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2016年03月16日

リーダーに向いているのは 誰かに好かれる人より 嫌われない人

人から“好かれる”ことはとても大切なことです。しかし仕事上では、好かれるより“嫌われない”事の方がより重要なのです。それがダイヤモンドオンライン「最高のリーダーは何もしない」(藤沢久美著)に展開されていましたので、一部引用して紹介します。藤沢久美氏は、シンクタンク・ソフィアバンク代表でキャスターでもあり、国内外のリーダーとの交流や対談の機会も多い方です。
その経験から、組織がリーダーに求めるのは、好き、嫌い、という感情面ではなく、それを超えた信頼、信用という視点であり、同時にそれは仕事相手が求めるパートナーとしての資質ということを語っています。

少し意外な印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の高度経済成長の象徴的存在とも言える総理大臣・田中角榮氏は、ある意味、ビジョナリーな存在でした。「日本列島改造論」というビジョンで、日本国民をワクワクさせたリーダーです。

田中元総理のリーダーとしての考え方をよく表した言葉を、ある人から教えていただきました。それは「広大な中間地帯をつくれ」という言葉です。
政治家たるもの、自分を好いてくれる人と嫌う人、どちらか一方が増えすぎても、掲げたビジョンを実現することはできない。熱烈な支持者がいる政治家には、同じくらいたくさんの反対派が生まれるし、熱烈な支持者はいきなり苛烈な批判者に反転する可能性がある。だからこそ、好きでも嫌いでもない『中間層』をどれだけつくるかが大切だ」というのが、この言葉の意味です。

これは企業でリーダーを務める人にとっても、参考になる考え方だと思います。とくに大企業では、「社内のある集団からは好かれ、他の集団からは嫌われている」といった人がリーダーになると、それは派閥に発展し、組織風土の悪化にもつながります。 (「最高のリーダーは何もしない」より)

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田中角栄氏と言えば、豊富で明晰な知識量と、やると決めたら徹底的に実行する腕力から「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれていて、豪放磊落なイメージでしたので、どんどんファンを拡大していく路線だったと思っていたので、彼のこの言葉は意外でした。

2015年のダボス会議での一幕ですが、夜のパーティの際に、三井物産の社長だった飯島彰己さんのまわりに、大勢の人だかりができていました。ちょうど、飯島さんの「社長退任」と「役員序列32人抜きの同社最年少社長の就任」が発表された日の直後だったのです。
「どうやって次期社長を決めたんですか?」 集まった人たちからそんな質問が出ると、「人望ですよ」と飯島さんが答えていらしたのが印象的でした。

また、日本を代表する経営者の1人である三菱商事の小島順彦会長が、かつて同社社長に就任した際にも、前社長がメディア上で「彼(小島さん)を悪く言う人はいないから」とコメントされていたのを覚えています。

「世界中のあらゆる分野でリスクをとる大手商社のトップ」と聞くと、「カリスマ的で大胆なリスクテイカー」をイメージしてしまいがちですが、どうやら違うようです。さまざまな国のさまざまな分野に関わるプロが集まる多様な組織だからこそ、人望が厚い、つまり、敵をつくらない人がリーダーになる。大きな仕事をするリーダーほど、じつは「嫌われない人」なのです。

私自身、7年にわたりダボス会議に関わるなかで、何度も小島会長とご一緒する機会を得ましたが、人に分け隔てなく処される小島会長の姿には、これまで大いに感銘を受けてきました。ヤング・グローバル・リーダー関連の記者会見にも同席くださったり、親子ほど年齢の離れた私たちにアドバイスをくださったりと、たくさんお力添えをいただいています。
そして何より、小島会長が三菱商事の話をされるご様子が、最も印象に残っています。ビジネスのことを語りながらも、そこからは、事業や社員に対する愛情が溢れ出ているからです。

飯島さんと小島さんという、2人の大手商社トップを通じて私が学んだのは、本当に大きな仕事を成し遂げるリーダーは敵をつくらないようにしているし、それ以前に、まわりの人に対する愛情や感謝を忘れないということです(「最高のリーダーは何もしない」より)

物事を実現するためには、熱意や情熱が不可欠です。しかしその感情をそのまま人に向けて、相手を感情だけで捉えてしまうと、どうしても私心や自我が混入して、ついつい相手も否定的に捉えてしまいやすい。「嫌われない」と書くと、ネガティブな印象ですが、「好き」「嫌い」の感情を超えて、「信頼される人」と言い換えるとピッタリきます。共に働く仲間を見るときは、リーダーであれ、部下であれ、孔子の説く「仁」「義」「信」が評価軸として重要になってきます。

 

 

 

 

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