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2013年07月08日

共同体リーダーの不文律~次世代リーダーとは何か?・・・Hさんから学んだ、「仕事をする上で大切な”3つの力”」

仕事をする上で大切なこと、仕事の出来る人とは、
「自分のやりたいことをやる。高い技術力を持っている」
ことではなく、
「相手やみんなのために、自分の持っている力を最大限に使える人」
です
今回のインタビューでは、その仕事をする上で大切(必要)な「力」を、Hさん(入社7年目)から3つ学ぶことができました 😉
紹介していきたいとおもいます
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1、相手の状況を掴む力
Hさんの「相手の状況を掴む力」は、後輩たちの資格試験のまとめ役の時に発揮されました。
資格試験が難関になっていったこの時期、今までのように、
「とにかく勉強する!睡眠時間を削って勉強する!」
という、力技では、仕事と勉強の両立は難しく、なかなか合格者が増えませんでした 🙁
そんな状況の中、Hさんは、
「まずは、実際の活動時間、勉強時間を見える化する。」
と、まずは活動表を分析。
そうすることで、試験を受ける本人の目安にするだけでなく、上司や社内全体に必要時間を認知してもらいました。
そうすることで、周りからの期待(圧力)もかかり、みんなの活力もアップ
また、
「ミーティングするときに、予め先に皆の不安を掴んでおいて、その方針を打合せで扱うことを意識した。」
このように、みんなの状況を的確に掴んで、後輩のやる気を引き出してくれました。
このときの的確な分析力が評価され、組織の中枢である調査・企画部門に配転。
そこで、さらに発揮された力とは・・・
2、相手の気持ちを掴む力
調査・企画部門は、お客さまの想いを一番最初に形にしていく部門です。
お客さまは、さまざまな外圧を受け、たくさんの人との関わりがあります。
また、現在、外圧は常に変化し続けるので、お客さま自身が気づいていない想いもたくさんあります。
そんな中で、お客さまの気持ち・その背後にある社会の期待を掴んで方針決定し、推進していくことは、容易ではありません。
そのような外圧状況で、Hさんがお客さまに提案した内容に対し、
「そうや 私は、こうゆうことがしたかったんや さすが、類さん(弊社名)ですね 😉 ありがとう
という評価をもらってきてくださいました。
お客さまは、自身も気づいていなかった、本当の想いを掴み、それを形にしてくれたその提案内容に、とても喜んでくださいました。
なぜ、そのような提案を出来たの?と質問すると、Hさんは、
「どんな課題でも、”人”。
”人”が実現する先を”具体的”にイメージしている。
どんな生活パターンで?どんな動きをするの?そのときどんな気持ち?
つまり、自分がその人になりきって考える。
そして、その目標に到達するために何をすべきか?を考えることを意識している。」
と、話していました。

相手の期待に応え充足を与えることは相手に期待し充足を得ることと表裏一体である。従って、相手の期待に応えること自体が、自己の充足となる。
実現論「前史:ニ.サル時代の同類闘争と共認機能」より

「自分がどうしたいか?」ではなく、「相手の想いはどこにあるのか?」
相手への高い同化度が成果をあげました。
そんな、成果の高いHさんですが、
「これは、期待してもらっていることで、実はまだ、私自身も力不足なんです
と、教えてくれた最後の力は・・・
3、みんなを巻き込む力
私たちの社内掲示版で「ここが問題だ。」「これが出来ていないからダメなんだ。」
と、問題を指摘する投稿が多数出たことがありました。
そのとき、Hさんは、
「みんな、言葉にしていなくとも、この”指摘するだけで解決策のない投稿”に、違和感を感じているはず。心の奥底(潜在思念)で繋がっているから、大丈夫。」
と思っていたそう。
でも実際には、社内の雰囲気が悪くなってしまったり、若手が不安になってしまったり・・・
そんなとき、ある女性の先輩がHさんに、
「確かにね、みんなこの不安な投稿の方向ではないんだろうな。ってわかっているよ。
でもね、『じゃぁ、正しい方向はなんだろう?』ってみんな、迷っているよ。収束先がわからない。これじゃぁ不安だよね。収束不全だよね。」
と、言われてハッとしたそう。そのときから、
「不安をただ煽るだけだったり、いちゃもんを言っていることに対しては、きちんと闘っていかないと。
そして、みんなが充足できる。実現できる方向を、感じているのなら、言葉にしてみんなを導いていこう。」

と、強く思うようになったそうです。
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そして、最初に提示した、仕事の出来る人とは、「相手やみんなのために、自分の持っている力を最大限に使える人」。
それに加えて、さらに優秀な人たちは、
「自分の力だけでなく、周りを巻き込み、周りの力も引き出して、実現していける人」
そう感じ、最近のHさんの発信は、力強く、みんなの向かっていく方向性を示してくれています
                   
どうですか? 😀
高い技術や、さまざまな知識も、
「相手の状況を掴む力」
「相手の気持ちを掴む力」
「みんなを巻き込む力」

これらの力を身につけていく中で、ついていきます。
逆に言えば、このような力をもっているからこそ、技術力や知識は、みんなの役に立っていくものになります。
Hさんのインタビューをして、共同体のリーダーとは、このような力を持っている人なんだと改めて学ぶことができました。
次回もお楽しみに

 

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