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2013年05月06日

特別企画 新概念を応用したプレゼン講習会

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現在、目に見える市場の縮小という現象に始まり、企業を取り巻く環境はこれまでとは大きく変化しています。この大転換期に、既存の枠に囚われた企業理念や経営方針では企業として生き残ることはできません。
今、企業あるいは経営者に求められている能力は、「いかなる状況におかれても、答えが出せる能力」です。
そこで、類グループ社会事業部では、共同体設立40年間に亙って培ってきた理論と実践を元に、「現実に使える認識」=「自ら応えを出す為の概念装置」を学ぶことを目的とした新概念勉強会を企画し、企業の共同体化を志向される経営者の方に多数ご参加いただいています。
(詳しくはコチラ
勉強を重ねる中で、日々の現業場面において新概念の有用性や効果を実感いただけ、最近では『類グループでは「新概念」を現業場面でどのように活用しているのかをもっと学びたい』という期待を多く頂けるようになってきました。
そこで、「学んだ認識を活用して活路を開きたい!」という経営者の方々からの熱い想いにお応えすべく、先日「新概念を応用したプレゼン講習会」と題した企画を開催させていただきました!!
今回は、勉強会に参加されている経営者の方々をはじめ、同じように「会社をもっとよくしたい!」と「本気」で考えている志の高い社員の方々と共につくりあげた当日の様子を可能な限り生々しく紹介し、現業における「新概念」の有用性や効果をお伝えしたいと思います!

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1.開会の挨拶
◆本企画の趣旨

講習内容IMG_9906.JPG
概念装置を駆使した設計プレゼンのご紹介
開催概要
実際に選定された事例を用いて、本番同様のプレゼンテーションを実演。
プレゼンテーション+質疑応答、提案の骨子、構造化のコツ等を紹介。
劇場会議室での追求型講習会とし、ただ見聞きするだけでなく、各社の営業上での注力点などについて意見交換を行える場とします。

2.類グループの発表(新概念を基礎としたプレゼンテーション事例の発表)
発表者:設計室長 岩井 意匠設計 福島(左から)
IMG_9858.JPG IMG_9825.JPG
類設計室より本番同様のプレゼンを披露しました。参加者皆さんの真剣な表情が場の闘争度を一段と高め、発表会の内容も気迫も濃い~時間となりました。
発表後の質疑応答の時間では、
・どれだけの時間をかければ、そこまで深く掘り下げられるのか?
・どんな体制で提案内容を固めているのか?

等の生々しい質問のおかげで、新概念の一部である「共認統合だからこそ出来る事」を十分にお伝えすることができました。
3.各社発表〔各社発表10分、質疑応答10分の計20分〕
S社様:過去物件(設計提案)のプレゼンテーション
実際に提案された工場のプレゼン資料を一通りご説明頂きました。
熱意ある説明で皆を巻込み、そして、新概念勉強会に参加されているM常務からは「守りの提案では無く、的を絞ってぶつけて行く事の重要性が、類のプレゼンとの違いで鮮明になった点が大収穫。」とのありがたい感想をいただけました。
N社様:《外装意匠材としてのタイル》
本当に想いのこもったプレゼンで、かつF社長が勉強会で学んだ新概念=「充足」を軸とした発表だったのですが、なんと今回の講習会参加者全員(各部門長)で作ってくれたのだそうです。普段はプレゼンをする機会がめったに無いとの事で本当に力のこもった提案でした。参加者からは「提案の機会を自ら発信し、建設会社や設計事務所を超えて施主や社会に直接働きかけていくような試みに繋げて欲しい!」といった期待の声が多数上がりました。
M社:新商品のお施主様向けプレゼン
地主も借主も充足できる土地活用、といった観点でまとめられた提案で、コスト面のメリットを持たせつつ、関係者が社会に貢献できる事を売りにした発想で、会場からは更に良くできそうな視点からの意見が多数塗り重ねられました。
4.企画提案の重要性、構造化能力の獲得について
IMG_9904.JPG IMG_9952.JPG
 
ここはさすがに時間足らず、という意見が多くでましたが、極力参加者が聞きたそうな点、役に立ちそうな視点をテーマに据えて、内野の類設計室メンバー中心に話をしてもらう構成で進めました。
まず最初は、企画提案の中でも重要な部分「対象分析」についてからお話していただきました。
◆対象分析について

