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2009年12月19日

企業が取り組む社会事業シリーズ6~新しい組織と体制が必要~

当シリーズのこれまでの記事で、以下のことがわかってきました。
1★ みんな、社会の役に立つ活動を『事業化』したい!

2★ 固定観念発の事業化は、市場原理に絡め取られる

3★ 社会事業に必要なのは、次代を読むための構造認識

4★ 企業には物的供給⇒類的(認識)供給が期待されている

5★ 認識供給の場作り⇒新しい社会的役割≒仕事がいっぱい生まれる

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とちぎ社会事業家フォーラム’09の様子(とちぎユースサポーターズネットワークさんよりお借りしました。)

「認識供給の場⇒新しい社会事業を創り出していくためには、どんな組織体制や仕組を作っていけばよいか?」シリーズ後半では、そのための運動論+組織論~実現方針について、考えて行きたいと思います。

ポチッとしてから本題へどうぞ!

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今回は、そのヒントになりそうな投稿をるいネットから紹介します。

『世直し実現のために、統業と現業より抜粋

自分のいる集団がどうしようもない私権企業だから飛び出すという前に、その古い企業を内部から共認原理に基づく新企業に転換できたときに、自らが現実社会の当事者となるでしょう。

◆統業と現業ってなんだろう?気になりますね。
◆共認原理に基づく新企業って=共同体のことでしょうか?

『“専業”の中に残る“しがらみ”という現実』より抜粋

なんで屋露店が「みんなの共認形成の場」から「国家を超えた社会統合機構」への最前線としてあるが、それはあくまで“副業”であって、その当事者は当然“専業”の生産課題を抱えている“副業”であるなんで屋露店では、“しがらみ”から開放され、自然と人々の意識も開かれる場である、一方、“専業”は色々な旧観念や旧制度の“しがらみ”がまだまだ色濃く残っていて、油断すればすぐにそれらの価値観念に絡め取られてしまうという状況がまだまだ続くであろう。無難思考はそういう状況に蔓延するインフルエンザのようなものだ。
“専業”の中に残る“しがらみ”という現実も、現実には変わりない。むしろその現実をいち早く突破しなければ、“副業”への意識も鈍る。

◆たしかに“副業”のほうが意識が開かれますね。

『企業は「利益を生む」から、「新しい役割を創り出す」が使命』より抜粋

企業は常に事業を起し社を統合し、社員の新たな活力を引き出すことが使命である。
「利益を生み出す経営の力」以上に、「社員の新しい役割を創り出す組織」へと脱皮を急がねばならない。
パラダイムが転換する今、「人や環境に優しい」等のマガイモノの社会貢献ではなく、「世直し」を企業の新しい統合の目標にして、高度成長期を凌駕する活力を産み出すことが出来るのではないか。

◆企業を営利集団じゃなくするにはどうする?
◆世直しが企業の統合目標ってどういうこと?

『世直しは、身近な実践課題』より抜粋

いまだに旧態依然とした私権統合企業であろうとも、社会を対象に生産活動を行っているのは紛れもない事実だ。その社会(=現実)は、「みんなの思い」によって成り立っている
序列意識から解き放たれた自在な意識は、もはや私権追求では活力を得られず、潜在的には「みんな」を射程に入れて(=羅針盤にして)みんなの希求するもの(=本源的なるもの)を探索している。
だからこそ、社会の原基構造を学び、統合(=可能性収束)原理に則った運営をすれば、単位集団の組織化であれ、生産目標の設定であれ、先行きが見えてくるはず。
ともすれば、シガラミのない「露店・なんで屋」での「気付き・新たな認識の獲得」と、専業場面での「私権課題」に我が身を引き裂かれるのではないかという杞憂も、現実直視の認識であればこそ、突破力の効用を実感できるはず。
なにしろ、「みんなの思い」を知る事こそが根源的なニーズに応えることに他ならないからだ。
それを実現するために、組織・体制が侭ならないなら組み替えたらいい
統合を前提にした新たな役割の創出が活力を生み、前進力になるはず
冒頭の2投稿をあわせ読むことで、「世直し」とは、新たな仕事を創出すること」ということが、具体的にイメージできるし、統業(=社会統合を担う仕事)と専業(=自分の仕事)を同時に担うことが、スパイラルに上昇していく鍵になると確信できる。世直しとは、身近な実践課題でもあるのだ、と思う。

◆組織・体制はどのように組み替えたらいいのか?
◆統業と専業を同時に担うって、なんとなくイメージできるけどどういうこと?

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類グループHPよりお借りしました。)

どうですか?企業や素人が社会の役に立つ(役割や事業に取り組む)ためにはどういう体制にすればいいか? 少し実現可能性が見えてきましたか?
次回以降で、これらのヒントを元に「社会事業の仕組み」を考えていきたいと思います。お楽しみに♪

 

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