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2022年06月09日

【実現塾】4/9~ 人類の起源② 「人類はどんなサルから進化したか」~逆境こそ進化の源泉~

前回実現塾は、「人類とは何?」を教科書で言われていることが本当に正しいのか、違うとしたらどんな可能性が考えられるのかを追求していき、教科書とは異なる進化の仕方をしてきたのではないかということを追求していきました。
今回は更に、人類の進化を追っていくため、サルからどういう進化の経路をたどってきたのか、進化系統樹から追求していきます。

◇人類は地上に、進出したのか?降りたのか?

前回までの追求から、人類は樹上という楽園から地上に降りざるを得なかったのではないかという仮説になりました。それは、樹上が楽園であり、地上に行くメリットがないからです。

降りざるを得なかった理由は、
・山火事説
・気候変動説
・餌がなくなった説
・種間闘争説
・樹上機能を失った(足の指が先祖返り)説

が仮説として立てられました。

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○山火事説
⇒逃げるか、死ぬかの2択。別の森へ逃げれても、最後は縄張り争い→種間闘争
○気候変動説
⇒森林後退はじわじわ起こる。サルもじわじわ移動。移動した先でもともと住んでいたサルと種間闘争
○餌がなくなった説
⇒餌がなくなれば、餌の取り合いになる→種間闘争に。(負けたら今まで食べた事のないものを食べる必要に)
○種間闘争説
⇒ヒヒやニホンザルのようにほぼ地上適応しているサルも、もともとは種間闘争に負け追い出されたサル

しかし、そういうサルも時には樹に上り、半地上・半樹上生活を行なっている
大量の餌と、絶大な防御力は樹上でこそ!

☆にも関わらず、人類が足の指で木が掴めなくなっているのは、種間闘争だけでは説明がつかない
☆人類は地上に降りたのではなく、樹上機能を失って地上に降りざるを得なかったサル

◇なぜ樹上機能を失ったのか

それは、先祖返りという突然変異によるもの

☆なぜ先祖返りは起こるのか
⇒ヒトは受精から体内で進化の過程を再現しながら成長(単細胞→魚類→両生類→哺乳類と辿っていく)。
その中の成長過程が途中で止まったまま生まれてくるのが先祖返り。

実際に、人間も人口の3%は多乳頭症、0.1%で六本指や水かきをもって生まれてきている。

サルの前の哺乳類は、足の指が並行に生えている
⇒サル時代に、以前の哺乳類時代の再現が止まったまま生まれてきたのが最初の人類

◇逆境こそ進化の源泉

全球凍結など、外圧の変化からの逆境が進化の源泉。「生きとし生けるものは全て外圧適応態」
→☆人類は外圧の変化がないまま、機能欠損によって大逆境に追い込まれたのが、大きな違い
⇒☆世間は、人類は地上に進出「できて」進化したと思われているが、樹上という最大の武器を「失って」大逆境の中で、適応するしかなかった存在である

 

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