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2012年09月20日

『社会人の知恵袋』シリーズ5~入社してから一ヶ月間~

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みなさん、こんにちは 😛
『社会人の知恵袋』シリーズ5回目です
『社会人の知恵袋』シリーズでは、ぶつかりがちな壁を年代別に取り上げ、それに対する突破口や先輩たちの実体験(成功体験)を紹介していきます
少しでもみなさんのヒントになれば嬉しいです
さて、5回目の今日は、いよいよ入社1年目 、そしてその中でも、入社してから一ヶ月間の時期に焦点を当ててみたいと思います
なぜなら、期待に胸を膨らませて入ってきた学生たちの多くが、まず最初に、仕事の中身や内容以前に、「現実の圧力の中で課題(仕事)を担うとはどういうことか」「現実の圧力を突破するための課題(仕事)の進め方とはどういうものか」というところで大きな壁にぶつかるからです 😥 🙄
若者が真面目になってくればくるほど、社会(現実世界)とのギャップが大きくなってくるという皮肉な構造なので、社会人1年目の方はもちろん、若者の気持ちや言動が理解できない先輩たちも、必見です 😉

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学生時代と社会人のギャップ、それは、試験と現実課題のギャップともいえます
「試験と仕事は違うんだ 」というのはよく聞きますよね
では、それが分かっていないと、どんな壁 として登場してくるんでしょうか

パターン1:「教えてもらっていないから出来ません!」
学生時代、課題は、先生から指示されていました。
テストも、教えてもらっていない範囲からは出てきませんでした。

だから、社会人になっても無意識にそれが当たり前だと思っていると、
「教えてもらってないから分かりません」
「それは聞いてません」
というような言葉が平気で出てきてしまいます
それでは、周りに悪印象を与えるだけではなく、自分自身、会社の仲間や職場を肯定的に見ることが出来ず、充足も成長もできなくなってしまうんです
だからみなさん、
「仕事とは、与えてもらうものではなく、掴みにいくもの」
「仕事では、自分が分からないところは、自分で聞きにいくもの」

と認識転換しましょう

『「与えてもらうのが当たり前でない」と気づいたとき』
学生時代は、与えてもらうのが当たり前。
でも、それが当たり前ではないことに気づけたら・・・
●Nちゃん(保育士)
社会は、任せてもらうのもあるけど、自分から見つけていくことがすごく大事。
先読みして相手の期待に応えることも。
先読みをして、相手の人の期待に応える気持ちよさを知った。
●Yちゃん(営業)
学生のときは、勉強なりバイトなり、指示を出してくれる人が、出来るように一から十まで教えてくれて(お膳立てしてくれて)、その通りにやれば出来たからなんとなくやってこれた。
でも社会人として仕事を始めると、自分ひとりでは答えを出せないことの方が多いことに気づいた。
そして、これまではみんなが助けてくれてたんだな、ということにも。

●Mちゃん(SE)
課題って与えられるものとしか思ってなくて、やらされてる感が強かった。
それを上司に言ったときに、「どんな仕事でも、背後にはみんなの期待があるんだよ」って言われた。

そのときから、その課題はどこから出てきたのか、課題の背後を自分から掴んでいこうと意識した。
そうすると、「こうやったらもっと喜んでくれる」「これだったらみんなの期待に応えられる」って分かって、楽しくなった。


パターン2:「一人で出来るようにならないとダメだ!」
学生時代、テストは、個人課題でした。
自分1人の能力を測るもので、人に聞くのは禁止でした。

だから、社会人になっても無意識にそれが当たり前だと思っていると、
「1人で出来なかったら、出来たとはいえない」
「質問するなんて、申し訳ない」
と1人で抱え込んでしまいがち
それでは、必要のないことで落ち込んだり、必要以上に気を使ったり、必要なことが聞けなくなったりしてしまいます
だからみなさん、
「仕事とは、多くの人の力を借りなければ出来ないもの」
「仕事では、出来るだけ早く周りに聞いた方が、成果が高くなるもの」

と意識しましょう

『「仕事力」とは、「借りる力」(委ね力)』
1. できない仕事は、「借りる力」で解決せよ!
学校のテストだったら、人の力を借りると「カンニング」になってしまいます。しかし、仕事だったらどうでしょうか。上司に赤ペンを入れてもらって直した提案書を持って行って、怒るお客様はいるでしょうか?
そう気がついてから、仕事のスタイルが随分と変わりました。
皆に助けてもらえるのも、実力のうち。
そのためには、日ごろから彼らを目いっぱい助けてあげるべきだし、良好な人間関係を作れるよう、色々な配慮はすべき。
どれだけ優秀でも、一人でできることは限られている。だとすれば、どれだけ多く、助けてくれる人を社内外に持つかが、社会人としての実力になるわけです。
・仕事は一人でするものではない。
・多くの人の力を借りることができれば、大きいことができる。
・「仕事力」とは、「借りる力」と同義と言っても、過言ではない

