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2021年10月26日

【実現塾】哺乳類の知能進化~②皮膚感覚の発達が脳の発達・知能進化につながった

前回の記事では、哺乳類はどうやって(どうして)脳を進化させることができたのか、という追求をグループ追求で行いました。
今回は、劇場へと場所を変え、グループ追求ででてきた追求ポイントについてより深く追求をしていきます。

仮説の中で、哺乳類の固有の特徴が知能進化に関係していそうだというのが追求ポイントとしてありました。
そこで、劇場会議では皮膚感覚という視点から知能進化へと迫っていきます。

皮膚感覚が哺乳類の最先端機能

原モグラは土中に隠れ住む存在でした。土中は真っ暗で目は役に立ちません(視覚は後退)。ではどうやって暗い中、穴を掘ったり、獲物を捕らえたりしていたのでしょうか?
→一番頼りになるのは、嗅覚や触覚「皮膚感覚」。→哺乳類は感覚機能を優先させた。
哺乳類以前の魚類や両生類の表皮は防御を優先している。ウロコやヌルヌルの皮膚。

⇒哺乳類は皮膚感覚最先端機能にし、発達させていった!

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2021年10月22日

【実現塾】哺乳類の知能進化~①なぜ哺乳類は大脳 (新皮質)を大きくできたのか。

前回の実現塾では、集団再生の実現基盤として、哺乳類にスポットを当てその集団行動の構造の追求を行ってきました!
・前回【実現塾】哺乳類の集団行動

その中で、哺乳類は外圧状況によって集団形態を変化させているということが追求ポイントとしてでてきました。
なぜそのようなことが可能なのか?知能が発達したからできたこと?

今回の【実現塾】では、それを哺乳類が進化させた脳の構造から迫っていきます

哺乳類の脳は、魚類や両生類に比べて 大脳(とりわけ新皮質)が大きい
哺乳類の脳は、進化の中でも哺乳類以前の魚類や両生類に比べて大脳新皮質が著しく発達していることがわかりました。脳は知能発達には欠かせない体の一部ですね。

では、どうして(どうやって)脳を大きくすることができたのでしょう。

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2021年10月21日

【駆動物質とは何か?】脳の構造と駆動物質の関係

生物の進化とともに、脳も進化してきました。脳は、脊椎動物が登場した段階から、基本構造は大きく変えず、新しい機能が付け加わるように進化してきています。

脳の形成は、「神経管」から始まります。神経管の内側で多くの細胞がつくられ、神経管が膨らむことにより、脳がつくられます。形のうえから大きく5つの膨らみ(脳胞)からなり、前方から終脳、間脳、中脳、後脳、髄脳と呼びます。これは脊椎動物に共通な基本構造ですが、進化の過程で動物ごとに発達している部位が異なります。

ヒトでは、大きく「脳幹(中脳と後脳)」「間脳」「小脳」「大脳中枢系(大脳皮質(古、旧)と大脳基底核)」「大脳新皮質」に分類できます。それぞれ役割も生産される駆動物質の種類・機能・伝達経路なども異なっています。

●脳幹  (延髄、橋、中脳など)
脳幹は、魚類、両生類、爬虫類の脳の大部分を占め、反射や、心拍、呼吸、摂食、体温維持、性行動のような本能行動を司る。
脳幹は多種多様な神経核から構成されており、その機能も多様であり、この小さな部分に多数の生命維持機能を含んでいる。

 【脳幹で作られる主な駆動物質】
     ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンなど

脳幹の神経核でつくられた駆動物質は、間脳、大脳中枢系、大脳皮質へ投射される。

●間脳  (視床、視床下部、松果体、脳下垂体、脳下垂体など)
間脳は、哺乳類になり、大脳皮質が発達するともに発達。自律神経の働きを調節、意識・神経活動の中枢。

間脳は、神経細胞体が塊状に集まり複数の神経核を形成し、神経核で駆動物質がつくられる。また、嗅覚を省き感覚伝導路として大脳皮質に多くの神経線維で結ばれている。

  【間脳で作られる 主な駆動物質】
     ヒスタミン、オキシトシン、βエンドルフィン、メラトニンなど

間脳 でつくられた駆動物質は、大脳中枢系、大脳皮質へ投射される。
また、脳下垂体は、視床下部から分泌される分泌調節ホルモン(駆動物質)を受取り、数多くのホルモン(駆動物質)を分泌し、効率よく血流に乗って全身に運ぶ。神経系と内分泌系の結節点。

