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2011年02月23日

【元気な会社】シリーズ まとめ① “共認充足が活力源”

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皆さん、こんにちは。
これまで【元気な会社】シリーズで扱った

0.プロローグ
1.板室温泉大黒屋
2.あらき
3.辻谷工業
4.キシ・エンジニアリング
番外編・元気な会社は日々のやり取りも素敵☆+゜
5.未来工業株式会社
6.おざさ
7.伊那食品工業株式会社
8.ハッピーおがわ
9.医療法人鉄蕉会亀田総合病院
10.沖縄教育出版

上記10社のまとめを、【元気な会社】シリーズの記事に携わったメンバーと共に、3回に渡って行いたいと思います。
本日は、
1.板室温泉大黒屋
2.あらき
3.辻谷工業
4.キシ・エンジニアリング
5.未来工業
の5社を取り上げ、普遍性の高いポイントを抽出する議論を行いました。
その内容は・・・、
続きの前に・・・
↓ ↓
いつもありがとうございます

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【1.板室温泉大黒屋】
この温泉宿を調べた時には、皆口を揃えて、「本当に良い温泉宿ですよね~ 1度行ってみたい 」と言っていました。
はる
「大黒屋さんは、私が調査したんですが、すっごくお客さんが満足されているんですよね
SIN
「じゃあ、仕事を楽しくするには?って考えた場合、ポイントは、相手を喜ばせる ってとこじゃないかな?」
はる
「そうかも 😀 !!」
BON
「確かに、この旅館は他と違って、お客さんが喜ぶ事でスタッフの方が活力を得ていますよ ね
SIN
「そうそう、仕事は苦役 🙁 って言う人もいるけど、相手を喜ばせるために自分が我慢してるって思っていたら、そうなるよね。しかし、大黒屋さんは、”相手が喜んでくれたら、自分も嬉しい ” って事を分かって、この充足を活力源にされているんだろうな。」
SIO
「うん、うん。」
BON
「そう言えば、マクドナルドに『スマイル』0円なるサービスがあったけど、大黒屋さんのサービスとは全く違うよね。」
SIN
「確かに、あのサービスは、モノを売った後のサービスとしてお客さんに提供している。でも、大黒屋さんは、お客さんが笑顔になった分の対価=充足代 をお客さん自身お金で支払っている。これって大きな違い
SIN
「私権時代の取引関係に変る共認関係(※共認とは期待と応望の交信(やりとり)であり、そこにこそ共認の生命がある。)がこれからの時代に重要なんだ♪」
一同
「なるほど~!!」
ここまでの話を終え、大黒屋さんの良さを改めて捉えなおすと、
【ポイント①】
仕事を楽しくするには?⇒お金が第一ではもはやダメ。仕事を楽しく為には、お客さんと一緒に味わう充足が先で、利益は後。相手と一緒に喜ぶ事が大事!!って事なんです。
参照記事 仕事って面白い?
【ポイント②】
もてなしの心とは?⇒取引関係では決して得られない、共認充足を味わう為の受け入れる気持ちなのではないか?と思います。
参照記事 「言い方」の問題?いいえ、その「心のあり様」が問題です。
上記の大黒屋さんを皮切りに、残り4社を含め、計3時間にも及ぶ白熱した議論を行いました。
下記に、5社から抽出したその要点をまとめていきたいと思います。
【ポイント③】
お客さんに喜んでもらう為に勉強されています。
(自分発⇒みんな発 参照記事 全ての存在は、役に立つことで活かされる☆+゜
⇒みんな発の意識への転換へのヒントは、こちら
【ポイント④】
私権時代は、有名な所へ行く事、有名な商品を買う事がステータスであり、皆がそれを求めていました。
しかし、共認時代になって、皆、有名かどうか等は二の次になり、モノ(商品)は媒介でしかなく、あくまで人と人との(おしゃべりも含めた)共認充足を求めているんだなという事が見て取れます。
この時代認識が大事ですね。
参照記事 相手に喜んでもらうために☆ ~反応をちゃんと返すこと♪~
【ポイント⑤】
個人課題(=私権課題)ではなく、みんな・集団課題(=場を守るための課題)を共認出来れば、仕事でホウ・レン・ソウ等要らない。
参照記事 みんなの当事者度を上げる仕組みを作ることが体制改革の真髄
参照記事 トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ
そんな実現体が こちら
【ポイント⑥】
必要か否かの判断軸を持ち、皆が必要なモノならば、利益が出ない事業に対しては、「結(ゆい)」を真似、全員で出資していけば良い。
参照記事 共同体的所有
以上①~⑥のポイントを抽出する事が出来ました。
今、活力を持っている企業調査をすれば、するほど「 次代は共同体の時代! 」が実現されてきている事を実感しています。
それでは、次週第2弾のまとめ記事をお楽しみに~ 😀

 

コメント

年金問題、介護・医療問題、多くの現代社会の問題の根源が定年制度にあるように思います。働くこと=期待に応えること=充足ですから、働きたいのに働けないというのは、人々から充足のチャンスを奪ってしまうことになります。そして人は充足する為に生きているのですから、定年制度は生きる目的を奪う事と同義です。これでは社会が閉塞してしまうのも納得できます。
それに対して、加藤製作所さんは、高齢者に対して期待し、充足の場を与え続けてこられました。記事の中身では高齢者が生きがいを感じ、活力に満ちた姿が紹介されていますが、やはり、働くことが充足なのだと大変うれしく感じました。このままたくさんの高齢者の方々に充足の場を作り続けて欲しいですね☆そしてもっと加藤製作所さんのような立派な会社が増えていけばと思います。

  • caganon
  • 2011年11月2日 13:28

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