-企画提案をする際の最初の入り口とも言うべき、「対象分析」についてお聞かせ下さい。まずは、どこから始めるのでしょうか?-
(調査企画担当Hさん)
まず、施主(=お客さん)がどういうものを期待しているか?なんでそれを求めているのか?
どういう状況なのか?と業界の外圧を自分自身がすっきりするまでトコトン調べ尽くします。
(営業Aさん)
営業からすると、過去の事例も調べつくします。そこからまた、見えてくるものがあります。
(設計室長Iさん)
整理すると。「相手を知る、相手以上に相手になる。」ということが重要ということです。ここを一番意識しています。そうすれば、自ずと答えが出てくる感覚。詳しくいうと、相手そのものと、相手をとりまく環境を知るということです。そしてそれを時間軸で重ね合わせ構造化する。

-なるほど。対象そのものの調査分析はもちろんのこと、相手がおかれている今の環境、過去の歴史にも同化し、歴史時間軸で塗り重ね構造を解明するということですね。
(設計室長Iさん)
そうです。そうすることで、これから進むべき道が見えてくる(=自然と答えが出ている)という感覚です。これが、提案する内容のコンセプトの幹になっていくイメージですね。

相手以上に対象に同化するという点がポイントなのですね。とことん追求し、相手に同化しきるところまで深めて、はじめて実現基盤が見えてくるということがよくわかりました。
※重要な新概念:外圧=内圧、収束と統合、外圧適応態、進化積層体・塗り重ね構造体 → 詳しくは新概念勉強会Bコースにて。
※参考投稿
対象への同化について 

◆企画提案において意識していること

-では、そうやって進めて行く中で、皆さん大切にしているものなどはありますか?-
(設計室長Iさん)
近年闘いは僅差の勝負になってきます。体力・集中力・活力を出しきった方が勝つ!という感覚があります。そういう時に重要になってくるのが、やはりチーム=仲間の力ですね。

-なるほど。具体的には、どういった形で仲間の力を活かしていますか?
(ディレクターSさん)
設計提案に引き付けると、提案では考えていく中で、様々な現実的圧力もかかる中「決め打ち」になりがちな場面がよくあります。皆さんも、似たような経験があるのではないでしょうか?
だからこそ、何度もチームで打ち合わせをします。1人では気づかなかったところを、多くの目と手で作ることが大切になる。その中で、「たしかにそうだね!」と施主の心に届く提案が1つ2つあるかどうかが勝負の分かれ目だと考えています。

-非常に厳しい闘いですね。一方で、お施主さんに「たしかに!」と気付きを与えるような提案をするのは、一見簡単なようでいて、難しいことも多いのではないでしょうか?なにしろ、相手も気付いていないような点を、外部から突っ込んで提案するようなものですよね?
(営業Aさん)
そうですね。だからこそ皆で追求してきた想いを実現させていくためにも、お施主さんにもストレートに期待を伝えます。「こういう施設orプロジェクトを実現するためには、ここを変えていただかないと!」という、多少言い難いこともしっかりと伝えます。
そうやっていく中で、表面的に気に入っていただく関係ではなく、しっかりと協働パートナーとしての関係を築けるかどうかが重要なのです。
(設計室長Iさん)
こうやって体力・活力・集中力を全社を巻き込み注ぎこみプロポーザルに臨み、勝ちとったときの喜び・全員で分かち合う喜びは計り知れないものがあります。これが、何よりの充足であり次へ向けた活力源となっています。

-現実の闘いとは常に、生きるか死ぬかの真剣勝負。だからこそ、おなじ土俵に立つ者同士がしのぎを削り合う世界では、最後の最後、ギリギリどこまで詰めきったかが勝負の分かれ目になるんですね。
そのような勝負の中では、一つのミスやごまかしが命取りになる。文字通り、体力・活力・集中力を、極限まで出し切った方が勝利を手にするということを皆さんの気迫のこもった言葉の中から感じることができました。
※参考投稿
僅差の勝利の蓄積が、大きな評価の格差となって、生死を分けてゆく 

◆コンセプトについて

-続いて、コンセプト立案についてお聞かせ下さい。企画における、コンセプトはどのようにまとめていくのでしょうか?-
(設計室長Iさん)
対象分析について語った内容もあるのですが、ここで端的に言いますと「最初に何を考えるか?」「誰に対してどんなメッセージを伝えるのか?」を考えます。
そこで一番重要なことが、その「相手に喜んでもらっている充足をイメージする」ことです。
(調査企画Hさん)
そうやって、相手に喜んでもらうために、期待に応えるために何をしたらいいのかが見えてくるんです。
そのためには何がまだわからない?どんな絵を描く?等を考えます。特に営業と一緒に情報をくまなく探求し、整理します。
(営業Aさん)
そうですね。そこが、私たちの役割であり一番苦労する部分です。なだけに、ここでの成果が提案の成否を分けます。

