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2012年03月17日

最前線・組織活性化への取り組み~農業生産法人『かみなか農楽舎』の場合 2 ~個人課題を共通課題に引き上げるために

「かみなか農楽舎」で先頭に立って社員を引っ張ろうとしているMさんとお話させていただける機会がありました。
印象的だったのは、Mさん自身が「今のままの農楽舎では駄目だと感じているので、いろいろと今日話をして、皆さんからヒントをつかんで、もっと良くして行きたいです」と話してくれたことでした。
駄目だと感じることを詳しく聞いてみると・・・・
「社員それぞれが、個々で動く仕事が多く、みんなが全社的なことをほとんど意識していないので、要求的な変更事項ばかりが突発的に出てきて、予定の変更に、いつもてんやわんやになってしまいます。」ということが挙げられました。
問題は『全てが個人課題化され、自我肥大となっている』状態となってしまっていることのようです :-(
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この働く場に「一体感が得られない⇒何とかしたい」という想いは、農楽舎に限らず多くの企業でも感じられる課題ですよね。
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そんなMさん達農楽舎のメンバーは「もっといい職場にしたい」との想いから・・・社員会議でこれからどんなことを実現していきたいかを出し合ったそうです。
それが の「こんな農楽舎にしたい」メモです
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このメモをまとめてみると
『一体感』を求める意識

・社員⇔研修生⇔卒業生との一体感を持ちたい
・共有したい、分かり合いたい
・働いている人が楽しい職場にしたい
・朝礼を楽しくしたい

『経営課題』を考えたい意識

・販売路拡大(米・野菜)
・経営に強くなりたい
・新しいことにチャレンジしていきたい
・加工食品を扱いたい

『農から活力再生課題』を考えたい意識

・農からの人材育成(研修生育成)を高度化したい
・農から若狭町を元気にしたい(⇒農から日本を元気にしたい)
・自分たちの取り組みをもっと外へ発信したい

と、俯瞰して眺めてみると、一見バラバラな気がしていたメンバーの想いが、実はほぼ同じだったのです:D つまり今、農楽舎に必要なのは、この皆の想いを共通課題に引き上げること
この個課題を共通課題に引き上げ、一体感を得るために必要なのは?
この課題は私たち類グループがずっと追求してきた課題です。
るいネットに参考となる投稿がありましたので引用します。

類グループが、共同体企業として成長してきたワケ
類グループを創設した社長は、学生時代の社会運動の経験を通して「誰もが、批判や要求ばかりで、実現すべき中身も、それを可能にする基盤も、何一つ持っていない」と気づいたそうです。
そこから、事実を構造化した新理論の必要性に気づき、現実否定(現実捨象)の旧観念を全否定して、新理論の構築に取り組みます。
そのような中で発掘した一つの事実=実現構造が、『貧困の消滅⇒私権原理から共認原理への転換⇒共同体企業の時代』でした。その時代認識に基づいて創設されたのが、共同体企業=(株)類設計室です。
そのため類グループは、設立当初から、序列ではなく皆の共認によって統合する組織を実現すべく、“全員取締役=全員株主”“経営情報を含む全ての情報の開示”“合議制”などの体制をとってきました。
ところがここで、大きな壁にぶつかります。
それは、「成員が好き勝手に発言・行動しては、組織が統合できない」という事実 :-( です。また、「好き勝手に発言・行動する状態では、力の強い者が弱い者を支配することにしかならない」という矛盾です。
そこで類グループは、『共認原理を実現するカギは、事実の共認である』という根本規範を発掘します。事実なら、誰もが認めることができるし、事実を追求すればするほど、様々なことが実現できるからです。
ただ、そうはいっても、己に都合の悪いことは認めたくない時や認めない人、常識や価値観に反したことに対する反発や異端視は、しょっちゅう存在します。
でもその時も、類グループは、その根本規範に照らし合わせて、己に対しても、仲間に対しても、社会に対しても、ひたすら事実を突きつけてきました。類グループにとって“闘い”とはまさに、相手を否定するためではなく、相手と共認するためだったんです。
そしてその闘いは、いまだに(永遠に?)続いています。

個別課題を共通課題に引き上げるためには、みなが納得できること=事実として、課題や方針を提示できるかにかかっています。
ただ、事実を発信しろと言われても・・・・??となってしまいますよね。
実践的には、社員の個人見解で発言した内容に対して「なんで?→なんで?→・・・→なんで?」で根拠を掘り下げていくことがスタートになります。実は、この「なんで?」を仲間と一緒に掘り下げ、最終的に「そもそも○○だから・・・これは間違っているorこの方針でいこう!!」となる過程は、難しくもあり楽しくもあり、結果的にお互いの一体感=共に課題を担う仲間としての肯定視に繋がっていきます。
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働く場に「一体感が得られない⇒何とかしたい」という想いがある方は、一緒に「なんで?」を追求してみることを始めてみてください。悩みながらも、仲間で互いに収束できる根拠や方針が出せたときの充足は、仲間と働いているからこそ得られる素敵な体験です。

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