2014年06月20日
企業の追求力を高めるには?-4-充足発の追求力、女たちの追求力~
追求力を高めるには?シリーズ、第4段です!前回までの3つはこちら☆
企業の『追求力』を高めるには?-1- なぜ「追求力の時代」なのか?
企業の『追求力』を高めるには?-2- ものづくりに求められる追求とは?
企業の追求力を高めるには?-3-教育・医療・介護・農業・環境業に求められる追求力~
さて今回は、方向性をがらりと変えていきます!題して『充足発の追求力、女たちの追求力』!!!
1 まずは、充足発の追求力、女たちの追求力が高い会社はどのようなところがあるのかを紹介します
1-1 内子フレッシュパークからり
おばちゃんが本気に!生きがい発見…シイタケ御殿まで 田舎の運命を変えた道の駅
愛媛県の内子町にある道の駅「内子フレッシュパークからり」。通常の道の駅に比べ、オープンスペースに屋根をつけただけという質素な作りの施設だが、年間70万人以上が詰めかけ、全国でも注目される道の駅だ。メインの産直市場の圧倒的な鮮度と安さが人気を支えているが、この道の駅がユニークなのは、その運営方法。売られているものは、野菜から豆腐や醤油などの加工食品、パンやケーキ、工芸品、バケツのひとつまで、全てが内子町内で作られた商品だけ。しかもその運営も、品質管理、商品開発、イベント企画まで…商品を生産している地元の女性たちが全て自主的に行っている。つまり、単に農協に商品を出荷するだけの農家から、自分たちで様々な工夫をして商品を作り、販売する新しい農家へと生まれ変わった農家の集団なのだ。ひとつの道の駅の存在が、地方農村の姿を変える。
1-2 ハローデイ
福岡県にある、外観は一見普通のスーパーマーケット。
しかし店内に入ると、そこには驚きの光景があった。
天井には巨大なクジラの模型が泳ぎ、手作りのぬいぐるみや絵が飾られている。
その店は、食品スーパー「ハローデイ」。福岡県を中心に40店舗を展開する。スーパー業界が売り上げの減少に苦しむ中、20年近く増収増益を続けてきた。
価格競争とは一線を画し、安売りには頼らない。それで、なぜ売り上げが伸びるのか?
その背景には「従業員が楽しく働くことで良い店をつくる」というハローデイ独自の風土があった。
加治敬通社長が目指すのは「日本一働きたい会社」。そのユニークな経営の全貌に迫る。楽しいだけじゃない! 売れる店舗づくりの秘密
ハローデイは自分たちの店をスーパーとは呼ばず“アミューズメントフードホール”と自称するほど、楽しい見せ方に徹底してこだわっている。店内のデコレーションだけでなく、野菜や果物を巨大ティーカップに入れるなど、商品の見せ方にも工夫を凝らす。
しかし重要なのは見た目だけではない。たとえば、果物コーナーの横には高級ジュースを陳列。すると、売り上げが大きく伸びたという。肉や魚も店内で様々な形に加工し、付加価値を高める。
独自の手法で商品の魅力をアピールし、客を買う気にさせる。ハローデイの売り場づくりの秘密を探る。パートのおばちゃんたちが店づくりを競う
ハローデイの店舗は、店ごとにディスプレーや品ぞろえが違う。実は、各店舗で働くパートの女性従業員たちが飾り付けや商品づくりを自主的に考えているのだ。パート従業員がなぜ、そこまでやる気になるのか。そこには、加治の苦い経験が反映されている。
父親が経営していたハローデイに加治が入社したころ、会社は赤字で巨額の借入金を抱えていた。加治は現場で改革を断行。経営は上向いたが、社員の心は離れ次々と辞めていく。自分のやり方に悩んだ加治は、あることをきっかけに考えを改める。そして「規模の大きな会社でなく、日本一働きたい会社」を目指すようになったという。
従業員に「客に楽しんでもらえ。そのためには自らが仕事を楽しめ」と繰り返す加治。その経営論に迫る。
1-3 NPO法人ママの働き方応援隊
●【赤ちゃん先生プロジェクト(NPO法人ママの働き方応援隊)】
赤ちゃんには「人を笑顔にする力」「人と人をつなぐ力」があります。そこで赤ちゃんに先生になってもらい、ママ講師と一緒に高齢者施設や教育機関に出向。そこで受講生の方とのコミュニケーションを通じて、
・小中学生には「いのちの大切さ」
