2021年12月07日
【観念機能を正常に作動させるには?】万物との一体化を可能にするトランス状態とは?②ランナーズハイの事例
シャーマンが超自然的(霊的)存在と一体化する何らかの「回路」を開く際、一種の変性意識である「トランス状態」に入るが、この「トランス状態」の事例として、今回は「ランナーズハイ」を紹介していきます。
画像はこちらよりお借りしました。
ちなみに前回は、「音楽によるトランス状態」を紹介しました。
以下、「ランナーズハイを徹底分析」より引用します。
ランナーズハイとはどのような感覚か?
ランナーズハイに到達する直前、筋肉の筋繊維1つ1つが感じられ、脈が速くなり、血液がフルスピードで循環します。そこでやめずにさらに走り続けると、それは突然起こります。まず、それまで感じていた疲労感が消えます。エネルギーの波が押し寄せ、踏み出すたびにその波が大きくなります。また、痛みが高揚感に変わり、足が地面から浮いているような感覚に陥ります。森の湿った地面の上を走っていても、灰色のアスファルトの上を走っていても、ランナーズハイの間はまるで自分がスーパーヒーローになったかのような気分になります。
一般のアスリートからウルトラマラソンの達人まで、ほとんどのランナーはランナーズハイを次のように説明します。
「楽な走りというんでしょうか…。頭の中が思考から完全に解放されます」
「文字通り自分の世界を走っているようで、一瞬一瞬が楽しい」
「ゴールの後もあの幸せな感覚がずっと続けばいいのに」
「あの高揚感と多幸感を得た瞬間、走りがとても楽になりました」
私の知り合いも、フルマラソンの途中、まったく「疲れない感覚」に至ったと話してくれました。
走っているのですから、当然体はエネルギーを消費しているはずです。にもかかわらず疲れないというのは、何らかのエネルギーが、次々に「注ぎ足されている」ような感覚でしょうか。
文中に、「エネルギーの波が押し寄せ、踏み出すたびにその波が大きくなります」とありますが、何かしらのエネルギー態と一体化しているようなイメージももちます。
シャーマンが超自然的(霊的)存在と一体化するという現象は、何かしらのエネルギー態、例えば宇宙や霊界といった次元からのエネルギーと一体化しているのかもしれません。
- posted by nozaki at : 9:11 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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