2012年07月16日
成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例21.男女の特性を認識しているから勝てる1~
こんにちは、類グループの奥澤です。
今回は、「男女の違いを認識しているから、うまくいく!」という類グループの成功事例をお伝えします。
「男女平等」
この考えは、マスコミや教育機関の発信を通じて、私たちの常識的な規範として存在してきましたが、最近では薄れてきたようです。むしろ、男女の役割は違うものと感じている人が増えてきました。それが読み取れるツイートを見つけたので、以下に紹介します。
男女平等はいいけど、まったく同じってのはおかしいんだよなあ。科学的生物学的に違うものなんだから、その事実を見ずにまったく同じ役割を求めるのは違うと思うんだよね。男が向いてる役割、女が向いてる役割ってのがある、それの比重を同じにしていって、お互いに尊敬し合えるのが平等じゃないかな。
— あきくんさん (@akihobot) 7月 9, 2012
男女で脳の構造は違う。だから性別役割分業は差別ではなく区別だと思う。それが良いとは言わないけど。男女で差があるのだから、個人差はもっとある。つまりだ、人それぞれ得手不得手があるのだから、それぞれがそれぞれの強みを生かせる世の中だったら良いなあと思うのです。
— 羅務 正永さん (@_h_a_l_u_e_) 7月 12, 2012
女性だけが先導する社会を目指してる訳じゃないでしょっていう #ジェンダー
— まるくまさん (@marukumma) 7月 11, 2012
どうやら、みんなの中で(特に若者から)男女の役割を肯定する意識が高まり始めているようです。
類グループでは、全社員が「男女の役割を明確に分けた方がうまくいく」と本気で考えており、それを既に実践しています。参考となる社内ネット投稿(社内ネットの詳細については、こちら)を紹介します。
男と女のやりとりが、充足と活力を生み出している☆+゜ (社内ネットより引用)
こないだ地所に遊びに行ったら・・・Eさん、Kさん、Sさんが何やらワイワイ・ゴソゴソされていました!
「何してるんですか~\(^o^)/!?」って、聞いてみるとなんと3人でいつも忙しくされているFくんのお席の掃除をされていたんです!!
中には、社内新聞が1枚だけペラっとあって「あれ?これ、何であるんやろ?」って言ってたんですが、内容が塾関連の記事だったので、「コピーして残してはるんかも!こうやって情報を集めて下さってるんだなぁ・・すてき♪」って感動したり、3人で楽しんでおられました。
こうやって心を配って、忙しい闘う男の人を支えている地所の女の子たちの応望性が本当にすごいなぁって思いました☆Fくんも、心から感動して喜んで下さったみたいです♪そして、女の子たちがそのことをすご~く嬉しそうに教えて下さいました!
男と女のやりとりが、充足と活力を生み出している☆+゜目撃したり、聞かせてもらった私も、充足もらいましたヽ(〃v〃)ノありがとうございます♪
女性社員が自ら進んで、男性社員のサポート。それを受けた男性社員は一段とやる気が高まり、日々の仕事でより成果を上げられたようです。他にも社内ネットにこんな事例がありました。
男はどうしたらいいの?女に何ができるの?(社内ネットより引用)
社長やA副社長、T部門長やA部門長やI部門長などをはじめ、組織を強くすることを常に考えている男の人たちは、自分が闘うという視点を超えて、みんなを闘える男に育てるという意味でも、女にすごく期待してくれています。
『男なんて、所詮女次第やで。いい男にするのもイケテナイ男にするのも、女にとってはお手のもの。(by社長)』
『昔は、人材の活力不全の問題とか出てきたけど、最近は、聞かなくなった。それは、女からの期待かけの賜物。この間の女共認の例外なしの成果=男の戦力化や。(byA副社長)』
『女たちには敵わない。女たちは、みんなを見守って包み込んで育ててくれる、おかみさんだな。(byT部門長)』
『男たちがもう一段深い所まで追求できる様になるためには、君たち女の素直な反応が必要なんだよ。(byA部門長)』
ね、すごくないですか(^-^)ここまでくれば、女たちが出来ることって、ある意味すごく単純☆それは、「男の人(みんな)に充足を与えること」なんです!
なぜ類グループは、男女の役割を明確に分けた方がうまくいくと逸早く捉え、それぞれの特性を活かせるようになったのでしょうか?今回は、その点を考察してみます。
●本題に入る前に。類グループにおける問題解決までのアプローチ
類グループでは、課題(新しい可能性)を実現する際には、まず状況を正確に把握することを徹底しています。そのためには、ひたすら現実を直視し、事実を追求する姿勢が不可欠です。徹底した現実直視⇒事実追求によって蓄積されてきた認識群とそこから導かれる確かな方針によって、類グループは活力に溢れる場を実現し勝ち続けてきました。
今回の「男女の役割」についても、既に徹底した事実追求を行っていますので、その内容を紹介します。
●そもそもオスとメスに分かれているのはなんで?
それでは、本題です!
男女の役割を考えるにあたって、そもそも男(オス)と女(メス)に性別が分かれているのはなぜでしょうか?皆さんは考えたことがありますか?
