2021年05月11日
すべての意欲、活力の源は、本能・共認機能発=右脳にある
人間の脳、右脳と左脳は違った働きを持っているという事はよく聞かれますが、実際、どういう違いがあるのでしょうか?
一般的に右脳は感覚的、直感的、左脳は論理的、観念的と言われます。
しかし、脳の左右分化は、人類と高等なサル、鳥類の一部に見られるだけで、人間以外の動物にはほとんどみられません。
それではなぜ、脳の左右分化が行われたのでしょうか。
左右の脳の機能分化は進化の過程で、限られた脳の容積をいかすために、すでにある能力を右脳に残し、左脳に新しい能力を割り当てるために出来たもののようです。
右脳は胎児期から活動していて、左脳は生まれた時は全くの白紙で、生後に形成されていきます。
以前に赤ちゃんは天才という記事があったと思いますが、赤ちゃんは右脳だけしか使っていないから天才なのです。
考えてみれば、子供の頃は、通る車種をすべて言えたり、国語の教科書を暗唱できたり、とんでもない能力をもっていたと感じます。
すべての意欲、活力の源は、本能・共認機能発=右脳にある。
大人になるにつれて、左脳が発達していくとどうなるのでしょうか。
現代人の頭の中は、左脳で作り上げた親や学校の支配、勉強圧力、暗記脳、支配・順応観念とどんどん自閉の方向で占められていきます。解放している天才とは真逆です。
どうやら、現代人の大人は、完全に右脳が左脳によって封鎖されている状態といえそうです。
●右脳を解放する突破口は?
子供の外遊びが重要であることは、以前の記事でもあげましたが、右脳(本能・共認機能)を解放する他の方法、大人になってもできる方法を探っています。
一つは、体を使うことです。
・本能そのものの運動神経を使う⇒夢中になって外遊び
・皮膚感覚を使う⇒くすぐりっこ、快感に没入
・腹式呼吸を使った瞑想
また、一見、左脳を使っているようですが、頭を使うのも効果的です。⇒常識に囚われること無く、何、なんで?どうする?の徹底した事実追求も、右脳の解放には有効です。
さらに逆転の発想で、右脳の解放を妨げている左脳を使うという考えもあるかもしれません。左脳で一体信仰に収束させて、右脳を引っ張り上げるという方法もありそうです。
まだまだありそうです。見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触るなど5感を刺激していくものが、右脳の解放に効果的のような気がします。探っていきます。
- posted by 岩井G at : 18:22 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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