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2012年06月15日

【新しい潮流と新理論の必要】5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全

みなさん、こんにちわ
時代と次代を読むための『理論勉強会』のテキスト紹介シリーズ
今日もいつものように【日本を守るのに右も左もない】さんから、テキスト5「自我と遊びを終息させた’02年の収束不全」をご紹介します
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テキスト5の読みどころ は、なんといっても、
’70年~’02年までの約30年間は、実は自我中毒の時代だった!!
というところ
「なんとなく分かる~。でも何で?」っていう人も、
「え~?どういうこと?」っていう人も、
「そうそう!!まさにそうだった!」っていう人も、
ぜひぜひ読んでみてください 😉

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5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
ところで、’02年には、本能回帰の潮流上でも、節約志向(もったいない)が顕現しており、一つの大きな画期となった年であったが、いったいどういう年度だったのだろうか。
’70年の貧困の消滅と同様に、’02年も、その契機となった特別な事件は見当たらない。バブルの崩壊後、’90年代を通じて私権の衰弱と社会の閉塞感が強まっていったが、強いて言えば、その突破口として期待されていたニューヨークバブル=世界バブルが’02年に崩壊し、私権期待の最後の可能性が潰えたということだろう。
つまり、半数の人々は’90年代に私権拡大の可能性は消えたと感じていたが、残る半数が最後の期待を繋いでいた世界バブルも崩壊したのを見て、私権拡大の終息が大多数の状況認識となって共認されたということである。
しかし、私権拡大の終焉がどうして遊びを終息させ、課題収束を顕現させたのだろうか?
共認充足だけではなく本能さえ歪めて驀進してきた市場の原動力となっていたのは、私権拡大=自我充足の可能性であったが、この私権と自我のうち、私権欠乏は飢餓の圧力を下敷きにしているので豊かさが実現されると衰弱してゆくのに対して、自我肥大は(私権拡大の可能性によって生み出されたものではあるが)自我中毒に他ならないので、私権欠乏が衰弱してもなかなか中毒から抜け出せない。
それが’70年代から登場していたヒッピーや環境運動が実現し切れなかった原因であり、また’90年代になっても「自分探し」が生き残っていた理由でもある。

社会潮流として押えておきたいことは、これまでのテキストでも述べてきたように’70年の貧困の消滅であり、それに伴う私権欠乏の低下です。
しかし、注目すべきは’70年以降の私権欠乏が低下する中でも、自我は温存され、次第に肥大化されていったという視点です。自我とは他者否定と自己正当化のことであり、それを元にした身勝手な要求が社会的に繰り返されました。
しかし、’02年の世界バブル崩壊の引き金により、状況は一変し、以下の新しい潮流が生み出されました。

しかし’02年、私権拡大の可能性が閉ざされたことによって、ついに自我肥大=自我中毒も自らの誘引先を失い、出口を塞がれて終息する。
従って、’02年の私権の終焉とは、正しくは自我の終息(=自我中毒からの脱却)である。


自我は他者否定と自己正当化の塊であり、従ってまた身勝手な要求の源泉である。心底の自我が(否定意識や要求意識もろとも)終息すると、心底が収束不全に陥り、すぐさま共認収束を加速させて次の収束先=仕事課題に収束する。こうして課題収束の潮流が生起した。
従って、’02年とは、自我が終息したことによって、一気に共認収束が加速し、課題収束の潮流を顕現させた画期的な年である。(それに比べれば、この頃の小泉フィーバーなど、マスコミのカラ騒ぎに過ぎず、潮流として取り上げる価値はない。)
この共認充足や本能充足への回帰は、全て潜在思念の根源回帰であるが、同時に観念の根源回帰をも促すはずである。
実際、観念の根源回帰は、’02年以降、観念原回路に近い位相にある予知やアセンションへの収束として一部に顕現しているが、精霊信仰を原型とする観念原回路だけでは、滅亡の危機を突破することは出来ない。
そこから先は観念機能を駆使した観念内容の根本的な組み換えが必要であり、そのためには、人類の全文明史を根本から見直し、突破口=新しい共認社会の実現基盤を発掘できるまで、徹底して歴史事実の追求に向かう以外に道はない。

かつて無かったほどの大きな転換期を生きる私たちが、人類の全文明史を根本から見直し、新しい社会の実現基盤を発掘するための歴史事実の追求が必要となるでしょう。その中では、ゼロから新理論を構築するための「観念力」が求められます。
◆共認原理に基づく「国力の上昇」は、日本人が闘い得る国家戦略。
概念装置があれば、これらの能力を獲得でき、時事問題を考える時、仕事の場面で方針を出す場面・・・、いかなる状況に置かれても答えを出すことができます。関心を持たれた方は是非ご参加下さい。

以上、【日本を守るのに右も左もない】さんより引用させていただきました

いかがでしたか~ 😛
やっぱり新概念は、1人で読むよりも、みんなで一緒に勉強した方が、断然頭に入ります
『新概念勉強会』はみんなで気づきを発表し合う形で進めていますので、どんどん気づきが深まるんです
シリーズのこれまでの記事はこちら
【新しい潮流と新理論の必要】1.これから生き残る企業に求められる能力は?① ~現在は、どのくらいの大転換なのか?~
【新しい潮流と新理論の必要】1.これから生き残る企業に求められる能力は?② ~人類は生物史を覆す大転換を経て、新しい時代に突入しつつある~
【新しい潮流と新理論の必要】1:これから生き残る企業に求められる能力は?③~答えは事実の中にある~
【新しい潮流と新理論の必要】2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
【新しい潮流と新理論の必要】3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
【新しい潮流と新理論の必要】4.本源回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
※『新概念勉強会』に興味のある方は、類グループ社会事業部(大阪:06-6305-2222、東京:03-5713-1010)までお問い合わせください

 

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