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2017年08月13日

世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる③~熱い想いが実現のエネルギーとなる

ビジネスの世界にいれば「PDCA」という言葉を知らない人はいないでしょう。
でも一応改めてですが、PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)というサイクルを回していくことで、生産管理や品質管理の質を高めていく手法です。確かにやるべきことがはっきりしている仕事の質を上げていくのには効果があるでしょう。でもPDCAサイクルを回していくだけで、イノベーションが生まれるでしょうか。

今回紹介している株式会社リバネス代表取締役CEO 丸 幸弘 は、ここに大きな疑問を感じています。彼は、PDCAでは、今ある仕事を良くする事は出来ても、新しい仕事を作り出すことは難しい、と考えています。

PDCAは、人間をきちっとした枠にはめていこうというイメージがありますが、イノベーションを生み出すには、もっと自由で、フレキシブルな仕組みが必要です。
そこで僕が考え出したのが「Q P M I サイクル」です。リバネスでは、イノベーションを起こすための仕組みとして、このQPMIサイクルを仕事に取り入れています。

「Q」はQuestion(問題)、「P」はPassion(情熱)、「M」はMission(使命)、「I」はInnovation(革新)。4つの頭文字をとったものがQPMIです。(「世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる」より)

これを私の理解で解釈すると

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「 Question 」  : 様々な事象から不整合感を顕在化する
「 Passion  」   : 課題解決に向けて熱い実現の意思を抱く
「 Mission  」   : 課題を使命と捉え、チームで具体的な課題→役割分担を行い取り組む
「 Innovation 」 : チームの推進力により新たな価値の創出を目指す
です。

QPMIサイクルの4要素で1番大切なものはパッション(P)です、イノベーションを起こす為には、そこに関わる人間の熱いパッション不可欠だというのが僕の実感です。

パッションはパーソナルなものですから、「みんなでイノベーションを起こす」ということは、なかなか難しい。一人でパッションをもって、これをやらなきゃいけないと強く思ったところに人が集まってくる。情熱が人を呼び寄せる。

だからいわゆる「モチベーション(≒意欲、動機付け)コントロール」ということにはあまり意味がないと思っています。その社員が何をやりたいか、そしてその熱意の大きさはどれくらいかを見極めること、つまり「パッションコントロール」が最重要事項です。(「世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる」より)

丸CEOによれば、実はクエスチョン(Q)(≒課題の見つけ方)は教えることが出来るそうです。Qが見つけられない社員は往々にして視野が狭くなっていて、今自分が見ているものが全てと思い込んでいるし、自分の興味あるところしか見ようとしていなくなっていることが多い。なので、全くやったことのない仕事や別部署のプロジェクトに参加させると、その社員に新しい視点が生まれ小さな問題意識が集まって、いずれQにつながる、とのことです。一方、パッションは個人的なものなので、ない人間に「パッションを持て」と言ってもそれだけでは無理なのです。

でもその人の中に眠っている潜在的なパッションを刺激して呼び覚ましたり、小さなパッションを育てて大きくすることはできる。

とくに大きな組織では、それぞれの組織固有の決まりごとに嵌め込まれるうちに、パッションを持った人間は潰されてしまいがちです。パッションを持つ人の前に壁を作るのではなく、前へ進めるような道を作ってあげることです。

「お前のやりたいことを突き通せ。その代わり、みんなを巻き込むなら、きちんと責任を取れ。最後までやり通せ。」と背中を押す。次代を作る若者のパッションを大切にして、彼らのパッションをマネジメントしていきたい。

そしてパッションを持った人に対しては、できるだけクオリティの高いクエスチョンを示すことです。上司の役割は、パッションの大きさに相応しいクエスチョンを示すこと。そうすればQPMIサイクルは自然に回っていくはずです。

「アレしちゃダメ」「静かにしなさい」「勉強しなさい」・・・親と学校の強制圧力によって、最近の子供たちは何事にも取り組む意欲を喪ってきているようです。本当は「これは何?」「何でこうなるのだろう?」という追求意欲こそが、新しい創造につながる大きな要素。それは子供だけでなく大人も同じこと。熱い想いは実現のためのエネルギー。それを閉じ込めず解放することが社員にとっても会社にとっての大きなプラスになるのです。

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