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2012年01月01日

共認社会(共同体社会)の実現に向けて

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本年もよろしくお願いいたします。
 
当ブログも立ち上げから6年目へと突入します。
2011年を振り返ると、時代は既に激動期へと入った事を改めて認識させられます。
2010年、共同体的企業の活力上昇が顕著となり、時代転換を察知して活力ある企業の探索がスタートしました。
一方で、特権階級の暴走は加速し、目に余る事故や災害も増え続けてきました。
特に昨年は、311震災を契機に社会的危機意識が一気に高まりました。日本だけでなく、世界各地で立て続けに発生する自然災害や財政危機は、様々な予感を人々に抱かせる事となりました。この劇的な外圧変化は、多くの人々に変革期待をもたらし、時代転換の予測に拍車をかける好機ともなっています。
まさに、逆境こそが進化の源泉という【実現の時代】に入ったとも捉えられます。
当ブログの運営主体である「類グループ」でも、これまで蓄積・追求してきた次代認識を元に、いよいよ本格的に社会転換に向けての行動に出る時が来たと認識し、本格的に「共同体企業ネットワーク」の構築へ向けて、9月から新たな方針を打ち出して来ました。

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その始まりが、新たな社会事業の可能性~共同体企業のネットワーク構築へ向けて~です。
今後の社会にどのような逆境が訪れようとも、生産の場を支えてきた企業間の連携が維持できれば、決して秩序が崩壊する事はありません。企業の存続というのは、社会基盤そのものでもあるのです。
上記の打出しと共に、幾つかの企業にアプローチを行い、企業経営者達の生の声を聞くことが出来ました。どの企業も、長引く不況に打ち勝つだけの活力を実現しており、社員の充足を高めるための様々な取組みが行われている事に学ぶことが出来ました。
 
<訪問企業例>
全国素敵企業訪問記 わらび座 ~100%共同出資の企業だからこそ、本気で伝えられるものがある!~
全国素敵企業訪問レポート 「天竜精機」 ~みんなで「いい会社」を追求するから「笑顔」が拡がる~
全国素敵企業 訪問レポート 「カミテ」~社員の働きやすさを追究するファミリー・フレンドリー企業☆.。.:*~
全国素敵企業 訪問レポート 「山形ガールズ農場」~本気の女の子たちが日本の農業を元気にする☆+゚~
全国素敵企業 訪問レポート 「アイ・タックル」 ~どんどん進化していく充足企業!~
充足が活力を生む!活力のある会社が強い!③ 感謝の想いが仲間とお客様と地域の絆を深める「株式会社 丸忠」
大転換の時を地に足をつけて生き抜く!~株式会社 丸二
菓匠Shimizu☆世界一朝礼に出席+感トレノート大好評!
訪問企業レポートはまだまだ続きますので、お楽しみに
一方で、当初イメージしていたような「社会課題に対する答えの追求」に全社的に取り組むというのは、企業社会においてはまだまだ距離がある、という事も見えてきました。
 
類グループでは30年以上に亘り、毎週の社内会議を通じて、社会や歴史の構造認識を全社員にて学ぶという風土が、追求の土壌を作り出してきた実績(その一つが、るいネット)があります。しかし、その事自体、企業としてもかなり特殊な事例であるが故に、他社でも同じように取り組む、というのは一足飛びには行かない状況も見えてきました。
 
とは言え、経営者達の見ている先は、深い所では繋がっています。やはり、どの企業も社会の期待に応え、組織として存続して行く事を課題として据え、社員の充足を第一に組織力を高める工夫を試行錯誤されておられます。
 
類グループの新規事業として、あるいは当ブログの社会的役割としても、400人以上の経営者の集まりである共同体企業だからこそ出来る事として、これまで蓄積・追求して来た認識を駆使して、迫り来る逆境に打ち勝てるだけの強い企業・強い社会を形成して行く、という方向性は変りません。
むしろ、2012年は社会の大転換が加速する可能性は高まると考えています。それ故、目先的な思考に留まること無く、絶えず歴史を遡り、構造的に原因分析を行いながら、新理論を構築して行く必要性も同時に高まっていく事になるだろうと想います。
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今後の社会は、ただ待っているだけでは決して活力が高まる事の無い社会。逆に言えば、自ら期待圧力を高め、応合性を高めていける組織が、活力を生み成果を出すこの出来る世の中となっていきます。その為の基盤は、【社員の充足】次第。充足度の高さが、実現力に比例すると考える事も出来ます。
 
一方で、感謝の心や充足だけでは突破できない課題も多く積み残されていくのも事実。金融破綻や環境問題、資源・食糧問題等、目の前に立ちはだかる大きな壁を超えていく為の答えを出すことも、社会的期待であり企業の使命となります。この大仕事に取り組む為には、徹底した理論追求が必要となりますが、現在は無秩序な情報の氾濫により、目先の情報集収だけに終わってしまうという、謂わば“情報中毒 に多くの人々が陥ってしまっていると考えられます。
テレビにしても、ネットにしても、開けば勝手に情報が飛び込んでくる毎日。必要な情報を取捨選択するだけで一日が終わってしまいます。また、その殆どが市場活性化の為にマスコミから発せられる刺激 がメインとなり、表層的な出来事をなぞるだけで、追求に向かうこと無く新たな情報が右から左へ と流れていくだけ。違和感を感じながらも、追求に向かう事無く、問題だけが蓄積されて行く状態となっているのではないでしょうか。
 
この、謂わば過剰刺激に溺れている状態から抜け出す為には、根本原因にまで遡る追求思考と、それを可能にする概念装置としての史的構造論や新認識の習得は不可欠の課題。先行きの見えない社会における突破口として、あるいは企業として経済破局を乗り越えていく為にも。
 
2012年は、激動故に大きな可能性が更に開かれていくであろう、との予測の元、当ブログからも多くの可能性、そしてより具体的な企業の共同体化支援に向けての道を切り拓いて行きたいと想います。
 
よりよい社会を創るためには、まず身近な企業を、共に闘う仲間同士、充足を分かち合える環境へと変えていく事から始まります。そして、いい会社の集まりは、必ずいい社会を導く基盤となり得ます。
 
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実 現 元 年
 
これまで同様、ブログ会員及び読者の皆様の厚いご支援の程、
よろしくお願いいたします。
ブログ管理人:川井孝浩

 

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