・高大学生には「子育てを考えたキャリア」
・高齢者には「癒しと生き甲斐」
を伝えていきます。その活動を通じて、育児中の母親が社会と繋がれる、赤ちゃんと一緒に働ける仕組みを作ることが目的です。●赤ちゃんのちから
①赤ちゃんの癒し・情緒安定効果
偏見や固定観念のない純粋な感情の塊である赤ちゃんとの触れ合いは、どんな人にも安らぎと癒しをもたらし、情緒を豊かにしたり、安定させる効果が期待できます。②赤ちゃんと触れ合うことで、共認回路の活性化
表情や泣くことで表現する赤ちゃんの感情を読みとろうとするうちに、人間特有の共認回路が活性化し、他人のことを思いやる精神が身についたり、コミュニケーション力を向上させたりする効果が期待できます。※共認とは共に認め合うこと。相手と同化することによって充足(安心感等)を得たり、相手の期待に応えて反応を得ることによって充足を得る機能。
●育児中がメリットになる仕事の創出
日本は、先進国の中で最も出産後の女性が社会参加しづらい国です。小中高大学まで男女は同じ教育を受け、社会人としてキャリアを積んでも、出産を機にいまだに6割以上の女性が仕事を辞めています。これはワークスタイルの課題でもありますが、可愛い盛りの我が子と一緒にいたいという母親の願いの表れでもあり、NPO法人ママの働き方応援隊では、出産後、育児中の母親が赤ちゃんと一緒に社会参加できる仕組みを提案しています。●赤ちゃん先生プログラム
①小中学生向けプログラム
毎月、同じ赤ちゃん先生とママ講師とのふれあいを通して、成長するいのちの偉大さに気づき、ひとりひとりに大切ないのちがあることを学び自尊感情や共感力が芽生え、いじめ防止や自殺防止につながります。②高大学生向けプログラム
赤ちゃん先生とママ講師との関わりの中で自己イメージを明確にし、はたらくという事の本当の目的に気付く。また、出産や育児を含めた自己のキャリアデザインを確立させ、育児体験を通して親になる準備を学び、生涯のパートナーを探す時の軸となる考え方を身につけることでライフプランを明確にする。また、社会の中での自分自身の立ち位置と役割を知り、社会の課題に気付き、社会参加への意欲を高めることで社会力を身につける。③高齢者施設向けプログラム
赤ちゃん先生との触れ合いを通して癒され、ご自身の過去を思い出し、心が動きだすことで身体もお元気になっていただくとともに、毎月成長する赤ちゃん先生の存在は、未来への生きる希望や夢にもつながります。また、毎回ママ講師との会話を通して、人生の大先輩としての智恵の伝授や厳しい時代を生きてきた価値観や文化の継承の場になり、自立的に社会と繋がりたいという意欲にもなります。毎回のプログラムには、触れ合い・手遊び・歌やストレッチも入ります。
1-4あきゅらいず美用品
大手化粧品会社を辞めて独立した女性社長が、すっぴんで「贅沢な、シンプル」をコンセプトに商品開発した石鹸やクレンジングなどをスキンケア商品を販売する会社です。
社長の南沢さんが単身で中国へ渡り、中国薬科大学と共同で開発したの「草根木皮たまり」というエキスがあきゅらいずの商品のベースにあるようですが、石油系化粧品などの問題は以前から指摘されており、今でこそ植物由来の成分を使った化粧品が多いのかもしれませんが、あきゅらいずさんはそもそもすっぴんで過ごせることを目的にスキンケアをするので発想が異なります。
食べすぎ、飲みすぎ、遊びすぎ(夜更かし)はもちろんお肌の大敵ですが、塗りすぎの現代女性は根本から「美」と言うものを考えてみてもいいのかもしれません。
皮膚は想像以上に物質を吸収するらしく、産まれたばかりの胎児がシャンプーの匂いがするなどという話や、ナノ化粧品や日焼け止めは肌を介して人体に吸収されることは確実です。(それが有害かどうかは未だ詳細調査が必要ですが・・・)
ちなみに化粧品によるトラブルはあらゆる商品の中でトップのようです。
