2013年12月31日
【2013年を振り返って】後編~類グループ社会事業の一年、皆様への感謝
2013年を振り返って(前編)記事では、「2013年はどのような年であったか?」「人々の意識はどのように変化したか?」をまとめました。アベノミクスをはじめ、統合階級(学者、官僚、マスコミ、政治家、財界)の騙しと暴走がますます顕著となる一方で、大衆の「根源回帰⇒自給期待・自考期待の潮流」は確かなうねりとして顕在化してきました。
後編記事では、2013年、類グループの社会事業の一年を振り返ってみます。
類グループ社会事業部が本格始動して3年目に入りました。
社会の前面閉塞が進む中で、「自分たちの社会は自分たちの手で良くしていきたい」という想いからスタートした事業です。
社会を変える、社会を良くしていくためには、まず日々の現実課題の場である職場(会社)を自分たちの手で変革してゆく、そしてそのような共同体企業同士のネットワークを築いてゆく。
これが社会事業の大きな目的であり、「根源回帰⇒自給期待の潮流」こそが私たちが立脚する実現基盤。
これまで試行錯誤しながら、一歩一歩前進してきました。
2013年も多くの方々との素晴らしい出会いと交流があり、皆様に支えられて事業を推進することができました。
本当にありがとうございます。
◆◆◆新概念勉強会◆◆◆
『いかなる状況にも答えを出せる能力を獲得する』ために新概念を習得する、経営者向けの研修会(勉強会)です。
※詳しくはこちら→http://nw.rui.ne.jp/kensyu/keieisya/
今年はAコース【次代の活力源とそれが生み出す社会の姿を明確につかむ勉強会】を東京・大阪で開催。
続いて新たに、Bコース【新概念を歴史体系的に基礎から学ぶ「史的実現論」勉強会】も開催、上半期(第1期)、下半期(2期)が終了しました。
Bコースは、生物進化の歴史、サル・人類史を扱う本格的なコースで、サル社会から生物史にまで遡って解明された、人類の歴史段階的な進化の構造(=実現構造)から、総合的な概念装置を学びます。より根源的な地平で、進化適応とは何か、人の意識とは何か、集団・組織とは何か、統合とは何かを学ぶことができます。
今年の勉強会で特筆すべき点は、経営者の方々が、この生物史・人類史にまで遡って自然の摂理を学ぶことに真剣に取り組まれ、多くの気づきを得られたことです。まさに『根源回帰の潮流』を象徴する勉強会でした。
◆◆◆社員研修◆◆◆
★【認識道場】【社内ネット活性化委員会】
『社員が主体となり、社内に追求の場を生み出す』ことを目標に、周りの期待に応えるために、もっと力をつけたい、もっと充足したい、もっと会社を活性化したいという強い想いをもつ社員たちが、「自分たちの手で作り出せる能力」「自分の頭で答えを出せる能力」を身につけるための研修です。
※詳しくはこちら→http://nw.rui.ne.jp/kensyu/syainn/
今年は特に【認識道場】【社内ネット活性化委員会】が熱く盛り上がりました!
認識道場では『新概念を学び、共認形成力の基礎を身につける』ことからスタート。
みんなが参加したくなるような学びの場を継続して運営するには、周りの期待や課題をキャッチする「受信力」、期待や課題の本質を掴む「照準力」、皆がスッキリできる答えを出す「認識力」など様々な能力が必要となります。
そして次のステップでは『自社内で認識を学ぶ場を自ら運営していく』ことが目標です。
今年は早速、数社が先行して勉強会の立ち上げにチャレンジしました。
まさに『自考期待、自給期待に応える場』が生まれつつあります。
★【合同女子会】
『女性社員のつながりが組織の母胎を作りだす』学びと実践の場。
※詳しくはこちら→http://nw.rui.ne.jp/kensyu/jyoshikai/
今年上半期では[ステップ1]として「感謝と謝罪のトレーニングで、周りへのアンテナを広げ、感謝を深める」ことをテーマに。
そして下半期では[ステップ2]として『現実課題の中で女自身が可能性を示していく!』を目標に、もっと本気で追求したい!というみんなの想いで、会社にとっての非常に重要な「人材採用、人材育成課題」に取り組みました。
学生の意識潮流の分析から、様々な企画を立案、それらを合同女子会の場で詰め切って、いよいよ実践に移っています。
★【農業体験ツアー】
※詳しくはこちら→http://nw.rui.ne.jp/kensyu/nougyo/
農業に関心を寄せる経営者、あるいは企業の共同体化と農業への参入を検討している方に、類農園の農業体験ツアーを実施しました。
『業態を越えて組織の自給力を獲得する』ことの必要性を皆さん感じておられたことがとても印象的でした。
◆◆◆合同成果発表会◆◆◆
『勉強会、研修会の成果を共有し、企業の枠を超えて高めあう』場として、恒例の成果発表会も大いに盛り上がりました。
※発表会の様子はこちら→8月★【第3期 大阪・東京合同成果発表会】
http://nw.rui.ne.jp/archives/12/ http://nw.rui.ne.jp/archives/16/ http://nw.rui.ne.jp/archives/18/ http://nw.rui.ne.jp/archives/20/
12月★【第4期 東京合同成果発表会】 →記事はもう少しお待ちください。
今年は念願の大阪・東京合同成果発表会が実現し、より企業ネットワークとしての拡がりを体感することができました。
経営者の皆様からの発信には、社員の皆と企業を取り巻く外圧を共有し、共に答えを出し、共に生きる場をつくってゆく仲間になってほしいという期待があふれ、各社社員からは感謝や充足発信が積み重ねられ、企業の枠を超えた大きな共認充足を生み出すことができました。
参加された皆様に本当に感謝、感謝です。
◆◆◆新たな出会いと交流の拡がり◆◆◆
また今年は大変ありがたいことに、第65回全国能率大会 経営マネジメント大会をはじめ、大学での講義など、講演依頼をいただくことも多くなりました。
慣れないことも多いですが、皆さんのお役に立てる発信の機会をどんどん増やしていければと思います。
さらに、新しい企画も試行しています。
◆次世代戦略研究会:自考力・自給力を高めるための劇場会議形式のフリーディスカッション
◆茶縁会:お茶から始まる活力再生!茶の歴史、自然の摂理、認識を深めて身体を自然な状態にリセット
◆農円座:農業をとりまく外圧状況の把握し、事業戦略を立てる
などなど。
新たなご縁から想いもよらなかった人のつながりが生まれ、世代も職業も様々な方がつながる新しい場が生まれました。
これからもどんどんチャレンジしていきますので、よろしくお願いします。
◆◆◆共同体経営塾(2014年開講予定)◆◆◆
『共同体経営の理論と実践を学ぶ』本格的な経営塾を構想中です。
どうぞご期待ください。
★2013年は皆様に支えられて本当に多くのことが実現できました。
今年は本当に「人の縁=つながり」にありがたさと可能性を感じた一年でした。
業態や職業の枠を超えて、時代の転換を察知した人と人がつながり、そうした人が集まることで場が生まれ、新しい認識がそのつながり=紐帯を深める、そうした可能性を確信させていただきました。
★政治、経済の世界では気の重くなる出来事が多いですが、、、社会の深層では確実に、着実に大きな転換が進行しています。
これからはいよいよ「共同体の実現」の時代へ!
共同体企業ネットワークが新しい社会を作る時代へ!
来年以降も着実に前進して参ります。
★最後に、社会事業を支えてくださる皆様に重ねて感謝申し上げます。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。
- posted by iwaiy at : 0:00 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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