2020年11月12日
世界が変わる。必要な力も変わる。
約1年半ほど前、「新社会人に捧ぐ:追求力・人間力の獲得へ向かえ!」というタイトルの記事をあげた。
>でも、新社会人のみなさんが気になるのは「社会人としてどんな力をつければいいのか。」ではないでしょうか。
では、みなさんが飛び込む社会はどんな社会なのか。
実感している人も多いかと思いますが、現代はいつ何が起こるかわからない、大企業でも今までどおりやっていては生き残れない、
そして人々は近代科学・近代観念への不整合感を感じており、本源社会の実現に向かっている。
そんな大転換の時代であり、変革が求められる時代です。
そんな時代の社会人に必要な力とは?
言い換えれば、この変革期待の高い社会で闘っていくための力とは?
それは、『追求力』そして『人間力』です
===
という内容(詳しくはぜひ記事をお読み下さい)なのだが、1年半が経ち、かつコロナの影響もあり、いよいよ顕在化してきている。
かのトヨタも2020年、新たな人事制度を導入した。
その核になるのが、「人間力」だ。
リンク より引用
>一律の定昇部分をなくし、評価に差をつけるうえで、カギとなるのはその評価基準だ。
トヨタは新制度の導入に先立ち2020年から「人間力」を評価基準に加えた。人間力は「周囲へ好影響を与え、頼られ・信頼される力」としている。具体的には、「自分以外のだれかのために頑張る」「自分はできていないと理解し、学ぼう、成長しようと努力し続ける」「相手を思いやり、当たり前のことを当たり前にできる」というもの。社員は各項目が実践できているかどうかを上長から評価され、最終的に4段階(◎、○、△、×)のいずれかに判定される。
=引用終わり=
いよいよ社会の・人の意識の大転換が始まり、必要な力=追求力・人間力の獲得に向かい出した。
この動きは、企業・生産集団発で始まり、やがて自治体レベルまで広まっていくだろう。
そうすると、高い淘汰圧力を受けるのはどこか?
そう、「学校」である。
とりあえず行くのが当たり前だった学校が、必要な力がつかないなら行く必要はない。
そんな意識がすでに出始めている。
「学び」とは何か?そのために必要な場とは何か?を本質的に問い直されているのだ。
その追求ができない学校から、どんどん淘汰されていくだろう。
そして企業側が、本当に必要な力がつく学びの場を自ら作る事例(企業立学校)も増えている。
学びを「外注」する時代が終わったのだ。
この記事を読んでくれている学生諸君、ないしは若手社会人の諸君、
君たちは「必要な力=追求力・人間力」をどうつけるか?
世界は変わり、必要な力も変わった。自ら追求し、動き出すしかない。
- posted by 岩井G at : 20:06 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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