☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2022年01月19日

私たちは生かされているという感覚

大和言葉やインディアンの族長などの精霊信仰が息づく言葉には、大自然や目に見えない力など、あらゆるものに対して、「生かされている」「支えられている」という感謝があふれています。これらの感覚は、現代人の生活の中ではピンとこないのですが、個人的な経験として、太陽にこれまでにないほど感謝をした経験があります。

数年前ですが、11月頃の山に家族でキャンプにでかけました。まだ初心者の域を脱しておらず、少し軽い気持ちでいた事は否めません。

陽が出ているうちは何も問題なかったのですが、陽が落ちてからはどんどん気温が下がっていきました。レンタルしていたのは、夏用のシュラフと薄っぺらの毛布…。とにかく、まだ小さかった子ども2人をシュラフと毛布でぐるぐるに巻いて、それを私と嫁さんで抱っこするという感じでした。

とにかく寒い。寝ようとしても寒さで目が覚める。まだまだ夜は長い。「あー神様…」と本当に祈る気持ちでした。寒さ、眠さとの闘い、幸い子供達はスース―寝てますが、私たちはずっとぶるぶる震えていました。

そんなこんなで必死でもがいていると、あたりがうっすら明るくなってきました。


写真はこちらからお借りしました。

「朝だ!」「太陽だ!」

じょじょに気温も和らいできて、「助かったー!」と心底思いました。その時の太陽に対する感謝といったら、半端ないです。死にそうな状況から救ってくれた太陽。昨日と同じ太陽なのに、その太陽を捉えるこちらの心のあり様がまったく違うのでした。

極限時代の人類、今回の話とは比べ物になりませんが、やはり、寒くて暗い夜が明けるたびに、生かされている事に対する感謝であふれていたと思うのです。

 

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: