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2021年07月09日

6/26【実現塾】活力論6 「左脳が分かれたのは?」

★3/13【実現塾】活力どん底の日本人の可能性(本能編)
★4/17【実現塾】やる気を生み出すには?「外圧=内圧」
★5/8 【実現塾」やる気を生み出すには?3「右脳の解放」
★5/22【実現塾」やる気を生み出すには?4「右脳パワー」
★6/12【実現塾】活力論5 「書き言葉の致命的欠陥」
に続いて、実現塾(リンク)で追求が行われた「活力論→やる気(意欲・活力)」の第6弾『左脳が分かれたのは?』です。

これからは『右脳需要』。人を元気にする活動or人びとに活力を与える事業。右脳需要に応えることが最大の“勝ち筋”
だからこそ、
Q.なぜ、人類だけ左脳が分かれたのか?
その本質を深いところから“掴む”、腹に落とし込んで肉体化することが不可欠。
今回の実現塾での追求も熱いものでした。

★活力、意欲の源は「右脳の解放→右脳のパワー」
・カタワのサルを起源とする原始人類は、それまでの機能(本能、共認)では適応できない状況に置かれ、恒常的に生存の危機に晒されるなかで「観念機能」を獲得した。
脳が左右に分化しているのは人類だけ
・左脳は本能とつながっておらず、本能とつながっているのは共認機能を司る右脳
⇒人類が人類である所以ともいえる観念機能は左脳にカギがあるのですが、右脳機能が真っ当にはたらくことで活力・意欲が生じ、そのことによった左脳の観念機能→探求回路も真っ当にはたらくのです。
だから、左脳偏重で右脳が封鎖すれば、人類は活力・意欲も追求力も言語能力衰退する。

『右脳と左脳』の
右脳と左脳の図2021.6.3
右脳は胎児期から活動しており、左脳は生まれた時は全くの白紙で、生後に形成されてゆくのである。また、右脳と左脳は全く違った働きを持っており、右脳はイメージによる認識・思考モードが働き、直感的で、ひと目で見たもの全体を記憶する。左脳は言語による認識・思考モードが働き論理的、合理的、分析的である。
左右の脳の機能分化は進化の過程で、限られた脳の容積をいかすために、すでにある能力を右脳に残し、左脳に新しい能力を割り当てるために出来たものである。人間以外の動物には脳の左右分化はほとんど見られない(高等なサルや鳥類の1部には多少の例外はある)。

右脳(本能・共認機能)は天才。右脳だけの赤ん坊は、みんな天才。左脳が壊れたサバン症候群の人々は超天才(左脳が壊れているので普通の社会生活は営めない)。
右脳=共認機能は、同化統合⇒一体充足の回路。
左脳=観念機能は、対象を明確化して固定する⇒対象群を構造化するのが役割。
◎本能と繋がっているのは右脳(共認機能)だけで、左脳(観念機能)は本能と繋がっていない。

本能 ⇒⇒ 共認機能(右脳)⇒⇒ 脳梁を通って観念機能(左脳)

Q1.観念機能=左脳が分離されたのはなぜか?
・本能の限界を突破したのが共認機能⇒共認機能の限界を突破したのが観念機能
・従って、本能が生み出す意識も共認機能が生み出す意識も、全て観念に収束する。
◎従って、意識全体が観念に支配されてしまうことになる。
◎その場合、本能と共認機能と観念機能がそれぞれ独自に指令を出せば、脳は大混乱に陥り機能しなくなる。従って、必ず、本能⇒共認機能⇒観念機能という経路を辿る必要がある。
・それが、左脳と本能の繋がりを断っている理由であり、左脳と右脳を脳梁で繋いでいる理由でもある。

・本能や共認機能の神経回路は、例えば、食欲の回路や性欲の回路etc、それぞれ中身が固定されている。従って、先天的に定められている。
◎しかし観念機能は、本能でも共認機能でも答えを出せない問題に対応して追求し判断するために作られた新しい機能なので、全ては未明課題である。従って、本能や共認機能と違って、記憶するための神経回路はあるが中身は空白である(中身は後天的に形成される)。
・実際、赤ん坊の左脳は、生まれたときは真っ白であるが、それは何でも入れることが出来るということでもあり、本来、左脳は最も柔軟に中身を作り替えることができる機能である。
・言い換えると、左脳=言葉は、本能や共認機能発=右脳発で言葉を生み出すための機能であり、理解して覚えるための機能ではない。

☆言語機能=左脳の活かし方
◎言葉は教えてもらうものではなく、自分で吸収してゆくもの。(ex.赤ん坊)
◎言葉は、周りの期待に応えてなんぼ。期待を捨象した知識に、価値はない。
◎本来、言葉は、外圧に適応すべく自分の頭で生み出してゆくもの。

Q2.現在、左脳が固定観念によってガチガチに固まっており、その結果3%しか使われなくなっている。それは何故か?
・自分の頭で考え出した言葉は一つもない。全ては親や学校やマスコミによって植え付けられた観念である。つまり、観念の中身は、親や学校やマスコミによって刷り込まれた観念で占められている。

・親は、子どもを支配するのに都合のいい観念しか植えつけない。学校は、生徒を支配するのに都合のいい観念しか植えつけない。お上とマスコミは、国民を支配するのに都合のいい観念しか植えつけない。つまり、頭の中にあるのは全て、支配・順応観念である。

◎本能や共認機能は、支配・被支配を軸にして形成されてきたものではない。従って、上が下を支配するために都合のいい支配・順応観念は、至る所で本能や共認機能を封鎖してゆくことになる。加えて、支配・順応観念は、それが答えなので、人々の思考を停止させてゆく。その結果、脳は現在3%しか使われなくなった。

Q3.左脳偏重では使い物にならない。もはや左脳人間が生きていける場所はどこにもない。左脳偏重の学校教育150年で、人類は意欲も追求力も言語能力もドン底にまで劣化した。即ち、人類は話し言葉によって数万年かけて人類に進化してきたが、書き言葉になってたった100年で退化してしまった。その原因はなにか?
◎原因は、ペーパーテスト→成績第一→左脳偏重→右脳封鎖
これからは右脳の時代全ての勝ち筋は右脳にある。
成績を捨てろ、習い事を辞めろ

Q4.哺乳類および猿集団および人類本来の子育ての体制は?
母系集団。みんなで子育て。
・そもそも、サラリーマン家庭は狂っている。生産課題のないところで真っ当な子育ては出来ない。(核家族は自己中の巣窟、毒親の養成所)

 

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