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2021年10月22日

【実現塾】哺乳類の知能進化~①なぜ哺乳類は大脳 (新皮質)を大きくできたのか。

前回の実現塾では、集団再生の実現基盤として、哺乳類にスポットを当てその集団行動の構造の追求を行ってきました!
・前回【実現塾】哺乳類の集団行動

その中で、哺乳類は外圧状況によって集団形態を変化させているということが追求ポイントとしてでてきました。
なぜそのようなことが可能なのか?知能が発達したからできたこと?

今回の【実現塾】では、それを哺乳類が進化させた脳の構造から迫っていきます

哺乳類の脳は、魚類や両生類に比べて 大脳(とりわけ新皮質)が大きい
哺乳類の脳は、進化の中でも哺乳類以前の魚類や両生類に比べて大脳新皮質が著しく発達していることがわかりました。脳は知能発達には欠かせない体の一部ですね。

では、どうして(どうやって)脳を大きくすることができたのでしょう。

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◉仮説1 外圧状況・外敵による説

哺乳類は弱者で、逃げ回る存在だった。外敵に襲われる状況におかれていたから、常に逃げるためにどうする?を考えていたから知能が発達した、という説。

しかし、哺乳類以前の魚類や両生類も弱者であったのは同じ。
どうする?を考えるため知能発達の条件とはなるが、それだけでは“著しく”発達させた理由にはならない。

魚類や両生類とは大きく違う、哺乳類の固有の機能・特徴を押さえる必要がありそう。

◉仮説2 哺乳類が持つ内的機能説

哺乳類の固有の特徴である、胎内保育や出産後の授乳などの子育てやスキンシップ(体を舐め合う、寄り添う)が知能を発達させた、という説。

→魚類や両生類に比べて、明らかに親子で一緒にいる時間が長い。
→親子での触れ合い、子供同士じゃれあいなどスキンシップは哺乳類の固有の特徴であるから、ここは追求ポイント。

◉仮説3 哺乳類の集団形態説

集団を形成したから役割や外圧状況の共有などをする必要ができたから、という説。

→ただ、集団ができたから知能を発達させたのか、知能を発達させたから集団ができたのか、というどちらが先に発生したのかは押さえる必要あり。
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哺乳類も魚類も、弱者という点では同じ。明らかに違うのは、脳の大きさその構造
ではなにがそれほどに大脳、とりわけ新皮質を発達させたのか。なにが知能進化に関与したのか。なぜ知能進化できたのか。
グループ追求の中で出てきた、このなに?なんで?を劇場会議でひとつずつ追求→固定していきます。

 

 

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