2011年07月10日
だからネットサロンは「つぶやき」をつくる~認識創作工房として
こんにちは
シリーズもついにラスト・バット・ワン。これまでの内容をおさらいすると、
シリーズ ①『だからネットサロンは面白い!!~常連さんからの声~ 』
シリーズ ②『だからネットサロンに益々注目が集まる!!~①勉強会ブームの背景~』
シリーズ ③『だからネットサロンに益々注目が集まる!!~②他の勉強会と違うポイント☆~』
シリーズ ④『だからネットサロンは楽しい!!~「答え」があるということ~』
シリーズ ⑤『だからネットサロンはいい男が育つ~みんなを導く構造認識~』
シリーズ ⑥『だからサロンは元気になれる!!~みんなをまとめるポイント~』
シリーズ ⑦『だからネットサロンは笑顔になれる~目くばり、気くばり、心くばりで女子力UP~』
シリーズ⑧『だからネットサロンをもっと広めたい!~「つぶやき」が創る大きな可能性』
今回含めてあと2回で完結する予定ですが、前回シリーズで明らかになってきたことは、爆発的な拡大を続けるツイッター(つぶやき)が示す大きな時代潮流です。言い換えるなら普通の人達による事実発信~伝播、その先にある閉塞した社会を変えたいとの欠乏が急速に顕在化してきたことを示しています。このような状況のもと、今後のネットサロンが果たすべき役割とは何かを考えるのが今回のテーマです。
続きの前に と応援よろしくお願いします
ありがとうございます
ツイッターの注目ポイント
まず、過去るいネットに掲載された「ツイッターの可能性」に関する記事を紹介します。(< >は投稿の年月日を示します。)
ネットによる共認形成は徐々に実現してきている~ツイッターの事例より~<091117>
共認形成の場としてのツイッター<101011>
朝日新聞がんワクチン報道捏造疑惑~ツイッターの可能性③~<101224>
また前回シリーズで紹介された内容から、注目点を抜粋、再整理すると・・・
国内での利用者が2000万人超…他のコミュニケーションツールを圧倒する拡大率
震災以降の発信の中身が変ってきた…「個人的な情報」から「みんなの役に立つ情報」発信へ
→放射能情報、放射能から身を守る食品の紹介事例など
マスコミが伝えない「事実」をたくさんの人が発信~その情報を共有
→原発に関する政府、マスコミの大本営発表を鵜呑みにしないリアルタイムで事実が伝播、共有される事例など
→イラン大統領選やエジプト騒動の情報がCNN放送を突き抜け全世界に伝播した事例は有名な話などなど
日常的な発信を織り交ぜた方が、フォローしたくなる感覚
→人は色々なことを考えているのが常、「みんなの役に立つ発信」≒社会の当者者意識発の考えがその一つとして日常に融け込みつつあるのかもしれない。
以上のまとめると、
マスコミの共認支配を脱し、普通の人達が日常の延長で共認形成の場=「まつり場」を形成しつつあることを示唆しているのではないでしょうか。
2001年るいネットに投稿された記事『共認革命11 皆が次々と投稿するだけで、まつりの引力が生み出される』 の内容が今、現実のものとなりつつあるのです。
記事本文にある「共認形成に参加するという、私権時代に失われた最も本源的な共認充足がある」ことこそが、ツイッターに人々が集まる最大の引力である気がします。
人繋がりを求めるネットサロンから情報媒体としてのネットサロンへ
画像はここからおかりしました
受発信の方法が変る
ネットサロンは、それ自身が小さなまつり場(対面共認、対面充足の場)でもありますが、今後求められる役割は、もっと広く大きなまつり場へ事実発信をすることだと考えられます。従来ネットサロンで得られた成果を発信するのはブログ或いはるいネットを通して行っていましたが、その読者数や伝播スピードにおいてツイッターには全く及びません。よって今後はツイッターで直接「つぶやく」方法も加える必要があります。
一方で、ツイッターには有力な事実情報がゴロゴロ存在しています、特にリツートされる情報など見逃せません。このような情報をネットサロンにフィードバックして追求の中身を深める必要が出て来そうです。その為には日常的にツイッターをウォッチし、リツートされる情報元を探るなど新たな情報入手の方法として考える必要がありそうです。
問われる質、社会空間での評価を獲得する
ツイッターにはフォロアー数(フォローされている人数)やリツート(これいいと思った情報がクリック一つで瞬時にフォロアーへ伝わる)といった評価機能が備わっています。芸能人や商業目的のツイッターも存在しますが、利用者はPCの利用限界といわれた2000万人を軽く突破し拡大し続けています、その内1%が真っ当な情報受・発信者としても20万人(実際もっといそうですが・・・)に達するわけです。
この膨大な人達の評価が得られるか?発信する情報の真価が問われるのは言うまでもありません。
今後の可能性に向かって
事実発信と言っても「つぶやき」による140文字の世界には限界があります。ツイッターを覗いて見ると直ぐ分かりますが、有力情報は別のブログやサイトのリンクを貼って紹介しているケースが多いです。ネットサロンのブログやるいネットは同様の位置付けとなります。
社会には未だ々解明すべき課題が山のようにあります。政治、経済、環境エネルギー、歴史、農業、教育、企業等々、ネットサロンの役割は、今までスルーされていた或いは隠蔽されていた事実を発掘することや、断片的な事実情報を繋ぎ合わせること等皆に伝えるべき「新たな認識を創造」することです。これは従来と変りませんが、皆に伝わるスピードとその中身に対する評価がシビアになると言うことが「変化」と考えるべきでしょう。
今すべきことは、ツイッターによる社会空間で評価~信認されることであり、その先にはもっと沢山の方々が、仲間充足や創造充足を基盤に協働者として参集してくれる可能性もあるのです。
次回は最終回です
次回は本シリーズのまとめとして、以前紹介した意識潮流図解に今回の震災・原発問題を契機に顕在化した意識を塗り重ね、ネットサロンの位置付けを鮮明にする図解化を試みます。
ながらく読んでいただき有り難うございました。
- posted by miyashow at : 22:09 | コメント (3件) | トラックバック (0)
コメント
ブログを始める会社員が増加する背景に、意識の変容が見られたという考察に興味を抱きました。確かに、お客様の要望に応えたい社員が増えた一方で、組織の序列化に違和感を覚える層も高まり、退職率アップに繋がっているようです。関係が見えてくるかもしれないので、今後の記事にも期待しています。
パイロットさん、コメントありがとうございます。
退職率自体も問題ですが、組織としてはやはり、可能性のある人材から辞めていくことが危険ですよね。
意識の変容を読み解くことで、可能性のある人材とはどういった人材かも見えてくるし、そういった人材を活かすことも出来るようになると思います♪
でないと、自分(トップ)の好みや経験だけで、価値判断しちゃいますもんね。。
パイロットさんは普段からこういった視点で考えてらっしゃるんですか?(^▽^)
期待に応えられるように頑張りますので、また応援よろしくお願いします(*^^*)
あなたのブログ良かった、とても好きだ
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