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2016年03月01日

地域共同体の再生 第8回 フリーエネルギーへのヒント

地域のエネルギー自給の取り組みを紹介するシリーズ。今日はエネルギーそのものに着目し、フリーエネルギーについて紹介します。

テスラコイルを自作して空中の電波から4Vの電圧を取り出したとか、ネット上にはいわゆるフリーエネルギーの話題が多く見られるようになってきました。フリーエネルギーを“詐欺”扱いする声も聞かれますが、無から有を生み出すわけではなく、これまでの化石エネルギーや核エネルギー以外の方法で自然界からエネルギーを取り出す方法の探究、として考えれば今最も可能性のある研究ではないかと思います。

前回までの記事

第1回~プロローグ~
第2回~意識変化に対応していない地域の組織化~
第3回-1~エネルギーを中心とした街づくりが今成功している理由~
第3回-2~共同体の再生に力を入れている地域活動の紹介~
第4回~地域のエネルギー自給(都市型)~
第5回~ご当地電力が続々誕生! 人を育て、コミュニティを育てる「まちエネ大学」~
第6回~自家発電で晴耕雨読の日々をおくる夫妻に聞く、これからの電力自給のあり方~
第7回~植物と微生物による発電法~

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フリーエネルギーへのヒントhttp://cybervisionz.jugem.jp/?eid=24

 

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●テスラ・コイルとエネルギー増大送信機
テスラ・コイルとエネルギー増大送信機は、宇宙エネルギーと共振させることにより空間からエネルギーを取り出し、入力以上のエネルギーを得られるというものである。

テスラの発明で最大のものはテスラ・コイルとエネルギー増大送信機である。テスラ・コイルは、空心の円筒に一次コイルと二次コイルを巻き、二次コイルの巻数を非常に多くし、一次側が火花間隙をつけた共振回路になっている。エネルギー増大送信機はテスラ・コイルを2つ使い、片方のテスラ・コイルからもう一方のテスラ・コイルに電力を無線で送電する。その際に、宇宙エネルギーと共振させることにより、入力した電力よりも大きな電力を取り出すことができる。

テスラは、地球全体を共振させ、定常波を発生させることにより、地球上のどこでもエネルギーを取り出すことができるという世界システムの壮大な構想を持っていた。そして、1901年にロングアイランドのショアハムに巨大な無線送信搭の建設を始めた。しかし、資金不足のために中断され、第一次世界大戦が始まった1917年には、危険ということで取り壊されてしまった。

 

●効率300%のハバードのコイル
ハバードのコイルは、中央の1次コイルに入力したパワーの3倍が、2次コイルに出てくるという。

THW4番銅線を43回巻いた中央の1次コイルは、高さ15インチで、外径5.25インチである。独立した入力ターミナルがある。直径2インチの鉄パイプにTHW4番銅線を43回巻いた8個の2次コイルは、外径2.375インチであり、高さは15インチ。8個の2次コイルは、直列につないで出力ターミナルに接続してある。10~20ワットの高周波発振器を入力に用いる。周波数は次のようである。
05.340KHz = 2.8GHz/219
10.681KHz = 2.8GHz/218
21.362KHz = 2.8GHz/217
この2.8GHzは、地球の磁気共鳴周波数であるという。

シアトルのポルテージ湖で、18フィートのボートを動かすのにハバード発電機は使われ、この展示は、新聞社を含む多数の人々が見た。彼の業績は、1920年7月29日の「シアトルポストインテリジェンサー」にのり、追実験の記事が、1973年7月16日の新聞に載った。

 

●3~8倍の出力が得られるWINコンバータ
WINコンバータは、アメリカのウィンゲート・ランバートソンが開発した発電機である。入力の3~8倍の出力が得られていると報告している。

WINは、World Into Newtrinoの頭文字を取ったもので、空間から取り入れているエネルギー源は、宇宙に充満しているニュートリノであると考えている。ニュートリノは非常に小さな素粒子で、地球でも簡単に通り抜けてしまうため、検出は難しい。

この装置は、集積ボールで宇宙エネルギーを取り込み、ダムと呼んでいる部分にエネルギーを蓄積する。ダムは、誘電体、金属、半導体をサンドイッチした構造になっている。火花放電によって、宇宙エネルギーと共振させていると思われる。

 

●空間からエネルギーを取り出すモレイ・コンバータ
アメリカのユタ州ソルトレークシティーに住んでいたヘンリー・モレイ(1892~1972年)は、ニコラ・テスラを支持し、テスラ協会の会員であった。モレイは、宇宙空間に充満するエネルギーをアンテナで受信し、電力に変換する装置を開発した。

装置は、アンテナ、モレイバルブ、コンデンサ、真空管、変圧器およびアースからなる単純な構造をしている。
モレイバルブは、スウェーデンに留学中に発見した「スウェーデンの石」という軟らかくて白い石で作られており、ブリガム・ヤング大学の物理学教授ミルトン・マーシャル博士の分析によるとゲルマニウムの混合物であるらしい。
モレイは、この装置を使って、最大50KWの電力を発生させている。アンテナを外したり、アースを外したりすると電力は発生しなくなる。

モレイ・コンバータは、宇宙エネルギーと同調を取るための同調回路があり、同調を取るのに数分かかる。二段目の真空管の出力が一段目の真空管へフィードバックしており、発振器を構成している。その発振器へアンテナから宇宙エネルギーが流れ込み、発振器が発振し、高周波電力として出力される。1939年のモレイ・コンバータは50KWの出力を得たと言われており、27の段数が有った。

 

●回転し続けるEMAモーター
エドウィン・V・グレイは、1925年にワシントンで生まれた。 ENAモーター1号機は1961年に作られ、試運転されたが、このときは始動と同時に壊れてしまった。改良された2号機も1時間半ほどで故障した。3号機は32日間も回転し続け、テストはほぼ成功をおさめた。

しかし、大企業や投資家の反応は冷たく、グレイは自分で合資会社を1971年に設立した。市民からの出資を受け、1973年に4号機を完成させた。グレイは燃料のいらない無公害自動車を開発しようとしたが、圧力をかけるものが出てきた。自動車メーカーや石油会社が大打撃を受けると思われたためだろう。

1975年に4号機は何物かに盗まれてしまった。1975年10月、圧力に耐え切れなくなったグレイは、EMAモーターのノウハウを公開した。その後、何らかの取引きがあったのか、グレイは実験工場付きの豪華豪邸に住むようになり、6号機は他のグループによって製作され、世界中に公開状が送られた。

 

エネルギーは市場の枠組みの中で、定常的に購入し消費するものと思い込まされてきたのではないか。前時代的な価値観を超え、自給自足の潮流から、エネルギー生産もまた、新しい可能性が開けるかもしれない。

 

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