生は、2年間を研修期間としています。その後、かみなか農楽舎を卒業して、就農していきます。
もちろん2年間の研修期間では、いきなり農業独立は難しいため、地域の農家さんのところにいきます。(お師匠さん的な感じ)
そこで、引き続き、農業を教えてもらいながら、農業に従事していく形です。
その取次ぎやその後の世話などもふくめて面倒みてくれるのが、若狭町です。
こうして、就農したい人たちと、地元農家の人たちが繋がり、若狭町と農業を活性化させています。
【これまでの就農成果】
10年間で、28人が卒業。内、町内への就農者が21人。
8割近くが、第2のふるさととして、かみなかに根付いているのです!
————————————————————
このように、かみなか農楽舎には、これからの農業(日本)の再生のモデルになるようなシステムが構築されています。
そして、かみなか農楽舎はこの春で11年目に入り、11年目の飛躍に向けて、新たな局面に入ろうとしています。
次回から、どんな現実課題に直面しているか?を取り上げ、それに対する答えを考えていきたいと思います。

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