●小脳
鳥類や哺乳類になると、小脳が大きく発達している。小脳の神経回路は学習機械と考えられ、大脳皮質からの情報と末梢神経からの情報の両方が入ってきており、この両者を比較・対照することによって、運動だけでなく、情動や認知機能にも関与すると考えられている。

  【小脳で作られる 主な駆動物質】
     グルタミン酸、γ-アミノ酪酸(GABA)など

駆動物質は、小脳内の神経細胞間のシナプスを介した伝達物質としての役割を担い、高速な伝達回路網を形成している。

●大脳中枢系  (大脳辺縁系、大脳基底核)
魚類と両生類では、大脳には「大脳中枢系」しかなく、大脳中枢系は「古皮質(海馬、脳弓、歯状回)」、「旧皮質(嗅葉、梨状葉)」に分類される。辺縁皮質(古皮質、旧皮質)の内側の髄質の深部には大脳基底核が存在する。大脳中枢系は,記憶,意欲・欠乏、嗅覚,生体の恒常性維持機能など,人間のさまざまな活動の根幹を担うきわめて重要な役割を担っている。

大脳新皮質の内側に位置し,表面からは見えない辺縁皮質は、脳梁を取り巻く円環構造から成り立っており、辺縁皮質と大脳基底核(神経細胞体が塊状に集まった複数の神経核)を相互につなぐ神経線維連絡網から成り立っている。

  【大脳中枢系の主な駆動物質】
     アセチルコリン、ドーパミンなど

大脳基底核でつくられた駆動物質は、大脳中枢系、大脳皮質へ投射される。

●大脳新皮質
鳥類や哺乳類になると、大脳が発達し「感覚野」「運動野」といった「新皮質」が出現する。さらに、霊長類になると、新皮質がさらに発達して大きくなり、「連合野」が出現し、高度な認知や行動ができるようになる。ヒトでは、新皮質が大脳の90%以上をも占める。

大脳新皮質はヒトで約160億、マウスでも約1,400万と極めて多数の神経細胞で構成される。興奮性神経細胞(興奮性細胞)と、抑制性神経細胞(抑制性細胞)がある。
抑制性細胞は、GABAを伝達物質として放出し、他の神経細胞の活動を抑制する。軸索は通常短く介在ニューロンとも呼ばれる。大脳皮質視覚野では神経細胞全体の約20%を構成すると言われている。
興奮性細胞は、大脳皮質に多数(全神経細胞の約80%)存在する神経細胞。軸索末端からグルタミン酸を放出し他の神経細胞を興奮させることから、興奮性神経細胞と呼ばれている。その細胞体は錘体様の形状を示すことから錐体細胞とも呼ばれる。

  【大脳皮質の主な駆動物質】
     グルタミン酸、γ-アミノ酪酸(GABA)など

大脳新皮質は、神経核を形成せず、駆動物質は、神経細胞間のシナプスを介した伝達物質としての役割を担い、高速で複雑な伝達回路網を形成している。

駆動物質の主な発生場所

主な駆動物質がつくられる場所
(図は、書籍「14歳から知る 人類の脳科学、その現在と未来」より)

次回、脳が発する駆動司令の起点となる駆動物質群とその機能や主な伝達経路について、脳幹でつくられるーパミン、ノルエンドルフィン、セロトニンを中心に見てきます。

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2021年10月19日

【観念機能を正常に作動させるには?】本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る③

【観念機能を正常に作動させるには?】本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る①
【観念機能を正常に作動させるには?】本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る②

