2013年02月17日
共同体リーダーの不文律~次世代リーダーとは何か?「圧倒的な肯定感でみんなをまとめるNさん。次の期待は認識力」
こんばんわ
共同体リーダーの不文律~次世代リーダーとは何か?(リンク)シリーズが始まりました 😀
さっそく、共同体類グループで期待を一身に受けている新しいリーダーたちにインタビューしていきたいとおもいます
今日インタビューするのは、設計営業部:Nさん(38歳)です。
設計営業部が接するお施主さん(建物を建てるお客さん)は、企業のトップの方々が多く、この大変な時代に、日々試行錯誤されている方ばかりです。
そんなお施主さんとともに、「勝てる集団になるには?」「社会の役に立てる企業とは?」を一緒に考え、設計業務を行っています。
それは、”建物を建てる”ということにとどまらず、お施主さんの戦略を一緒に考えていくパートナーとなっていくことが求められています
Nさんは、ついつい話したくなる、寄りたくなってしまう、そんな雰囲気をもった人です。
例えば
通常だったら、問題になってしまうようなことも、Nさんが接すると「一緒に解決していきましょう 」という雰囲気になったり・・・
社内のチームミーティングで、上手くいかず重い空気になったときも、Nさんの「誰もがよくしようと思ってやっている。それが伝わっていないだけなのかも」という言葉でみんなの表情が明るくなったり・・・
(以前、Nさんの仕事振りがアップされた投稿がコチラにあります )
このように、社外・社内問わずみんなを巻き込み、前進していく力。共認形成力をもったNさんに、それを培ってきた子供時代・社会に入ってからの転機、今感じている壁・・・を聞いてみました
◆子供時代のこと
―子供の頃から、リーダーだったんですか?
―僕は、3人男兄弟の3人目。三男だったので、兄貴がやっていたことを知っているから、同世代の友達の中ではまとめることが多かったね。
小学校の時も、中学校の時もサッカーのキャプテンをやっていたんだ。
でも、実は中学時代はクーデターが起きて、キャプテンを辞めさせられた経験があるんだ。チームの仲が悪くなり何やってもうまくいかなくなって。
そもそも三男(末っ子)だから(笑)何やっても許されるみたいなのがあったのかなぁ。やりたい放題やりすぎたと反省した経験があるよ。
この経験は、実は大きいのかもね
―その経験から、なにか変わった?
―高校・大学はどちらかというとガンガン引っ張るタイプではなく、周りを活かす感じになっていったなぁ。
それがあったからか、社会人になって2、3年目の時に一緒にやっている仲間から、
『お前は物事を決めなすぎる。お前が一番近くでお客さんと接しているんだから、(判断しないと)それでは仕事が成り立たないぞ。』
と言われた。と言われ、これは大きな転機だった。
◆会社に入ってからの気づき
―仕事をする上で意識していることは?
―まずは充足。チームでやる空気感は意識しているかな。
例えばこれは上司をお手本にしているんだけど、トラブルを解決するときなどは、チーム内の意見に対して、『それは・・・(だめだよ)』という意識では収束しない。
相手の発言で『なるほどね、良いな』という所に収束するようにしている。
世代交代の時期にもきているから、上司の領域をちょっとでも超えられるようにっておもってやっています。
―他社とのトラブルを抱えたミーティングでNさんが「状況は良くないけれど、この結果になっているには必ず理由があるはず。それを一緒に考えていくことが大事」といったことで、ミーティングの雰囲気が一変したことがあった。それは、こういったことを意識しているんですね
◆今後ますます期待は高まる中、今感じている壁は?
―例えば、後輩指導は?
―実は去年初めて、後輩ができたんだ。
三男ゆえに(笑)どうやって面倒みていいかわからなくってね。後輩を見ていて、
「辛そうにしているなぁ。悩んでいるなぁ。」
っておもっても、なかなか声を掛けられずにいることも、まだあるよ。
でも、後輩といっても、彼は10年のキャリアをもっているから、任せて、さっきもはなしたけど、より、上位の役割を自身が担っていけるようにやっていこうとおもう。
あとは、端的に言うと認識力の必要性。
どんどん闘う場面が増え、みんなを観念的に統合する必要がある。
社内での統合は空気で統合できるが、対面を超えた社外=社会空間では観念ですっきりして統合しないといけない。これは、先輩のKさんやHさんを見習って勉強していきたい。
◆今後の期待
―これは、みんなからの期待ですが・・・ 😉
充足の空気はかなりできてきたが、まだ成果に繋がっていない感覚もある。
みんなの一体感・統合感が高まって、なんでもみんなとならやっていけそうっておもうけれど、何でもかんでも皆でつくるというわけにはいかない気もする。
そんな中で、今、新しいリーダーと感じる人は、一定方針を自分で出すという前提で、良い答えを出すためにいろんな人の頭を借りるようなイメージがある。
例えば人材募集をまとめているTさん。
一旦担当者が感じている部分をTさんに全て集約されて、それを整理して担当者にフィードバックする。そのスピードが早く、どんどん部署全体が変わってきている。
これもお手本かも
Nさんのみんなを巻き込む力は、子供時代からのリーダー体験が大きかったのですね また、中学時代に、そのリーダーが上手くいかなかったことも、今の「相手の立場にたって考えていく」というNさんの基盤にもなっているように思いました。
このインタビューを通じて、Nさんの捉えている外圧も少し感じれたようにおもいます
これからも、闘う次世代リーダーにどんどん迫っていこうとおもいます 😛
おたのしみに~
- posted by nisi-miw at : 21:00 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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