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2013年12月12日

第一回 次世代戦略研究会レポート その1~ココロのリズムを整えよう!

早いもので、今年も残すところ1ヶ月となりました。皆さんは、今年一年を振り返って何が一番印象に残りましたか?
国内外のいずれを見ても、地球全体が完全な激動期に入った。そんな印象を持っています。
先進国は揃って財政破綻寸前となり、規制緩和という名の大量の国債発行、つまり負債を先送りして大量の紙幣バラ撒きを行いました。しかし、現実世界は景気回復どころか、益々閉塞感が高まるばかり。そこに加えて、東京五輪の開催決定です。もちろん、通常の状態であれば、喜ばしいことかもしれませんが、どう考えても素直に喜べない事情があります。
 
そう、福島原発事故後、未だ何も解決していない現状がある、という事実です。国家のトップが世界に向けて発したメッセージが明らかな嘘であることは、小学生でも見抜けるものです。現に、東京の小中学生から、
「福島の問題が解決してないのに、なんでオリンピックなんかやるの?」
と実に全うな質問を受けたこともあります。
  
そんな子どもでも見抜けるような嘘を平然と国際社会に向けて発するだけでなく、特定秘密保護法案の強制可決、そしてTPPや消費税増税など、この国の暴走はもう止まる所を知らない状況となりました。明らかな違和感を子どもにぶつけられても、何も応えられないような大人には成りたくない。ましてや、国のやっている事は無関係だ、などとは言っている場合でも無い。かと言って、どう考えてもおかしな事だらけの現状に対して、「反対運動」をすれば解決する訳でもありません。むしろ、適度なガス抜きとして煽動されるだけで、現実には何も変わらない、という歴史が幾度と無く積み重ねられてきたのです。
 
今や当り前となりつつ在る上記の実感は、やはり根本の原因追求と解決方針の追求エネルギーに転換させるしかありません。こんな想いから、まずは将来性のある場を作ろうと思い立ったのが、今回の企画のキッカケです。有難いことに、初回から50名を超える方々にお集まり頂き、じっくりと頭のなかに染みわたる議論に取り組む事が出来ました。早速、当日の様子をレポートします!

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2013年11月28日(木)19~22時 東京劇場会議室(リンク
第一回 次世代戦略研究会
テーマ「今、なにをすべきか?」
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■事前学習資料
事前学習は、類グループの劇場会議で追求したレポート記事を1週間前に配布しました。
    〔事前配布投稿〕

国債が暴落しても、ハイパーインフレにはならない
米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?1~国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説
米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?2~金融市場は実体経済(一般市場)とは無縁である
米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?3~軟着陸路線の成否⇒国債をどこまで暴落させるか?⇒物価操作が上手く行くか?
米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?4~金貸しは紙幣発行権を国家に大政奉還するしかなくなる

次世代を考える為の会なので、「次代を読む」為の基礎資料として、あるいは企業経営における次代予測の事例として学んで頂き、そこから何を感じ取ったか?をシェアしながら、当日の議論で深めていく。最近、東大などにも導入されている、「反転授業」形式のイメージです。
 
■当日の様子 
1.トレーニングビート
世界的に有名な音楽家であり、日本のパーカッショニスト界の草分け的存在である、ペッカー橋田さん率いるBEAT of SUCCES(BoS)さんによる、簡単な楽器を活用したリズム研修を実施しました。
 
ペッカーさんについては、こちらをご覧ください⇒橋田“ペッカー”正人オフィシャルページ
IMG_4952.jpg
 
ブームワッカー(リンク)という、音階の違うパイプを用いたチームビルディング体験によって、まずはノンバーバル(言葉以前の)コミュニケーション。
このトレーニングは、単に緊張を解きほぐすだけでなく、リズムを整え、集中力を高め、会場の一体感を形成する効果があり、初対面同士の距離感をグッと縮める事ができます。
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もちろん、世界中を渡り歩いてきたペッカーさんならではの巻き込み力が秀逸である事もありますが、周りと合わせて楽器を叩く事に意識を集中させる事により、頭だけで考える“思考の癖”から、簡単に抜け出す効果も得られます。特に現代人には失われつつ在る、本来誰もが持つリズム感が掘り起こされ、まさに体感を通じて“みんなと同じ”である事に気付かせてくれるトレーニングなのです。
  
例えば、隣の人が叩いた瞬間を察知して連打を回していく。意識を集中させて気配を感じ取り、リズミカルに音が回っていくだけで心地よさを感じる。単調ながらも、全意識を集中させる程、テンポは良くなります。こうして集中しているうちに、みんなの意識も自然と同じ課題へと収束して行きます。
IMG_4956.jpg DSC08456.jpg
 
次に、音階の違うパイプを異なるリズムで叩くことによって、一つの音楽を作り出すワーク。リズム感の有無は殆ど感じること無く、誰でもテンポを合わせていく事が出来る。異なる音階やリズムが重なりあうことでの安心感、逆に単調な音だけになった時に感じる寂しさ。合わせる相手、合わせてくれる相手が居ることの有り難さ。たった一つの楽器でも、実に豊な感情を呼び起こしてくれます。
DSC08460.jpg DSC08461.jpg
  
この日も、現役大学生から様々な企業の経営者などの各世代が集まり、出会ってたったの30分で見事に打ち解けあって一体感を感じ取ることが出来ました。
 
ペッカーさん、BoSの皆さん、ありがとうございました 😀 😀 😀
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次回のレポートでは、第二部のフリートーク内容を紹介します。
事前学習用に配布した内容は、決して簡単ではありません。しかし、一体感の高まった会場では、次々に実感や気付きが塗り重ねられていきました。
 
と~っても盛り上がった当日のトーク内容も、お楽しみに 😮

 

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