>化粧品による被害国民生活センターは、毎年、消費者が商品やサービスでどのような被害を受けたかを、全国各地の消費生活センターに寄せられた苦情をもとにして集計し、「消費生活年報」を発行しています。この中の「危害・危険情報」によると、商品分類別危害発生件数で「化粧品」は、毎年ほとんどトップです。他は、「エステティックサービス」「健康食品」で、ワースト3の常連です。実際に受けた被害内容のトップは「皮膚障害」で、全件数の40%で、化粧品単独の場合は、約90%が皮膚障害です。しかし、肌のシミ・カサツキ・湿疹などの原因が化粧品だということに気づいてない人もいるので、実際の苦情はもっと多いはずです。
追求の軸は充足・・・だからいい女は羅針盤になる
仕事でも勉強会でも、チームで追及する場面はいくらでもある。しかし、みんなの議論から一つの答えに到達するのは案外難しい。
こう書くと、民主主義の時代なのだからそんなことは無いと反論されそうだが、それは幻想だと思う。現に、民主主義的にみんなが意見を出してもまとまらないから、多数決という中身の良し悪しとは関係の無いルールで決着するしかないのである。
また、仕事の場面などでは、失敗は許されないので、結局一番確からしい答えを出せる人の方針に従うか、その人があらかじめ引いた方針の中で議論するにとどまり、みんなで議論したから高い成果になることはまれである。
しかしこの2年ほど、サロンでいい女と一緒に追求をしていく中で、そうではない方法を見つけた。その方法は、最初から答えを想定しない、若しくは想定していた答えと異なる方向でも、まずはその方向の議論(≒おしゃべり)に乗るということである。
これは、一旦決めた方針をひっくり返すことになるが、仕事場面のリーダーは変化する外圧に深く適応するためには、頻繁に行っている。それと、この議論の進め方との大きな違いは、(リーダー)が自分で方針転換するのでは無く、あくまでも他のメンバー(特に感度の高い女性)の意見で方針をひっくり返されることになることである。
このような、議論ともおしゃべりともつかない会話を1時間くらい続けていくと、必ずある方向に収束していく。その方向性は『こうしたらうまくいきそう』『楽しそう』『やる気が出そう』など充足という軸に沿ったものばかりになる。この判断は明らかに男性より女性の方がすぐれていて的確に峻別できる。
ここでの男の役割はアイデアは出すが判断は女性に委ねることになる。そして、ある方向性が見えてからが、男の出番である。そこからは、構造認識を駆使して最終成果にまとめていく。こうすることで、男だけでは見えなかった対象の広がりが出来て、成果の質が上がるのと同時に、参加したみんなの充足度もかなり上昇する。
このような方法で成功体験を踏んだ今、『追求の軸は充足・・・だからいい女は羅針盤になる』
ということを実感できた。
『女の追及力』基盤となる想いは感謝☆
2ヶ月間、ある部署の現実課題を追求する場に女子会メンバーも参加し、追及過程を通して認識やそういった場での女性の役割を学んできました。
今回はその振り返り会を行い、メンバーの気づきの中でとっても参考になる発信があったので紹介します。こんな質問から始まりました。
「Nさんが常に色んな問題に対して実現イメージが湧くのって何でですか?」
実現イメージが湧くのって、誰よりも当事者意識を持っているからかなって思っていたんですが、それに対しNさんは、「当事者って何?って事だと思う。『当事者意識と』言っても自分がやるって考えると腰が重くなるよ。
だから、(社内掲示板を)読みながら相手になりきる!って感じ。
そうすると、悔しいなぁ、とか面倒だなとか、楽しいな、とかもったいないなって実感を持てるから、何か(問題が)起こったとき忘れないし、覚えてる。」『当事者意識』とは、どれだけ相手の状況に同化(なりきる)ことが出来るか。そして、ポイントは、どれだけ実感と結びつけられるかなんですね。
さらにNさんは女子会での気づきとしてこう言っていました。
「女子社員だけで追求会議をするというのは、とても稀だと思う。
女子のいい所は、ポンポンと意見がでるところ。一方で拡散してしまう悪い点もある。
そんな時、男の人がいれば、AとB対立する意見をまとめてくれるけど、女子だけだとその役割も女達で担わなければならない。
そんな時、私は社長を思い浮かべる。社長は、対立する2案の基盤となる論点、前提となる論点を探り当ててくれる。そうする事で、議論が深まり、会議が前へ進む。
