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2010年05月06日

「いい男への道 -みんなが期待してくれる場に感謝-」

建築設計部、社会人4年目よしたつです 😀
『いい男への道』・『いい女への道』もだいぶ定着してきて、おまけに中身も濃いものばかりで本当にいいですね。しかも、どの記事を読んでも、新鮮な現場の情報がたくさん!!みんなに役に立ちそうな内容ばかりなのは、ちょっと自慢です 😉 !そんなわけで、今回、私もできるだけ新鮮で活きの良い情報を御提供したいと思います。

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つい最近のことなのですが、今取り組んでいる物件で先輩からとっても嬉しい評価を頂きました!!

『正直、一人でここまで意匠関係をまとめ上げることができるなんて思わなかったけど、それをよしたつは、一人でやり遂げた。これはすごい!!あいつ、成長したなぁ~』

そこに至るまでの出来事を今回は書いていこうと思います。その前に、まず私の働いている仕事場の状況から押さえることにしましょう。そうでないと少しイメージしづらいかもしれません。
私が所属している意匠設計部内装系の部門は、1物件にCAP1人に対して規模に応じてStaff1人~2人体制が基本になっています。
内装系のCAPの役割とは、まさに統合役(まとめ役)です。物件の竣工に向けたマスターSKに合わせて、意匠・構造・設備の動きを把握し、優先順位、SK調整、図面構成までを総合的に決定していきます。また状況や与件は日々刻一刻と変化するので、その中身も常に流動的に変化し、それを適宜調整し実現のためのストーリーを作成していきます
そして、Staffの役割とは、CAPの想定したSKの意図を各房の動きと合わせて汲み取りながら、図面化するだけでなく、課題やより良くなる為の改善点の抽出、日々SK通りにいけているかどうかの状況の発信を行ないます。さらに、ぐるぐる各房を歩き廻り、全体の進捗度合などの状況把握をしていくなど、CAPと共に統合役に徹する大事な役割です。
そういう意味でも、Staffの動き如何で、その物件の統合度も大きく変わるだけでなく、CAPに掛かる負担も大きく変化するのです。4年目になって、意匠系Staffにはフットワークの軽さが求められることを再認識していますリンク)。
そんな中、物件規模も大きくないということで、CAPなしのDir直で仕事をやらせて頂く機会を得たというのが今回の『いい男への道』の書くネタの発端です。つまり、CAPなしの、ひとり立ちした形で物件を運営することになったわけです。
ではでは、ここから本題の方へと入っていく事にしましょう。
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CAPなしの、ひとり立ちした形で物件を運営すると聞かされたとき、初めは、少し戸惑いを感じる気持ちもありました。でも、みんなからの温かい期待を実感できたのと、例えつまずいても方針を出せる構造認識を学んできていたから、どうやって実現イメージを組み立てれば良いかが描ける気がしたのです。そして、何よりも心強かったのは状況を共有し答えを出せる仲間が周りにたくさんいるという絶大な安心感が大きかったから、『やってみたい』と云う気持ちにすぐに切り替わりました。おそらく、去年までの自分だったら、そうはいかなかった気がします。
結果、状況認識が甘くて途中つまずくこともありましたが、すぐさま状況把握→実現方針を組み直すことができ、忙しいながらも最後まで活力を持って乗り切ることができました。そして、そこで学んだことが本当に沢山あったんです。
中でも一番強く感じたことが、『今まで、どれだけCAPのお膳立てに甘えていたのか』という思いでした。SK管理や品質管理、Staffの力量や成長期待を込めた課題の提示など、今まで当たり前にCAPが準備してくれていたものが、Staffに対する期待や想いがたくさん込められていたということに気付けた気がしました。SKをひとつたてるにしても、どの程度の時間でどの程度の精度の図面にするかが想定されて始めて組みあがることを知り、こうやって今までCAPはstaffや他房に想いを馳せてSKを具体化ていたんだと実感できたのです。これを実感した瞬間、今までのCAPへの同化不足を恥じたのと同時に、じわじわと感謝の気持ちが自然と湧いてきました。だから、今感じるのは、至極当たり前だけど、もっとCAPに、その先にいるDirに、そしてお施主さんにより深く同化してより充足に繋がる仕事をしたいという想いです。
更に、もうひとつ強く感じた事に、『実現する感覚ってすごく充足する!!』ということです。これもおそらく同化不足が原因だったから今まで不十分だったのだと思いますが、実際に施工するイメージ(工事方法・施工期間・要求グレード)を描いて図面化することや、工事に必要な情報と伝えるために必要な表現方法など。これらはCAPから、口を酸っぱくして言われていた当たり前なことだけれども、実感するレベル=とことん同化し肉体化する域には全然達していなかったことを知れました。この当たり前のことができさえすれば、より求められる実現イメージを固定化でき、その先の充足イメージをも鮮明にできる。だからこそ、活力に繋げられるのだと実感できました。

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他にも気付きはありますが、ここ最近の仕事上の大きな気付きはこれらの2つが大きいです!どちらも同化の精度を高めることの重要性と、当たり前ができていなかった自分に気付けた良いきっかけになりました。『いい男』へ近づく為にみんなが期待してくれる場があるって本当にありがたいことです

 

コメント

うーん、自分より上の世代の方の意識がそうなっているとは・・・ちょっとショックです。
でも、思えばそれぞれの立場で悩みはあるんでしょうね。それを理解した上で、「一緒に闘っていくにはどうする?」を考えていかないと、と思います。
その意味で、『いくつになっても転換できる』ことを証明している人の話とか聞いてみたいですね。「どう変わった?」「きっかけは?」のような感じで。
この「いい男シリーズ」にそういう記事が入っても良いかなぁと思いました。

  • YK
  • 2010年8月30日 19:30

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