2019年12月12日
自己分析は無駄!とにかく対象世界を広げること!
経団連のルールも廃止され、就職活動が本格化してきた。
この記事の読者の学生の中にも、「自己分析」や「自己PRづくり」に一生懸命になっている方もいるだろう。
さらに、この時期になると「自分探しの旅」に出る学生も増える。
「自分はどんな性格なのか」「自分にはどんな仕事が“向いている”のか」。
そんなことを必死にやっている人が目立つが、はっきり言って『無駄』である。
さらに最近は、「自己肯定感」という言葉も不自然なほどに人気だ。
この自己肯定感も、はっきり言ってマイナスだと思う。
自己分析も、自己肯定感の醸成も、とにかく『閉じている』。
ベクトルが自分にしか向いていなく、視野狭窄の状態。
では、どうする?⇒
突破口は、とにかく『対象世界を広げていく』ことだと思う。
そのために、既知の領域から未知の領域へ踏み出していくことだろう。
就職活動の「自分に合う企業」は多くの場合、「自分にできそうな仕事」と言い換えることができるだろう。
つまり、既知の世界で、自分にできる=タスクとしてこなせる程度の課題しかやりたくないということではないか。
それで仕事はできる(課題はこなせる)だろうが、本当にそれでいいのか。活力はどうか。
人類本来の活力源は、“未知への””仲間との”追求を通して得る充足感。(=追求充足)
自己分析なんかで既知領域の中で仕事を探すよりも、
対象世界を広げて、未知領域だけど、ワクワクする方(仲間と追求し続けられる方)に向かうのが間違いない選択。
多くの学生がそれを「怖い」と感じるだろう。それも当然。これまで未知の追求をする機会がなかったからだ。
(追求する機会を奪われてきたといっても過言ではない)
だが今腹を括って、未知の世界へ飛び出せば、一生活力をもって生きていけるだろう。それは断言できる。
一人でも多くの学生が未知の世界へ飛び出していくことを期待している。
- posted by 岩井G at : 20:54 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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