前提なんて分からないよ!って思うこともあるけど、そんな時は「そもそも(何が問題だっけ?)」と思い返してみる。」ここでも、社長になりきっているんです。
そして、こう続けてくれました。「女子社員だけでやってみて、男の人はいつもこうやって追及してくれてたんだと感謝の気持ちが湧きました。そして、会議に女子社員が出てくれる事に感謝してくれる男性の気持ちも良く分かった。
議論が混迷した時、女子社員の発する一言によって、糸口が見える。
だから、(議論の追及を男性に任せるのでなく)ポンポンと言葉を発するのが得意な女子社員も認識をもっと学ばなければいけない。」*****************************
Nさんは、議論が混迷すると、いつも上手にまとめてくれる。
その姿を目の当たりにし、この追求力ってどこからくるのだろうと思っていました。
今回の振り返り会を通じて、相手になりきる=自分も同じように「悔しい!」と感じるその同化能力の高さだったのかと納得!だったけど、
男の人への感謝の気持ちが言葉として出てきて、(根底には)同化した人への感謝の気持ちを持ちながら、参加してくれていたんだ~ってはっとしました。
(私は、議論に付いていく事で必死で、『感謝』なんて及びもしなかった。)Nさんのすごい所は、能力だけじゃない、感謝の気持ちが深いところ
その想いが、Nさんの原動力なのでは?
感謝して、感謝して、相手の期待に応えたい想いが募る。
相手を想う気持ちこれって何よりの基盤だなって思いました。『会議での女の役割』方法としていろいろ学べる所もあるけど、Nさんの心の有り様をすっとばしては、方法も空っぽな物になってしまうなって感じました。
Nさんの心の有り様に同化し、方法もいかして行きたいです。
本源の性の再生こそが、追求力引き上げ⇒集団闘争勝利の源泉となる。
現在、セックスレスの潮流が続いているが、「追求力の時代」到来に伴い、本源の性の再生が、根源的な追求力引き上げの源泉となり、ひいては集団の勝敗を分ける鍵を握るのではないか、と考える。
○追求の母体となる同化力強化
・精霊信仰を実現したのは、女(巫女=女ボス)だと考えられる。
充足女が捉える世界の中核には、その時どきのみんな期待がある。
⇒根源的なみんな期待を、充足女を通じて周りが的確に把握できる
ようになれば、追求場面での照準力を引き上げることに繋がる。・性充足の場面とは、男女の同化場面そのもの。
⇒性充足が、最も直接的かつ端的に両者を繋ぐ同一感覚をもたらす。
深い性充足で得られるこの同化充足が、追求に立ち向かう最大の
活力源になるだろう。○追求力強化
・観念原回路(精霊回路)は、性充足を契機にした脳内トランス状態が
生んだと考えられる。
→脳内トランス状態は、追求力を引き上げる脳内作用を加速させ、
観念機能を強化する機能も併せ持っているのではないだろうか。
本源の性が再生されれば、頻繁に深い性充足が得られる様になる。 ⇒最終的には、超越思考を可能にするのではないか。○外圧適応力
・絶えず変化する状況に適応し続ける。
日常的な性充足の場面が継続すれば、「同化⇒追求⇒実践」の
フィードバックが常に繰り返されることになる。
⇒外圧は常に変化するが、その変化に最もスピーディーに、かつ
的確に適応できる基盤となるのが、日常的な性の再生ではないか。※以上から、追求力を引き上げる鍵を握るのが、本源の性の再生ではないかと思う。
新しい部署に異動してきて早くも3ヶ月が経とうとしています
実務面ではまだまだみんなの足を引っ張ってしまっているばかりですが、意識が少し変わりました☆
それは、最初は「こんな仕事興味ないわー><」とか事故中なことを考えてしまいがちだったのですが、「興味とかあってもなくてもどうでもいいやん!みんなの役にたてることをひとつづつやっていこう!」と考えられるようになりました♪
みんなを充足させられるようにもっともっと追求を続けていきます
- posted by 岩井G at : 1:39 | コメント (0件) | トラックバック (1)
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