では、本能と共認機能の成立過程を整理しました。
今回は、本来の追求テーマである観念機能の誕生について追求していきたいと思います。

人類の祖先は樹から落ちたサルと言われていますが、地上ではとにかく弱く洞窟の中に隠れ住んでいたことが分かっています。
食料確保もままならず、他の動物が食べ残した死肉をあさり、骨髄や脳をすすって生きのびてきていたようです。
暗い洞窟の中でいつ襲ってくるかわからない敵に怯える毎日は、わたしたちが想像する以上に不安や怯えで一杯の状態だったのだと思います。

そんな彼らはどのように適応していったのでしょうか。

まず、いつまでも洞窟の中にいたのでは絶滅してしまうので、時には外に出て食料(食べ残しとはいえ)を確保する必要があったはずです。

とはいえ外敵だらけの外は危険が一杯。怖い。どうする?

他の哺乳類や原猿の機能獲得から推測すると、人類もまた「親和機能」を強化していったのではないでしょうか。
特に注目したいのが親和共認をベースとした男女間のスキンシップ=性充足です。
というのも人類の場合、性行為中に親和物質オキシトシン不安感を取り除くβエンドルフィンが分泌されるのですが、これらの機能が始原人類が男女間のスキンシップを強化し性充足回路を太くしていった結果獲得した、と考えると辻妻があうのです。
ちなみに、発情期が無く、正常位で長く性行為する種は人類とオランウータンぐらいですが、これも性的スキンシップと充足が深く結びついているからだと思われます。

もう一点は踊りです、同じリズムをみんなで踊り続けることでも、性行為の時と同じくオキシトシンβエンドルフィンが分泌されることが分かっています。
先住民は狩りの前に踊る部族が多いですが、これはその名残ではないでしょうか。踊りで不安感を和らげ、危険な狩りに出ていたのでしょう。
このように、始原人類は性と踊りで不安感を解消し、洞窟の外に出ていけるようになったのだと推測します。

とはいえ「弱い」という事実は変わらない。どうする?

この間追求してきた本能⇒共認機能の成立過程を振り返ると、生物は元々持っている機能を拡張させることで新しい機能を獲得してきたことが分かります。
となると、考えられるのは共認機能の拡張です。猿は、外圧としての同類を注視することで共認機能(同化回路)を獲得しましたが、始原人類は、その共認機能を同類(仲間)だけでなく外圧としての自然に拡張し、注視や期待を続けたのではないでしょうか。

そして注視の果てに獲得したのが「自然の中に秩序を見出す」機能です。「万物の背後に精霊を見た」と言っても良いかもしれません。
山の神や海の神のように、自然があたかも人格を持っているかのように考える事で、自然界の多様な構造を捉えることが可能になり、〇〇がこうなったら、〇〇になる、のような予測が出来るようになったのだと思います。
わたしたちはこれを観念原回路と呼んでいます

この観念原回路こそが、人類の人類たる所以で、これを基盤に私たちは道具や言葉を生み出していきます。

〇まとめ
以上、3回にわたって「本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路がどのように形成されてきたのか」を整理してきました。あらためてポイントを押えると、
☆生物は外圧適応態であり、原点は集団である。
☆本能は、闘争本能、親和本能、集団本能の3つの本能をベースにその時々の外圧に適応すべく機能を高度化させてきた。
☆本能にせよ、共認にせよ、観念にせよ、ほぼすべての機能は、既存の機能を組み合わせたり拡張したりする事で獲得してきた。
あたりでしょうか。既存機能の組み合わせや拡張は俗にいうイノベーション】と全く同じ構造です。イノベーションの最高の教科書は、生物史にあると言っても過言ではありませんね。
最後に、本能、共認、観念機能の成立過程を整理しましたのでご覧ください。

次回からは、いよいよ観念原回路の中身を追求していきます。
□精霊を見るとはどういう事なのか?
□その時の脳の状態はどうなっているのか?
等を具体的な事例で深堀していきたいと思います。