-対象を調査分析するにあたって、やみくもに動いても有効な情報が得られないことも多いと思いますが、限られた時間の中で、コツ等はあるのでしょうか?
(設計室長Iさん)
たしかに、それでは非効率です。そこで、大事になることが「仮設思考」です。
今ある情報だけで最も可能性の高い結論(仮説)を想定し、常にそれを最終目的地として強く意識して、情報の精度を上げながら検証を繰り返し仮説を修正しつつ最終結論を導き出します。
常に仮設を立てた上で探索することで、必要となる情報の取捨選択ができ、相手に投げかける言葉も精度の高いものとなっていきます。
重要なのは、「どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢」「前提条件を設定して先に進む力」「
時間を決めてとにかく結論を出す力」の3点。

-なるほど、常に最先端の仮説を塗り重ね、皆で議論を繰り返すことで提案の幹=コンセプトの照準を絞っていくからこそ、相手にも納得のいく提案ができるということですね。
※参考投稿
仮説思考~「はじめ」からではなく「終わり」から考える 
仮説思考力について~本質は「自分」発でなく「相手」発

◆企画力・構造化能力について

-これまでのお話の中でも、度々感じましたが皆さんのその「企画力」「仮説思考」に、不可欠な能力として構造化能力が一つあげられるかと思います。その能力について、どのように磨いてきたのか?をお聞かせ下さい。
(調査企画Hさん)
そうですね。様々な場面で磨くことは可能だとは思いますが、中でも週2回行っている、ネットサロンでの認識勉強の効果が大きいと思います。
この勉強会は、新概念勉強会等の企画に参加されている方はご存知かとは思いますが、異業種の業界の勉強なども、トコトン掘り下げて追求し、そして学ぼうという場です。その中で積み重ねられた認識はどんな物事に向かう中でも活きていると思います。

-学ぶ対象は、その時のコンペやプロポ時の対象に合わせて設定されるのですか?
(調査企画Hさん)
学ぶ対象はその時々で、皆の期待に応えられるような中身を追求しています。
学ぶ対象をどんどん広げていくと、社会につながります。その中で知りたいことを学んでいくなんて、こんなにおもしろいことはありません。なので、特に現業に関わる分野に関わらず、「社会や皆の役に立ちたい」というシンプルな想いで取り組み、追求を重ねています。だからこそ、既存の枠に囚われない豊かな思考を持ち仮説を組み立てることができてきたのではないかと思います。
(設計室長Iさん)
H君が言ったことも重要ですが、構造化能力を磨く上で、もう一つ重要な要素があります。それは、「発信する」ということ。具体的には、皆で学んだ内容はるいネットやブログの中で発信するのです。こうやって、周りに伝えられるようにまとめあげる経験は、構造化能力を磨く上でも、提案をつくり込む段階においても活かされます。

-なるほど、たしかに考えていることも、言葉にしてみると繋がっていなかったり、あるいは膨大な議論の内容も、議事録など言葉にすることで思考がスッキリするという経験は皆あるかと思います。そういうことを積極的に取り組み、繰り返すことで磨かれるのですね。
(設計室長Iさん)
そうですね。おっしゃることもそうですが、構造化能力(答えを出す力)を身につけていくには、もうひとつ勉強会の中でも扱っている「図解化演習」が有効だと感じています。
構造化能力において重要なことは「幹、枝、葉。貫く幹は何か。」「幹と枝は太くつながるか。」「全体から部分へ、論理整合性があるか」ということを分析し組み立てる能力です。
これらの能力は、何もせず身につけることは不可能といっていいでしょう。学び、追求し、組み立て、発信する。この訓練を日常的に行うこと。これが大事です。

