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2012年06月01日

【新しい潮流と新理論の必要】3.市場の縮小と根源回帰の大潮流

以下、ブログ『日本を守るのに右も左もない』さんより、引用紹介です

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画像はこちらからお借りしました
皆さん、こんにちは。
今回は共同体企業ネットワークの理論勉強会のテキスト3を扱います。
初めて本ブログを読まれた方は、「理論勉強会ってどんなことを学ぶ場なの?」と疑問を持たれるかと思いますので、もう一度理論勉強会の趣旨に触れておきたいと思います。
理論勉強会とは、社会の様々な事象を取り上げながら、現代に繋がる最先端の意識潮流を解明することによって、概念装置を体得する場です。
概念装置があれば、時事問題を考える時、仕事の場面で方針を出す場面・・・、いかなる状況に置かれても答えを出すことができます。
この概念装置を作り出すには、全文明史を振り返って、人類の歴史段階的な進化の構造(=実現構造)を解明する必要があります。
そして、この実現構造を解明する中で、何度も塗り重ねて構築してきた「事実の体系」が概念装置です。
事実の体系ですから、当然、現実の場面で使える理論です。
過去のテキストはコチラです☆

テキスト1:これから生き残る企業に求められる能力は?
①現在は、どのくらいの転換期なのか?
②人類は生物史を覆す大転換を経て、新しい時代に突入しつつある
③答えは事実の中にある
テキスト2:私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた

さて、第3回目の今回は、市場の縮小と根源回帰の大潮流(新たな活力の再生)について詳しくみていきたいと思います。

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『3.市場の縮小と根源回帰の大潮流』より

’70年頃、先進国ではほぼ豊かさが実現され、飢餓の圧力が消滅した。すると、たちまち私権圧力が衰弱してゆく。そうなると、これまで、私権の強制圧力によって追い立てた上で利便性や快美性を囃し立て、過剰刺激によって水膨れさせてきた物的欠乏は、衰弱してゆかざるを得ない
それは、市場の縮小を意味する。
市場を支配してきた金貸し勢力は、存亡の危機に陥り、それ以来40年間、今日まで何の打開策も見出せないまま、危機感に駆られて暴走し続けてきた。
物的欠乏の衰弱というこの事態を受けて、彼らが最初に打った手が、人々に改めて私権圧力を思い知らせるための、石油ショックという目くらましの猿芝居である。もちろん、そんなことで、物的欠乏の衰弱という根底的な地殻変動を止められる訳がない。
結局、彼らは、これまで常にそうしてきたように、国家を通じて資金を吸い上げ、延命を図るしか能がない。たとえ、それではこの大転換を押し止めることはできないと分かっていても、金貸しに出来ることはそれ以外にない
彼らは、配下の中央銀行と政治家・官僚・マスコミに命じて、大量の国債を発行させ、その資金を市場に注入して、人工的な市場の拡大を図ったが、その結果、バブルの崩壊から底なしの金融危機に陥り、彼らの小細工は完全に破綻した
彼らはこの40年間、学者や官僚やマスコミを動員して、経済成長=市場拡大を装ってきたが、騙されてはならない。例えば日本の場合、借金して作った1000兆円もの資金を市場に流し込んできたが、毎年のGDPからこの1000兆円を差し引けば、実態の経済はマイナス成長となる。つまり、市場は豊かさの実現によって縮小するしかなくなっていたのである。

(グラフはこちらよりお借りしました)
社会の表層での金貸し勢の暴走をよそに、社会の深層では、私権圧力と物的欠乏は衰弱し続けてゆく。そして、私権圧力の衰弱は、市場活力を衰弱させると同時に、他方で、新たな活力を再生してゆく。それが、根源回帰による活力の再生である
私権の強制圧力が衰弱すれば、これまでその強制圧力によって歪められ、あるいは抑圧されてきた人類本来の活力源に回帰してゆくのは当然の理(ことわり)である。
まず最初に生起したのは、本能回帰の潮流である。それは、’70年代以降のヒッピーや環境運動を含む自然志向に始まり、’90年代の健康志向、’02年以降の節約志向(「もったいない」)と、どんどん広がってきたが、ついに’11年、原発災害を契機として、「食抑」意識が生起した。食抑意識とは、「万病の元は食べ過ぎに有り。一日2食で充分。(理想は1食)」という認識で、広範に広がる気配を見せている。
これらの潮流は、一見本能の抑止とも見えるが、そうではない。それは、過剰刺激に対する本能の拒否反応であり、健全な本能回帰の潮流である。この本能回帰の潮流が、市場を縮小させた主役であることは言うまでもない。

‘70年頃、先進国ではほぼ豊かさが実現され、飢餓の圧力が消滅します。
すなわち私権圧力の衰弱に伴い、市場が縮小していくことになります。それと同時に、長い間、私権圧力によって封鎖されてきた人類本来の活力が蘇ってくるのです。
では、市場を縮小させた主役である本能回帰の潮流とは?
時代ごとに本能回帰の潮流を具体的に押さえてみました。
▼’70年代・・・ヒッピーや環境運動を含む自然志向
収束不全を捨象し続けた国、アメリカと日本
⇒当時、ヒッピーの存在は「既成の社会体制と価値観からの離脱を目ざす対抗文化counterculture」つまり異端児として見られていました。彼らは科学と理性に疑いを表明し、自然に帰ろうと常に訴えていました。
環境運動:「環境運動グループ成立の系譜

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▼’80年代・・・バブル時代
マイホームパパ:「【図解】新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
⇒“会社での出世競争に勝ち抜くより、家庭を大切にする夫”(週休2日制)が登場。
  不全捨象の充足基調⇒本源収束の潮流が形成される。
長編アニメーション作品「となりのトトロ」(スタジオジブリ制作)がヒット
⇒私権でガタガタな社会の真っ只中、昔の古きよき時代を彷彿させるものが流行する。
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▼’90年代・・・健康志向
健康志向:「健康ブームの盛り上がりも本源収束の一事例
⇒サプリメントの流行・健康志向の高まりによる、無糖清涼飲料への志向(1981年に缶入りウーロン茶が商品化)が顕著でした。また、合成着色料から天然色素への切り替えもこの時代です。
(参考:人にやさしい紫色食品ブームの先駆けとなったサツマイモの研究
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▼’02年・・・節約志向(「もったいない」)
節約志向:「「嫌消費」世代
⇒「足るを知る」「必要なものを必要なだけ」「ありのままでいい」などの認識が顕在化してきます。
更に、’11年の原発災害を契機に生起した「食抑意識」は「危機回避」や「充足欠乏」の生起と、その結果生じる安心・安定や充足を求める健全な本能回帰の潮流そのものではないでしょうか。以下の記事に庶民発の新しい意識潮流が詳しく紹介されているので参照してください。

・12/29なんでや劇場レポート(3)~庶民から新しい観念が登場し始めた(節約⇒食抑、課題収束⇒答え欠乏)~
次回は、共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流について詳しくみていきたいと思います。ご期待ください。

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