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2021年10月14日

【観念機能を正常に作動させるには?】本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る②

【観念機能を正常に作動させるには?】本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る①

では、本能の進化過程を整理しました。
今回は共認機能の成立過程について整理したいと思います。

共認機能は、哺乳類のうち樹上に活路を求めた原猿が獲得した機能「相手の期待や充足が自分の期待や充足になる」という機能です。
相手が喜んでくれたら自分もうれしい。〇〇の期待に応えたい。などわたしたちの感情もこの共認機能が生み出しています。

原猿たち(詳しくはこちら

このような新しい機能を原猿はどのようにして獲得していったのでしょうか。

ポイントは「樹上適応」です。
弱ければ負けて外敵に食われるのが自然の摂理ですが、樹上世界では外敵が不在で同類闘争に負けても、敵に食べられることがありませんでした。種間闘争圧力が非常に低かったのです。
とはいえ食べ物にも限りがあります。
初期の原猿は原モグラと同様、集団を形成していないことが分かっているので、種間闘争による淘汰圧力が働かなくなった原猿たちは、オスメス関係なく樹上で激しく縄張り闘争を繰り広げていたものと想像できます。

その外圧下で、原猿はどのような適応をしていったのでしょうか。

まず、他の哺乳類同様に、メスは母子間の親和本能を拡張させて母系集団を形成していったものと思われます。
オスは変わらず成体になると外に出ていきますが、他の哺乳類と異なるのは「負けても生き残れる」という点です。「負けても死なない」これは淘汰適応の原理と逆行する事象で、生物が今まで獲得してきた機能では対応できなかったのだと思います。

このような状況で縄張りを確保出来ないオスたちはどのように適応していったのでしょうか。

考えられるのは、メスが先行した親和機能の強化です。哺乳類はメスが親和本能を強化することで母系集団を形成していきましたが、後に獲得した機能から推測すると、特殊状況に追い込まれた原猿は、オスも親和本能を強化したものと思われます。

親和本能が強化されると封鎖していた集団本能が解除されますが、さらに縄張りを確保出来ないオスたちは、この2つの本能を使って、互いに依存する依存本能を強化していったものを思われます。
依存本能は、本来哺乳類の母子間の庇護/依存の関係で働く本能ですが、親和本能と同様、適応するために成体のオスでも活用する様になったのでしょう。

以上、お互いの不安を和らげる「親和本能」「集団本能」の強化。そして「依存本能」
おそらくはこの3つの本能が相乗し、お互いがお互いを注視(観察)し続ける事でついに獲得したのが猿、人類のみが持つ「相手の気持ちが分かる」共感(同化)回路です。哺乳類はミラーニューロンという相手の行動を真似る「真似回路」はすでに獲得していますので、共感(同化)回路は、真似回路を拡張した機能だと思われます。

不安で一杯だったオスにとって「相手も同じく自分に依存し、期待している」という事を共感しあえた事はなによりも代えがたい事だったに違いありません。
震災等で被災された方に伺うと、不安で一杯の時に誰かがいるだけで安心感を得られる。という事を聞きますが、その感覚が一番近いのかもしれません。

さて、オス同士の期待は同じ(不安を取り除く)なので、共感回路を獲得したオスたちはますますスキンシップに収束していくことになります。そしてスキンシップにより共感回路がさらに発達することで「相手の期待に応える事が自己の充足となる」機能を獲得し仲間との一体化に成功、最終的には真猿の様な集団が形成されていくことになります。
この機能をわたしたちは「共認機能」と呼んでいます。

真猿集団は他の哺乳類と異なり、種間闘争ではなく同類闘争を第一義課題とした集団であり、まさに親和収束を母体に闘争系の課題共認、役割共認、規範共認で統合された集団です。
わたしたち人間が持つ、いわゆる「感情(喜怒哀楽)」と呼ばれる大部分がこの共認機能によるところになります。
この共認機能は、さらに人類が獲得した観念機能の母体となっていきます。