-そうですね。企業への淘汰圧力が高まる中、一朝一夕で身につく能力で勝っていくことはできないのは、身に染みて感じることかと思います。だからこそ、類グループが40年かけて塗り重ねてきた新概念は次代を生き抜く上で重要な武器になることが実感いただけたのではないでしょうか?
今日、お話させていただいた内容にも、勉強会で扱ってきた認識がふんだんに盛り込まれています。本日の講習会で、学んだ認識や気付きを是非、社内社外問わず共有していただき、これからも共に学びあう関係を深めていければと思います。
本日お集まりの皆様、ありがとうございました。
※参考投稿
図解化演習の基本  
潜在思念発の大きな方向と大きな構成  

5.各社さんの感想
参加者の皆様が作り出す真剣な表情や緊張感のある空気。少しでも感じていただけたでしょうか?
本企画を通じて、新概念が現実に使える認識であり、これからの次代を生き抜くにあたり重要な認識であることに気付いていただいた方々が多数おり、企画として大成功を納めることができ本当にありがたいかぎりです。
以下は、今回の企画に参加された方々からいただいた感想をほんの一部ですが紹介させていただきます。

●M社:W社長
「いかに相手に同化するか」「どのような外圧に適応しようとしているのか」という視点でお客様への提案をもっと考えて、考えて、考え抜かなければならないと改めて認識できました。特に類さんの提案資料はとても参考になりました。やはり方向性が一番大事ですね。形の前に「思い」を知り、そちらの方向へ向かっていく決意を持ちました。
●M社:K部長
相手を知る上で、相手以上に同化する。そして外圧を知り、それにどのように対処してきたか、歴史的にも知るという同化の深さに驚きました。
まだまだ対象分析が上辺だけのものであることを実感いたしました。
もっと深く同化していきたいと思います。
●S社:常務
・1人では無理、多くの目と手で創る穴のない提案
心に届く提案、実現するというスタンスを忘れずに
・総力戦
強豪同士のコンペ、体力、集中力、活力、認識力を出し切ったものが勝つ。
●S社:Mさん
今後、組織が勝っていくために必要なものは、魅力ある製品よりも人間であるということ。そんな人間を育てるのが組織の努めであり、受ける側の高い意欲が求められている。勉強会が勝つための土台作りという事を今日、肌で感じることができました。
●N社:F課長
現状の業務、新しいチャレンジをしていくときにいかに組織で共認し、進んでいけるかが、これからの会社の仕組みで必要とされると感じました。弊社は20代がいなく、新しい感覚を共有する機会に乏しいですが、いつでもそれを受け入れる状態を作ることは可能だと思いましたし、今のメンバーでそれが出来なければ将来厳しいと感じました。
どの様に組織の多くの人が「思い」をもてるか。共認のための要素であったり、活力を持つことができる会社になる為に何が必要かを教えていただきたいと思いました。

いかがでしょうか?
新概念勉強会に参加されている経営者だけでなく、「社員も一緒に考えていきたい」「勝っていきたい」という熱い気持ちがとても伝わってきますよね。
企業ネットワークに参加いただいている企業様は、やはり社員にも意識が高い方が多く、間違いなく共同体化に向けた実現基盤があることを改めて実感させてもらえる場となりました!
6.まとめ
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今回は一段と参加企業の気合も高く、初っ端から緊張感の高い状態を維持しながら、あっという間の3時間。参加者の皆さんの帰り際の表情が本当に良かった事が印象に残りました。
「もっと話したかった」「議論の時間が欲しかった」あるいは「もっと深められそう」といった意見も多くいただきました。
また、早くも次回開催や大阪開催の期待も高まっており、企業の枠を超えたネットワーク会議のプロトタイプが見えたように思います。
今回は「講習」に力点を置いた為、追求の場というよりは重要な論点をしっかりお伝えする、という主旨で構成しました。参加された皆さんからは、すぐにでも活かせそうな所をどれだけ持ち帰れるか?と沢山のメモを取り、その姿勢に並々ならぬ本気度を感じさせていただきました。
何よりも、今回参加頂いた経営者の皆さんから、口々に「新概念をもっと使えるように学んでいきたい。」とストレートな意見が多数出されたところに、これからの時代へ向けて大いに可能性を感じました。
企業の枠を超えて、互いに相手を勝たせるために頭をつかう。自然とこういった思考が生まれる場が実現できた事が、これまでにはない新しい企業間の繋がりによって生み出された成果であり次代の可能性であることを確信しました。
そうした場を共に作り出していけたことを嬉しく思うと共に、参加企業間での「認識闘争」を発生させるべく、これからも「より圧力の高い場」を形成して行きます。
今後も、類グループそして企業ネットワークの取り組みにご期待下さい!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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