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2020年06月25日

家庭に仕事を持ち込む

「もっと早く帰ってきてよ」。私の知人が家で毎日のように言われる言葉。
「家で仕事の話しないで」。これも、また別の知人が家で言われる言葉。
「お父さんて何の仕事してるの?」。大きくなった子どもが親に言う言葉。

コロナ禍でテレワークが常態化し家での居心地が悪くなった人は、日常的に上述したような言葉が飛び交っていることが多い。
必ずしも全ての場合ではないが、親が子へ勉強の強制圧力をかけているような(結果子ども活力が低下している)家庭も、当てはまる。

なぜか?
構造化するとこうなるのだと思う。

恋愛→核家族→母親の不安増大→安心材料としての子の学歴→勉強の強制圧力→子供の活力▼
=独占欲
  ↓                                    ↓
自分たちだけ →職場で(家庭で)、家庭の(職場の)話はタブー→閉塞空間→大人の活力▼
(全てが個人課題)

ではどうするか?

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ポイントは、生産(仕事)と生活の一体化にある。
本来人間は、仕事も生活一体の“集団“を当たり前に形成していた。
(農村なんかでは、当たり前にみんなで仕事・みんなで子育てをしていた。)
子育てで心配事があってもみんなに開き、みんなの課題として解決していた。
だから不安にはならないし、仕事を通して「本当に必要な力」もわかっているから、勉強の強制圧力もかけない。
それが、サラリーマン家庭・核家族が当たり前になってから崩壊した。

タイトルでは「家庭に仕事を持ち込む」と書いたが、そもそも一体なのだ。

【仕事と生活を一体で、“個人課題“からいかに“集団課題“にできるか】ここが突破口。

かといって、すぐに(物理的に)一体にできるわけでもない。

ではどうするか?
私自身、意識していることがある。(妻とは共働き)
それは、『とにかく家でお互いの仕事の話をすること』『会社のイベントには極力顔を出すこと』
家で互いの仕事の話をすることで、どんな人とどんな課題で充足を得ているのか。どんな壁があるか。壁があるなら一緒にどうする?を考える。=追求する。
※愚痴を言っても意味はない。「充足が伝わること」「どうする?を考えること」がポイント。
イベント等に出ることで、お互いの集団の仲間の顔が分かり、純粋に安心する。
★つまり、常に集団を意識すること・集団の中に入ること。

少しでも多くの人が、「集団」を意識することを願っている。それが日本再生に繋がる。

 

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