以上、第二回は、共認機能の獲得について整理しました。以下はまとめの図解です。

次回は、観念機能の成立過程についてみていきたいと思います。

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2021年10月13日

【実現塾】哺乳類の集団構造④~オスの役割は変異を求めて外へ飛び出すこと

実現塾では、集団再生の実現基盤を発掘すべく哺乳類の集団構造の追求を行っています。前記事では、メスが性闘争本能を上回る親和機能を獲得したことで集団が形成されたという成立構造が明らかになりました。では、その間オスはどうしているのでしょう?今日はオスの役割について追求してゆきます。

Q.オスとメスは繁殖期以外、基本的に別世界で生きているし、餌の確保はメスだけでもできる。ではオスの役割=存在理由は何か?
→子孫を残す、精子をつくる、変異する、闘う、メスを守る、代わりに食われるetc.
オスの役割が子孫を残す=精子を供給する事ならば、過半のオスは交尾できない=存在意義がないという事になる。
★子孫を残せないオスに役割はないのか?

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2021年10月11日

【実現塾】哺乳類の集団構造③~集団を作るのは雌

実現塾では、集団再生の実現基盤を発掘すべく哺乳類の集団構造の追求を行っています。前記事は、単独で生きていた原初の哺乳類が、地上への適応を迫られる中で集団を形成していった過程に同化しました。ここからは、どうして集団化できたのか?を追求してゆきます。

Q:性闘争を強めて集団で生きられなくなった哺乳類が集団化できたのは何で?
集団の原点は母子集団にある⇒胎内保育を可能にし、産後の授乳・子育て中も母子を引き合わせる親和物質が鍵となる。

★親和物質とは?
胎内保育を実現するには、母子が互いを異物と見なして攻撃し合うのを防ぐ必要がある。そこで互いに免疫機能を抑制し、母と子を一体化させたのが親和物質(オキシトシン系)だった。

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2021年10月10日

【実現塾】哺乳類の集団構造②~母子集団から母系集団へ

実現塾では、集団再生の実現基盤を発掘すべく哺乳類の集団構造の追求を行っています。前記事は、原初の哺乳類は単独で生きており、成体同士で集団を形成できないという事が明らかになりました。ここからは、成体同士も含めてどう集団化したのか?を追求してゆきます。

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2021年10月08日

【実現塾】哺乳類の集団構造①~哺乳類の集団は母子から始まった

前回、全ての既存の集団が結集軸を失い崩壊過程にあり、全ての人間関係が無意味化しているという驚きの構造が明らかになりました。(リンク)(リンク
そこで、今回の【実現塾】は、人類の集団の原点ともいえる哺乳類の集団構造とその成立過程に同化し、集団再生の実現基盤を探ってゆきます♪

■哺乳類は地中に隠れ住み、外敵から逃げ回る弱者
現在の哺乳類は私たち人類の祖先も含めて、モグラから出発し、げっ歯類/雑食/草食/肉食動物等に枝分かれ進化したと言われています(人類はモグラが樹上に適応した木登りモグラの末裔)。
そして、今でも、全哺乳類のなんと3/4は食虫類(モグラ)・げっ歯類(ネズミ・リス)・コウモリ類etc.の小さく外敵から逃げ隠れする弱い生き物なんです。(下図の左側二つに相当)
哺乳類の集団形体は、そのような弱者が外敵や自然の圧力に適応し、種として調和すべく形成されてきたものなのです。

それでは、ここから具体的に哺乳類の集団を注視し、その成立原理を見つけてゆきましょう♪

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2021年10月07日

【観念機能を正常に作動させるには?】本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る①

観念機能を正常に作動させるには?その成立過程から構造に迫る

では、追求テーマを整理しましたが、今回はその第一弾、
本能⇒共認⇒観念の進化過程から観念原回路を探る① です。
①では特に本能の進化過程を整理していきたいと思います。それでは見ていきましょう。

