2021年08月03日
現代社会では使いものにならない人たち〜学歴偏重・左脳偏重の大弊害〜
何が起こるかわからない時代。
企業はそういう時代の中で、闘い・生き残っていかなければいけない。
必然的に企業が求める人材というのも、そういう時代の中で闘える・生き残れる人材になります。
就職活動中の学生と面接をするときに、よく聞く質問があります。
「何が起こるかわからない時代で、答えを出すために、生き残るために、何が必要か?」
学生からは例えば「仲間」や「追求心」、「先を読む力」などいろんな言葉が出てきます。
これが正解というものはないのが当たり前の質問ですが、
なかなか言葉が出てこない学生もいます。
なぜだと思いますか?
言葉がでない学生の中には、正解を出そうとしている人もいれば(正解なんてないのに)、
明確な答えがない課題に対してそもそも思考停止している人もいます。
共通するのは意外と「高学歴」の人が多いということ。
そうでなくても、幼少期から「テストの点数」を評価軸として成長してきた人が多い。
大抵は、「親の圧力」によるものです。
社会に出てからの評価はそこではないことを伝えると、涙を流す学生さえいます。
何人かの付き合いのある経営者に聞いてみました。
「社会で活躍できる人材とそうでない人材は何が違うか。」共通して出てきたのは、
「テストで点数をとる力しかない人材は、活躍できない。言われたことしかやらないから。今の時代それでは勝てない」
「必要なのは、“人“に向かうこと。人の気持ちがわかること。自分の頭で考えること。そして、答えがない課題に立ち向かって自ら答えを出していける人」
ある町工場を経営する代表は「学歴?あるだけ邪魔だね」と一蹴。
最近では、「高学歴モンスター」なんて言葉も登場しています。
以下、リンクより引用
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■高学歴モンスターの困った習性とは?
もちろんのこと、高学歴の人間が皆、周りに迷惑をかけているわけではない。しかしながら、高学歴であることで周囲を振り回す人間たちが存在するのはおそらく誰もが承知しているだろう
彼らの共通点は「自覚の欠如」だと著者は言う。それも無自覚型の「ナルシシスト」だそうだ。具体的な特徴は以下の通りだ。
(1)人の反応に気づかない
(2)傲慢で攻撃的
(3)自己陶酔
(4)注目の的でいたい
(5)“送信機”はあるが“受信機”がない
(6)他人の気持ちを傷つけることに鈍感
5番目に挙げた「“送信機”はあるが“受信機”はない」について、著者はこう説明している。
「自分がいかに優秀で、どれだけすごい経歴と実績があるか認めてほしいという承認欲求が強すぎ、発信ばかりしている。だから、相手がそれをどのように受け止めるかに想像力が働かない。いや、そもそも想像してみようとさえしない」
==引用終わり==
要は、自分第一ということでしょう。学歴やテストの点数はどこまで行っても「自分のため」。
その状態では人に向かえないのは、至極当然と思います。
さらに、こんな声も出ています。
以下、リンクより引用
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私、使えない高学歴だ……東大卒女子を襲った「100点病」
「めいこちゃん、悩み続けるくらいなら周りにアドバイスを求めてみたら?」
と助言をくれた先輩に、生意気にも反論する私。
「そんなの無理です! 未完成の仕事にコメントなんてもらえません」
すると、先輩は呆気(あっけ)にとられてこう言ったのです。
「いつでも相談していいんだよ。仕事はテストじゃないんだから」
そこでやっと気付いたのです。私は今まで、ある大きなしくじりを犯していたのだと……!
そう、私は「100点病」でした。
担当した仕事は自分一人で完成させねばならないと思い込み、自分が納得するまで上司や同僚に意見を求められずにいたのが間違いでした。私の企画がうまく通らないのも、仕事が遅いのも、「100点の答えを示さないといけない」という強迫観念が原因だったのです。
==引用終わり===
試験で点を取るような頭の使い方しかできていない。脳の機能でいえば、「左脳(暗記脳)」しか使えていない状態。
テストで点数を取れば評価される。仕事でも100点をとることが評価される。
そういう時代も過去にはあったでしょう。
今は、そしてこれからは、そうではないことは明白。
もはや、学歴偏重・左脳偏重では生きていけないのです。
ドキッとしたあなた、どう変わっていきますか?
- posted by 岩井G at : 20:25 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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