元々性を分化していなかった生物がオスメスに分化し始めたのですから、そこに性別を分ける意味が隠されていそうです。まずは、その点を追求していきましょう。参考になる投稿があったので、以下に紹介します。
実現論第一部前史 ロ.雌雄の役割分化より引用
生物が雌雄に分化したのはかなり古く、生物史の初期段階とも言える藻類の段階である(補:原初的にはもっと古く、単細胞生物の「接合」の辺りから雌雄分化 への歩みは始まっている)。それ以降、雌雄に分化した系統の生物は著しい進化を遂げて節足動物や脊椎動物を生み出し、更に両生類や哺乳類を生み出した。しかし、それ以前の、雌雄に分化しなかった系統の生物は、今も無数に存在しているが、その多くは未だにバクテリアの段階に留まっている。これは、雌雄に分化した方がDNAの変異がより多様化するので、環境の変化に対する適応可能性が大きくなり、それ故に急速な進化が可能だったからである。
雌雄分化とは、原理的にはより安定度の高い性(雌)と、より変異度の高い性(雄)への分化(=差異の促進)に他ならない。従って、雌雄に分化した系統の生物は、適応可能性に導かれて進化すればするほど、安定と変異という軸上での性の差別化をより推進してゆくことになる。
雌雄が同じ役割のままでいるよりも、安定性の求められる生殖過程はメス、危険性の高い闘争過程はオスという風に役割分担を進めた方が、より種としての環境適応が高くなるからである。
進化するにつれてメスの生殖負担がどんどん大きくなってゆき、そのぶん闘争負担は小さくなってゆく。他方のオスは、それにつれて生殖負担が小さくなり、そのぶん闘争負担が大きくなってゆく。
メスが生殖過程を主要に担い、オスが闘争過程を主要に担うことによって、メスとオスが調和し、種としてのバランスを保っている。それが、オスとメスを貫く自然の摂理である。
なるほど~!環境の変化に適応するために、オスが変異の役割(闘争過程)を、メスが種の保存のために必要な安定の役割(生殖過程)を担いました。さらには種が進化するにつれ、オスメスの役割の差別化をより推進していったことも分かります。したがって生物が性別を分けた目的は、オスは闘争の役割を、メスは生殖の役割を担い、変化する環境に適応するためだったのですね。
それでは、同じ生物である人類についても検証してみましょう。
人類の起源は今から約500万年前と言われており、足の指が先祖返りし枝を掴むことが出来なくなったサルが人類の祖先だと言われています。
サルが棲んでいた樹上は、沢山の木々があるので空から守られており地上からも離れているため、外敵も少なくエサも豊富で安全な場所でした。それが本能上の武器を失い、人類として地上で棲むことになると、一気に凄まじい外敵圧力に直面しました。外敵に勝てなかった人類は、洞窟という劣悪な環境下で生活せざるを得ない状況でした。
この過酷な状況下でも、生き延びるために人類はどうしたのか?
人類は、男と女の役割をより強化させたのです。男は集団内で闘争役割を担い、外敵と闘って集団を守る中で闘争に必要な特性を獲得していきました。一方、闘争では敵わない女は、男(中でも首雄)の期待に応えるために性機能を発達させ、応望する役割に徹し、充足を与え続けてきました。ですから、女は集団の中で充足存在としての役割を担っていました。
人類は500万年~1万年前までの間(これは人類史の99.9%に当ります)、生きるか死ぬか分からない強烈な外圧下で、男(闘争存在)・女(充足存在)の役割を肯定し、その役割を必死に果たしてきたから、逆境を乗り越えることができたのです。したがって人類は「男は闘争、女は充足」の役割をより強固にしてきたことが分かりました。
●結論
サル社会や生物史の追求を通じて、「闘争存在である男と充足存在である女の役割」を明確にすることができました。だから類グループは、逸早くそれぞれの特性を最大限に活かせているのです!それが社員の活力の高さに繋がっています。
ここまで性別が分かれた理由を明らかにしてきました。そこで一つ気になることが。
男と女の特性を活かすことで外圧に適応してきた人類が、なぜ「男女平等観念」をつくることになったのでしょうか?
すごく気になります。次回はそこを明らかにしたいと思います。お楽しみに!
◆これまでのバックナンバー◆
★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪①~
↑成功を導く確かな理論①~⑪はこちらをご覧下さい☆
★シリーズ13:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:受付は会社の心~
★シリーズ14:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑭後輩指導に必要な力とは!?~
★シリーズ15:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑮自分の殻にこもる中堅人材を頼れる存在に育てるには?~
★シリーズ16:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑯内定者の入社率を高めるには?前編~
★シリーズ16:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑯内定者の入社率を高めるには?後編~
★シリーズ17:成功を導く確かな理論 ~時代に先駆けて事業化した類農園①~
★シリーズ17:成功を導く確かな理論 ~時代に先駆けて事業化した類農園②~
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★シリーズ18:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑱多くの情報の中から有益な情報を取り出すための「整理箱」~
★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪①~
↑成功を導く確かな理論①~⑪はこちらをご覧下さい☆
★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪②~
↑成功を導く確かな理論⑫~⑱はこちらをご覧下さい☆
★シリーズ19:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑲年齢や肩書きに関係なく互いに学んでいく共同体~
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