2022年06月11日
【実現塾】4/9~ 人類の起源② 「人類はどんなサルから進化したか」
今回の実現塾は、人類の進化の過程を紐解いていく中で、どんなサルから進化してきたのかを世間で言われていることから追求していきました。
更に、異なる進化系統樹(仮説)からどの進化系統樹が最もらしいのか、それとも新たな視点があるのか、追求していきます。
◇「■テナガ~人類までの進化系統樹(図)」を見て、どの説が可能性が高いのか追求
【A説】
・A説はチンパンジーから進化したという仮説(世間一般に言われているもの)
→骨格から考えて、地上に降りて栄養不足になっているのに身長が伸びることは考えづらい
また、チンパンジーは地上に降りてナックルウォークしている
⇒人になることは考えにくい
一方で、オランウータンは、人との類似点が28か所もある
→白目がある。口と鼻の間に穴がある(子音が出せる)。発情期がない。
⇒チンパンジーはヒトとの類似点が2か所
☆チンパンジーが人類の祖先とは考えづらい
【B説】
・B説はオランウータンから枝分かれして進化した説
あらゆる生命は環境=外圧によって進化してきた外圧適応態である
→共通祖先からDNAの発現が起き新種へと進化していく
新種が旧種より劣勢であれば⇒新種は滅ぶ / 新種が旧種より優勢であれば⇒新種が生き残る
新種が生き残る場合、旧種は別の種へと進化を続けるか、滅んでいく。
⇒このように、基本的には、進化の元である旧種がそのまま生き残っていることはあり得ない
☆現生オランウータンから進化したとすれば、オランウータンが現在も生き残り続けていることはない
【C説】
・C説は原オランウータンというオランウータンと人の共通祖先から進化してきたという説
オランウータンの共通祖先から進化の枝分かれの先の最先端の適応態がオランウータンと人類
→進化は消して直線的ではなく、すべてが可能性探索の果ての枝分かれ
⇒☆人類はオランウータンとの共通祖先から進化したと考えられる
以上から、☆【C説】が最も可能性があるといえる
<参考>
進化とは?~進化は直線的な線形過程ではない
◇原オランウータンってどんなサル?
オランウータンと人類の共通した特徴を持っていたと考えられる
⇒原オランウータンと大型テナガザルはユーラシア大陸に分布していた、適応力の高い種だったと考えられる
◇足の指が先祖返りしたサルはどんな外圧に直面したか
生まれた時から足は木の枝を掴めなくなっている
→母親にしがみついていられるのも体が大きくなることを考えて、せいぜい7~9年
・地上に降りた時の外圧は?
1.外敵圧力
樹上の安全性がなくなり、肉食獣の縄張りに落ちた人類
→外敵から逃れるために、まずは身を隠した(洞窟の壁画など、洞窟に隠れ住んでいたと考えられる)
⇒東南アジアはサンゴ礁が多く、火山活動が活発であり、洞窟ができやすい
☆人類になりやすかったのはアジアだった
2.飢えの圧力
洞窟に住んでいたのなら、餌も何もない状況
⇒非果実期に補えないエネルギーは同類との一体充足で補っていたが、同類がいないのでできない
3.孤独感
確率的に同時に複数匹が落ちたとは考えにくい
→種は一匹では残せない。でも種は存続。どうやって生き延びた?
⇒落ちたのがメスでないと、種は残せていけない
☆メスがどうやってオスをひきつけたのかは今後の追求ポイント
2回にわたって人類の進化を追求してきましたが、地上に落ちた後、隠れ住んだ後のことはまだまだ解明できていません。次回は、「人類はどうやって生き延びたのか」追求していきたいと思います。
- posted by ruiblog at : 22:07 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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