社内外の上司・先輩・同僚・友人たちの力をめいっぱい借りて、大きな仕事をするようにしましょう

『ミスを防ぐために、自覚が第一歩』
日頃アルバイト作業をしていると、いくつか分からない事が出てきますが、いつも質問するタイミングに悩んでいました。
分からない時に聞きたいけれど、社員さんも忙しそう・・・。
→何度も質問するのも要領が悪い?
→ある程度完成してから見せよう
と考えがちでした。
でも、それでは
・求められていたものと違う成果品をつくってしまう可能性がある!
・ズレに気づかずに取り組み続けてしまう可能性がある!
と、いったように課題共認の不十分さがどんどん穴を大きくしてしまうことがあります。
そのため、課題について十分理解できていない状況や取り組み始めは、わからなくて当然です。変に自力でやろうとせず、わからないことは素直にすぐ聞く事が重要だとわかりました。
そうすれば自分が理解できるだけでなく、相手も課題・仕事の進捗状況を伝えられるので、ミスやズレのない成果品に近づく事ができるんですね。
・できていないことを自覚する→無能の自覚
・わからないことはできるだけ早めに質問する→判断・反応のスピード
ことが、ミスを防ぐことの第一歩
なんですね。


パターン3:「最初に言ってたことと違うやん!」
学生時代、カリキュラムや期限は、決まっていました。
バイトでも、任されるのは定型課題がほとんどでした。

だから、社会人になっても無意識にそれが当たり前だと思っていると、
「最初に言ってた方針(指示)と違う」
「変更なんて、今までやったことが無駄になる」
といった気持ちが湧いてきてしまいます
それでは、方針が変更になるたびに不満をもったりガッカリしたりして、活力はどんどんなくなるし、柔軟に最善方針に同化できずに成果が出せません
だからみなさん、
「仕事とは、状況(情報)が変化するたびに、常に方針を塗り替えてゆくもの」
「仕事とは、課題を進める中で、新たな与件や問題点が浮かび上がってくるもの」

と心得ましょう

『相手に喜んでもらうために☆ ~どんなときも柔軟に♪~』
状況が変わり,方針が変わった時の反応としてよくある反応は
「なんで変わったのかというよりも
今まで自分がやってきたことが無駄になる」
ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン!
というマイナス反応がある。
一方で,「方針が変わる事は,もっとよくなると思っての方針変更だし
仕事は塗り重ねだから,ムダになることはない!」
コロコロ(‥)(: )(¨)( :)(‥)( v^-゚)⌒☆ブイ!(゚∇^*)v⌒☆ブイッ!
というように,同じ出来事でもプラスの反応で考えることも出来る。
社会人は,大学の時から比べると,状況の変化やスピードは全然違う。
社会のスピードについていくためにも
どんなときも柔軟な気持ちを忘れず,肯定視し,
進めていくことが,何よりも重要
だと言えるだろう。


いかがでしたか
つまり、仕事とは、自ら課題や期待を掴み、みんなの力を借りて、常により答えや方針を塗り替えてゆくものなんです
「外圧に適応するとはどういうことか」の詳しい構造はこちら 『実現論第一部 イ.可能性への収束=統合』
この基本を知っているのと知らないのとでは、仕事に取り組む活力 も、仕事で得られる充足 も、仕事で出せる成果 も、全てが大きく変わってきます 😛
現実を否定して悪循環に嵌ってしまわないためにも、ぜひ、この記事を読んで、周りにたくさんある環境や出来事や人に、感謝と謝罪の目を向けて、ステキな社会人生活を送ってください
シリーズのこれまでの記事はこちら
『社会人の知恵袋』シリーズ1~就活を始める学生へ~
『社会人の知恵袋』シリーズ2~選考を受けてから内定まで~
『社会人の知恵袋』シリーズ3~内定後から入社を決めるまで~
『社会人の知恵袋』シリーズ4~入社を決めてから実際に入社するまで~
紹介記事は、主に「るいネット」から引用しています。
るいネット」は、“社員全員が経営者”の理念と体制の下に、仕事も経営もイキイキと楽しく真剣に取り組んでいる『類グループ』が運営しているサイトで、色んな元気企業の社員さんが参加されているサイトです
興味のある方はぜひ覗いてみてください 😉

 

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