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2011年01月19日

【元気な会社】シリーズ 小ざさ 一坪ニ品で年商三億円の和菓子やさん☆

こんにちは。はるっこです
今日は、と~っても美味しい羊羹と最中を売っている和菓子屋さん、「小ざさ」さん(HP)をご紹介します
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0.プロローグ
1.板室温泉大黒屋
2.あらき
3.辻谷工業
4.キシ・エンジニアリング
番外編・元気な会社は日々のやり取りも素敵☆+゜
5.未来工業株式会社
6.小ざさ ←今回はここです
7.伊那食品工業株式会社
8.ハッピーおがわ
9.医療法人鉄蕉会亀田総合病院
10.沖縄教育出版
11.まとめ

小ざささんの店舗の広さは畳二畳、たった一坪しかありません。
しかも、商品は「ようかん」と「もなか」の二品のみ。
なのになんと年商三億円以上という驚異の業績を上げているのです!
一般の菓子製造小売業の年間坪当たり販売額が約231万円(2007年)ですので、
それを遥かに上回る売上です。
さらに店頭でしか販売していないようかんを買うために、なんと40年以上も早朝(というより深夜)から行列ができるそうです
こんなにすごい実績を上げている「小ざさ」の成功の秘訣を、
共同体ブログの切り口で分析してみました
続きの前に・・・
↓ ↓
いつもありがとうございます :D

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小ざさの創業は1951年、戦前に菓子屋を営んでいた現社長のお父さん・伊神照男さんが立ち上げ、1954年には現在の場所(吉祥寺)に店を移しました。
お父さんが研究を重ねた末に生み出したようかんの味の評判は、次第に口コミで広がり、1969年頃には行列ができ始めたそうです。
小ざさを現在経営しているのは、稲垣篤子さん。
稲垣さんはお父さんのもとでお菓子作りの修行をしましたが、それは本物の味を作るための、父と娘の長く厳しい修行でした。
★小ざさの味を引き継ぐ、究極の同化教育
高校のときから売り子としてお店で働いていた稲垣さん。
30歳のときに結婚しましたが、「小ざさの味を受け継いでいってほしい」というご主人の強い後押しでお菓子作りを学び始めました。

『ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社』(p33)より抜粋引用
修行はまさに“戦い”でした。
早朝から炭を起こし始め、ようかんを毎日作ります。
仕事を終えたあと、稲垣さんは自分の手で作ったようかんを、お父さんに食べてもらいます。
しかし、ほとんどが「ダメだ」というひと言だったり、苦虫を噛み潰したような顔で、一生懸命作ったようかんを黙って語彙箱に捨てられてしまう毎日でした。
稲垣さんはそれでもめげずに「明日こそは」と究極の味を追求し続けました。
稲垣さんは当時のことをこう言います。
「ただ毎日、ひと釜、ひと釜、私が作ったようかんを父と差し向かいで食べる。毎日食べていると、その日その日の味の微妙な違い、その違いの原因がどこにあるのかが分かってくるんです。火加減だとか、小豆の洗い方だとか」
「父が多くを語らなかったのは、私に自分で考えさせるためだったのだと思います」
そんなあるとき、「風が見えはじめ」「澄んだ炭の炎の力強さを感じ」「小豆の紫の一瞬の輝きの声が聞こえた」と稲垣さんはいいます。
そしてお父さんが稲垣さんの味を認めてくれたのは、亡くなるその前日のことでした。何も言わず、ただ「うん……」と頷いてくれたのです。その日、『これからはもう、おまえのいいようにやれ』という言葉を残してお父さんは息を引き取られました。
このとき、稲垣さんはちょうど六〇歳の還暦でした。修行を始めてから、じつに三〇年の時が流れていました。
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こうして、言葉は少ないながらもただ毎日毎日一緒にようかんを食べ、評価をし、一緒に店を営んでいく。その中で稲垣さんは、お父さんのお菓子作りに対する姿勢からお客様に対する姿勢、ありとあらゆる物事に対する姿勢を学んでいったのです。
それは、生き様を見て、そのまま真似をすることで生き様を学んでいく、まさに究極の同化教育だと言えます。
★お客様からの期待に応えるためにあらゆる努力をしている
小ざさには、変えないものと変えていくものがあります。
絶対に変えないものは伝統の「味」です。
「味を変えない」と一口に言いますが、それはとても大変なことだそうです。
作柄や季節、時代や社会状況によってもお菓子作りのための要素はたくさん変化しますが、その中で一定の味を出すためには、その環境に合わせて柔軟にやり方を変えていく大変な努力が必要です。
また、それを受け継いでいくためには上記の稲垣さんの修行にもあったように、社員の指導も多くの工夫を凝らされているそうです。
老舗企業でも、この不況下で傾いていく企業と成果を上げている企業がありますが、傾いてしまう企業は、伝統=今までのやり方や内部の体制にとらわれ、結果的にお客様の期待からズレたものを売り出してしまっています。
逆に、成果を上げている企業は、常に外=お客様からの期待を見ているので、その期待に応えるためにあらゆる努力をし、伝統=お客様の期待するものを守り続けています。
小ざさはまさに、このお客様の期待=“小ざさの伝統の味”を守るために、お菓子の作り方から販売の仕方、社員教育まで、あらゆる努力を惜しまないのです。(参考ブログ:働く組織 吉祥寺「小ざさ」伝統と人づくり
このように、お客様からの期待に応えるためにあらゆる努力をしているからこそ、そこから期待に応える喜び=充足を得ることができるのです
徹頭徹尾、“お客様の期待=社会での役割”を全うするために経営しているからこそ、群を抜いた成果を上げることができているんですね :D

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