〇生きとし生けるものすべて外圧に適応するために存在している。
まず大前提として、あらゆる生物には外圧に適応しようとする「適応本能(生存本能)」が備わっています

〇生物にかかる外圧は?
生物にかかる外圧は
①自然圧力
②種間闘争圧力(違う種との闘い)
③同類圧力(同じ種の中での闘い)
に大別できます。生物の歴史はこの3つの外圧への適応の歴史と言っても過言ではありません。本能も共認機能も観念機能もすべてこの3つの外圧に適応するために形成されてきました

〇本能機能の成立構造
原始生物にかかる外圧は自然圧力。この自然圧力に適応するために獲得したのが、餌を確保する闘争本能、そして子孫を残す生殖(分裂)本能です。この闘争と生殖は、わたしたち人類に至るまで生物の基本構造として脈々と受け継がれています。

また、単細胞生物も群れをつくる事から「集団(追従)本能」も早い段階で形成されていたと思われます。生物は「個」ではなく「集団」が原点なのです。外圧に適応するためには、集団の方が有利だったのでしょう。

生物が一定繁殖してくると、自然外圧に加えて種間闘争圧力も高まってきます。弱肉強食をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。生物は自然外圧種間闘争圧力に適応するために闘争機能、生殖機能を高度化させて行くことになります。

雌雄分化も早い段階で行われていますが、雌雄分化した種は、同一種間の淘汰適応圧力を形成していきます=強者が生き残る事で種として強くなる(同類闘争圧力)。すなわち闘争本能を基盤として、オスがメスを奪いあい、メスはオスを奪いあう(挑発しあう)性闘争本能が形成されます

こうして自然外圧種間闘争圧力に加えて同類闘争圧力が新たな圧力として加わっていきます。
このように生物はこの3つの外圧に適応するために進化してきました。

次の転機は哺乳類です。
弱者であった原始的な哺乳類は生き残り戦略の一つとしてお腹の中で子供を育てる胎生を獲得しました。私たちにとっては当たり前ですが、生物にとってお腹の中で子供を育てるというのは大変な事です。血が繋がっているとはいえ自分の身体の中に異物を取り込む為、通常であれば拒絶反応を示してしまいますそこで哺乳類は、拒絶反応が起こらないように母子間の親和本能を強化していきます。(親和物質=オキシトシンを分泌するようになる。
なお、この親和本能ですが、脊椎動物、昆虫類もオキシトシン類似物質を分泌することから、親和本能もまた古くから形成されてきた機能なのだと考えられます。
https://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=351551
https://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=137782

一度に大量の卵を産み、その大部分が成体になるまでに外敵に喰われることによって適応を実現していく卵産動物に比べて、胎内保育と産後保護の哺乳類は卵産動物の様な淘汰圧力が働きにくくなります。
その結果、淘汰過程が成体まで引き伸ばされることになり、成体になってからの淘汰圧力を激化する必要が出て来ます。それが性闘争本能の著しい強化です。

この強すぎる性闘争本能は、生物が持つ集団本能を封鎖し、集団を解体してしまいます。事実、哺乳類の3/4は集団を形成せず、単体行動をしている事が分かっています。
http://www.seibutsushi.net/blog/2021/09/7301.html

一度集団を解体した哺乳類の一部はその後母系集団を形成していきますが、この強すぎる性闘争を抑止したのはメスの親和本能である、という事が分かってきました。
母子間の親和本能をメス間に機能拡張し、性闘争本能を上回る親和物質を大量に分泌することで集団化に成功したのでしょう。集団化したのがメスでオスは繁殖期以外には別世界で暮らしていることからもそれが伺えます。
http://www.seibutsushi.net/blog/2021/09/7312.html
http://www.seibutsushi.net/blog/2021/09/7326.html

足早でしたが、本能の進化過程を見て来ました。
下図にその過程をまとめましたが、闘争、生殖、集団本能を基盤に3つの外圧に適応するために、機能を進化させてきたことがよく分かります。

次回は共認機能と観念機能の形成過程について整理していきたいと思います。

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