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2021年12月09日

【市場論・国家論】世界情勢を読み解くには?

現在、世界は激しく動いている。主要な事例を挙げれば、
供給力=生産力が需要を上回り、実体経済が拡大を停止した結果、株式市場ばかりが拡大⇒バブル化している。市場が拡大しなければ収益を上げられない銀行=金融勢力やその中核をなす中銀はそれを買い支えているが、それすらも既に限界をむかえている。
環境破壊や肉体破壊がもはや限界域に達し、精子激減など種としての存亡を危ぶむ段階にきている。このような状況を引き起こしてきたのも市場の原理。
追い打ちをかけるように、新型コロナやワクチン騒動は、洋の東西を問わず、世界中を巻き込んだ大仕掛けで世界経済に大打撃を与えている。
そのような経済の閉塞状況下で、ベーシックインカムの構想が提起されている。
上記の閉塞する西欧主導の市場に代わって、一帯一路構想など、ロシアやアジア主導の経済圏が新たに構想されつつある。
その前提として、ロシアの武力がアメリカの武力を上回り、世界の覇権が欧米からロシア・中国に移りつつある

いろんな次元で引き起こされているこれらの動きから透けて見えるのは、西欧主導で拡大してきた近代市場が崩壊しようとしており、次の展望を見出す必要があるということ。しかし、これらの現象も展望も偶然や大衆の意識発で自然発生するものでもない。生物の進化と同様に、意図=適応可能性を求める方向をもって引き起こされるものである。

その主体として世間では、中国やロシアなどの大帝国や、ロスチャイルドを筆頭とする金融資本勢力が分析の的に挙げられることが多いが、果たしてそれだけだろうか?
例えば、金融支配勢力に元手となる金を貸し付けている金主や、一帯一路の各拠点におけるアジアの王族たちとの関係は?等
文明史を貫いて、世界はどんな勢力によって動かされてきたのかを掴み、その意図に同化しなければ、これから社会がどう動いてゆくのかも見えてこないのではないか。

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そこで、このブログでは、以下の追求ポイントを解明してゆく中で、世界情勢を読み解いてゆきたいと思う。

1.近代市場をけん引した金貸し勢力の出自と現在
 ①19世紀ロスチャイルドの誕生
 ②20世紀ロックフェラーの登場、世界大戦からバブル崩壊
 ③ロスチャイルドの反撃→リーマンショック後の市場の行き詰まり

2.金主を束ね世界を動かす奥の院の出自と現在
 ①海賊時代(奥の院の誕生)
 ②宗教改革(奥の院の反撃)
 ③革命時代(専制支配の解体)

3.文明史を通じて、世界の中心で市場を動かしていたアジアの王族の出自と現在
 ①かつて世界の中心は中国だった
 ②アラブの商人勢力の力
 ③アジアの王族の金の行方

4.奥の院たちが実現しようとしていること⇒現在の世界情勢分析

力を失いゆく(ように見える)西欧の金貸しと、世界の主導権を握る(ように見える)奥の院やアジア勢。今起こっている現象の背後で糸を引いている彼らの力関係や目的を、それぞれの出自にまでさかのぼって解明してゆきたい。

 

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