2022年10月13日
企業主体の「共創空間」続々。共創によって新たな価値創造へ。
いまや共創の時代。
先端の企業群ほど次代を先読み、自前ではどうにもならないという危機察知から、自社の人材・蓄積技術・設備投資だけで考え抜くことを止め、企業の枠を超えた社内外の『共創』に舵を切っている。
この5年でも、企業主体の共創空間が様々に生まれている。
そんな企業の事例を紹介します。
●AGC 協創空間AO(アオ/AGC OPEN SQUARE)
社内外の多様な思考や技術がシームレスにつながり、対話し、共に考え、共につくる。目指すのは、そんな自由で“ひらかれた空間”です。常に変化し続ける時代のなかで、AGCが培ってきた素材への知見、技術、ノウハウを“開く”ことで、未来を“拓く”イノベーションを。
→AGC×乃村工藝社
→AGC×JAID
→AGC×ブラインドサッカー協会
→AGC×アーティスト 井村一登
●味の素 CIC(CLIENT INNOVATION CENTER)
一人で悩んでいても、答えが見つからないことがある。答えが解っていても、つくりだせないことがある。
私たちの強みは、アミノ酸をコアとして食品から電子材料まで幅広い味の素グループの事業を支える“先端バイオ・ファイン技術”と”おいしさ設計技術”。その可能性はきっと無限大。オープン&リンクイノベーション。
”新しい価値”を生み出す新しい関係。私たちと一緒に始めませんか。
→味の素×ガーナ大学×INF(米国NPO)「ガーナ栄養改善プロジェクト」
●島津製作所 みらい共創ラボ
先端分析、革新バイオ、脳五感、AI(人工知能)などの研究領域の開発を推進し、オープンイノベーションによる新しい価値の創造と社会課題の解決を目指す共創空間です。研究者同士が共鳴することで生まれる発想の種を育て、ともにみらいへの願いを形にしましょう。
●近鉄グループ 地域との共創
地元と連携して観光資源の掘り起し、近鉄沿線の生産者・加工者などと連携して地域の特色を備えた独創的な地域商品ブランドの開発など、「共創型マルチディベロッパーへの変革」という経営コンセプトの実現に舵を切っている。
●フクシマガリレイ MILAB(ミラボ)
異業種企業や大学、研究機関、起業家など が集まり、世の中にない技術やアイデアを生み出していきます。これまでにない”つながり”で新しい価値が生まれる場所へ。
いかがでしたか。こちらの記事も参考になりますので是非どうぞ。
共創の時代(なぜ共創なのか、本質は何か)(るいネット)
- posted by nozaki at : 16:21 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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