2021年05月18日
なぜ無意識は相手に影響を与えるのか?
口では勢いのあることを言っているし、本人も決してあきらめているわけではないけれど、
何故かチームに勢いがつかない。
そういう経験のある社会人は多いのではないでしょうか?
他にも、営業段階でちょうど欲しいと思っていた情報が、突然届いたり。
仕事の勝利に繋がる人脈と期せずして出会えたり。(何かを持っている人ってこういう人ですよね)
ふと「会いたいな~」「話したいな~」と思っていた相手から電話がかかってきたり。
無意識はその名のとおり、自ら意識していない部分で、潜在思念なんて言われ方もしています。
普段頭の中で浮かぶ・聞こえる言葉は全て、意識のレベル。表面でしかありません。
その無意識がなぜ、物理的にも繋がっていない他者に伝わるのか。
「表情や身振り・手振りからでは?」という意見も出てきそうですが、
それでは、前段の現象の答えにはならなさそうです。
前段の現象はいずれも「共認機能※」の域。
とすれば、共認機能は距離を超えるのか。。。
無意識が繋がる場がある!?
仮説の域を出ませんが、ヒントになりそうなのは「ゼロポイントフィールド」。
ゼロポイントフィールドは、元々量子力学の言葉ですが、現在も過去も未来も含めてすべての情報が蓄積されている場とされています。
つまり、時間軸や空間・距離の概念がなく、すべてだと。
ゼロポイントフィールドは、フリーエネルギーの追求過程でも着目されています。
二コラ・テスラの開発した世界システムは、このゼロポイントフィールドからエネルギーを取り出して、出力をするというもの。
全てが一つになった場ともいえますが、ある説によると、人の無意識=潜在思念は、ゼロポイントフィールドと本来は繋がっているといいます。
そしてその場を介して、人と人の無意識も繋がるというのです。
更には、人と自然も繋がるというのです。
この仮説を耳にして、私は妙に納得することができました。
時折感じる、目の前にいる誰かとではなく、何かと繋がっている感覚。
逆に、近くに人がいるとしても感じることのある孤独感。
本当のリーダーに感じる、言葉や身振り・手振りを超えた、牽引力。
これが、無意識の位相で場に繋がっているかどうかだとしたら。。。
(ある脳科学者が脳腫瘍で左脳の機能が停止した時、「すべてと一つになっている感覚」「時間という概念がなく、今がすべてという感覚」
があったといいます。ゼロポイントフィールドへの接続は右脳を介して行われているのかもしれません。)
理解する必要があるのは、大小問わず集団を束ねる・牽引する側に立ったら、
自信の無意識がチームにも影響を与えるということ。
一体化が幹になる!
ではどうしたら、この場を介して、かつ無意識のレベルで仲間を引っ張ることができるのか。
ヒントは、「繋がっている」ということにありそうです。
つまり、全てと繋がること。一体化すること。が最初の一歩。
他者を捨象しているようでは、無意識を介して、相手を遠ざけようとしてしまうでしょう。(相手から遠ざかっていく)
集団を束ねる・牽引する立場の人間こそ、周囲の人、更には自然に対してすべてを開いて一体化すること。
それをまずはとことん「意識」すること。
ひたすら・常に意識することで、いずれそれが「無意識」の位相にまで降りていくはずです。
一体化したいというプラスの無意識が相手に伝われば、相手の一体化したい想い発での行動・活力に繋がります。
そうやって、プラスの無意識で繋がった集団ほど強いものはないでしょう。
さて、あなたの無意識は仲間の活力を上げられていますか?
※共認機能 リンク
共認とは、共に認め合うこと。人類の集団や社会は、互いに課題を共認し、評価を共認し、役割や規範を共認することによって統合(=秩序化)されている。
共認機能は、元々は不全から解脱する為に形成された機能で、相手の不全→期待と自分の不全→期待を重ね合わせ同一視することによって安心感や癒やしなどの充足を得る機能(=上記の充足回路)。つまり、相手(=自分)の期待に応えることによって、正確には期待と応合のやり取りによって充足を得る機能である。なお、この共認充足は、サル・人類の最大の充足源・活力源となっている。
- posted by 岩井G at : 21:12 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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