2013年11月01日
『類グループ岡田社長に学ぶ』シリーズ.4緊急全体会議の事例
(類グループ 劇場会議室)
経営において、あるいは戦略を立てる上で、あるいは提案を行う際に、状況認識や時代認識が重要になってくるのは、経営者ならば誰もが実感するところですが、多くの経営者は、それを「自分(経営者)の役割」だと考え、「社員にはまだ無理(難しい)」「社員はそんなことは求めていない」と諦めてしまっています。。。
でも、岡田社長は、自身が掴んだ全ての外圧、そこから導かれる最先端の状況認識を、いつだって社員と共有しようとしてくれます。
それは、新人であれ誰であれ、自分(社長)と同じ外圧を共有し闘ってほしいと期待し、自分(社長)と同じように認識に可能性を感じるはずだと信じてくれているから。
ですから類グループでは、普段から、認識を学ぶ勉強会を開催しているのですが、加えて、緊急度が高まったとき、社長から社内ネットに、【緊急劇場会議(全体会議)】の呼びかけが入るんです!
そのタイミングと中身に、社員たちの気迫と士気は一気に高まります。
今日は、「そんなことまで社員と共有・追求するの?!」の数々の【緊急劇場会議】のテーマ(の一部)を、ご紹介します☆
06/07/22(土)
社内的にも、社会的にも、有り得ないミスが多発しています。ミスの多発については、どの部門も深刻な問題であるため、皆さんの積極的な参加を期待しています。
テーマ : 「どうする?ミス爆発!」
08/09/17(土)
ここ数日の経済状況(リーマンショックから始まる各機関・各国政府の動くetc)を受けて、臨時劇場会議を行います。
テーマ : 「経済破局の行方」 「短期経済予測」
09/04/16(金)
国語力を鍛える本格的カリキュラムを検討するにあたり、緊急劇場会議を開催します。
ただし、言語能力の衰退は、若者に限らず、明治以降一貫して衰弱し続けていることの危機感より、塾部門以外の積極的な(主体的な)参加を望みます。
テーマ : 「国語力って何?どうやって形成されるの?」
11/04/18(月)
東北大震災は人災か自然災害か。地震予測は可能か。緊急劇場会議を開催します
テーマ : 「地震理論」 「原発どうなる?」
11/04/22(金)
最悪の事態に備えます。臨時劇場会議を開催します。
テーマ : 「原発の状態と放射能対策」
・原発の破損状態の推定
・シグマシーベルトと危険度(大気、雨、水、食べ物etc)
①放射能防御対策(建物対策はどうする?衣服は?水、食べ物は?)
②東京脱出のシミュレーション(仕事場はどうする?西中島?農園?)
③大阪も汚染された場合は、どうする?
11/05/27(金)
論理整合性の高い新しい事実(仮説)が発掘されましたので、それを検証するための緊急劇場会議を行います。
テーマ : 「日本の闇勢力、御巣鷹山事変と原爆と原発」
11/07/25(月)
東北大震災と福島原発事故によって日本は大打撃を受け、GDPは急落し、2ヶ月連続貿易赤字が続いている。当然、円安になるはずである。にもかかわらず、円高が進んでいる。今回の金貸しのターゲットは何か?緊急劇場会議を行います。
テーマ : 「経済予測」
①円高=円買いは、日本国債暴落のための仕込み
②デフォルト→預金封鎖→新紙幣の発行
③国債デフォルトは、人工災害→食糧危機とセット
12/04/30(月)
共同体:類が、単なる充足集団から、勝てる闘争集団になるために、全社劇場会議を開催します。
テーマ : 「闘争共認の確立と、敗者の構造」 「独学(自習)の気運」
※4/30は、より意識潮流と人材育成(意識構造)にシフトした展開、
5/07は、より実践課題にシフトした展開になります。
13/10/08(火)
17日米債デフォルト?に備えて緊急劇場会議を行います
テーマ : 「国債が暴落しても、超インフレにはならない」
■学びポイント
いかがでしたか?現業に近い「ミス爆発」についてのテーマから、「原発どうなる?」「経済破局は来るのか?」といった社会問題、さらには「地震理論」にいたるまで、幅広いテーマをタイムリーに扱っているのが分かって頂けたと思います。類グループでは、このような議論を経て、ミス撲滅に対する体制構築や経済破局対策、原発が爆発した際の避難対策などを決定していきます。
このような全社レベルの方針決定は、一部の幹部クラスの社員が集まって判断していくことが多いと思います。なぜ類グループは、このように新人、若手まで含めて全社員で議論するのでしょうか?また、なぜ、扱っているテーマがこれほどまでに広いのでしょうか?
1.状況認識の共有が適応の要
大転換期の現代社会で生き残っていく為には、企業自身もどんどん変化していかなくてはなりません。その変化に適応していくためには、経営者の最先端の状況認識を社員皆が共有し、常に同じ方向を向きながら臨機応変に進んでいく必要があります。ですから、類グループでは、全社レベルの方針であれ、全社員で議論がされるのです。
2.社会不全に応える事が求められている
現在、みんなの最大の期待は、物的豊かさや目先の快美欠乏を充たす事ではなくなり、原発問題や経済問題、食の安全や教育問題といった社会問題に対する答えが欲しいといったあたりにあります。しかし、本来そういった社会問題に対して答えを出すべき官僚や学者、マスコミからは何の答えも提示されていません。いまやどの業界であれ、社会不全に応えたものでなければ、誰も評価しない時代となっています。社会不全に応える為には、自社内部あるいは関連領域だけを扱うのでは不十分であり、社会にまで広げたテーマで議論する必要があるのです。
上記のように、広いテーマを全社員を含めて議論する臨時劇場会議ですが、みんなが納得できる会議となりえるのは、岡田社長をはじめ、これまで先輩社員が積み重ねてきた、誰もが納得できる事実認識群があるからです。類グループでは、週に2回ネットサロンを行い、事実認識群の集積or習得を行っています。このような勉強会を行ってきたからこそ実現できる場なのです。
本記事を見て下さった経営者のみなさんも、是非、新概念勉強会に参加して見て下さい!
(類グループ 劇場会議室)
- posted by kaganon at : 17:40 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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