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2021年04月20日

子どもの成長機会を奪うあなたへ

「外遊びが大切なのはわかっているけど、○○が理由で遊ばせられない」
という声をよく聞きます。

言わずもなが、外遊びには「追求力」も「人間力」も全てを養う要素が詰まっています。
それをわかってはいるけど、遊ばせられない。という声です。

遊びが減少した理由で上位を占めるのは、何だと思いますか?



第一位は、「TVゲームやカードゲーム」で、約55%
第二位は、「公園ルールの厳格化」で、約45%
第三位は、「習い事で忙しい」で、約44%
※複数回答あり
という結果です。

本当は、ゲームなんかよりも、顔を見合わせて同じ空間で楽しむ遊びの方が充足するはずなのに、
「ゲームの方が楽しい(充足する)」と思わせてしまっている。

子どもが思いきり声を出して、走り回れる空間を奪ってしまっている。
(ある公園では、「大声禁止」なんてアホらしいルールまである始末)

そして、子どもが遊びを通して成長する機会を奪ってしまっている。

紛れもなく、いずれもあなた(私も含めて)=大人 のせいなのです。
外遊びでこそ、本来必要な力が身につくことを、本当にわかっていますか?
本当に、子どもたちの成長を願っていますか?

改めて、社会のルールを作る大人に問いかけたい。

行政も、教育政策を毎年打ち出すが、根本的な解決となっているか?
いつまでも子どもたちを苦しめる(試験制度発の)教育では、
子どもたちが「娯楽」に逃げるのも当たり前。

今我々大人にできることは何かを考えたい。
一つは、子どもたちが思いきり外遊びができる環境を作ること。
たったそれだけでも、子どもたちは大きく成長する機会を手にするでしょう。

さあ、あなたには何ができますか?

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2021年04月13日

遊ぶ時間すら奪われる子どもたち

「みんな外遊びしてる?」
→「友達がみんな習い事に行ってるから、外遊びする相手がいない」

最近生徒と話していて、一番ショックだった言葉です。

本当は仲間と思いきり身体を動かしたいので、相手がいない。
さらには、思いきり身体を動かせる場所も少ない。
ある公立学校では、川を挟んで対岸にある地域で最も大きな公園に、
「学区外だから、遊びに行ってはダメ」というルールまであるらしい。

遊びに不可欠な、「仲間」「時間」「空間(場所)」という三つの要素が、奪われているのです。
誰が奪っているのか?

それは、他ならない我々大人なのです。
※ある調査によると、習い事をしている子どもの割合は、、、
3歳:約30%、4歳:約50%、5歳:約70% となっています。
4歳くらいまでは、運動や遊びにつながる習い事が多いですが、5歳になると途端に「塾」に通わせる親が増えてきます。
子育て不安→学歴が唯一の収束軸→就学前から勉強圧力 が当たり前になってしまっているのが現状。

本気で未来を考えるのなら、「子どもたちの遊び本能に蓋をしないこと」。
それが我々大人にできる唯一のことかもしれません。
※このブログでも紹介をしましたが、「遊びは人間に備わっている本能」。
それを奪うというのは、本能を封鎖させるということと、同じくらい罪深いものなのです。

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2021年04月08日

今や中国共産党は根本矛盾を孕み破綻した存在。⇒習近平が本物の民族派ならば、中国共産党の解体が必然

世界情勢から目が離せない状況ですが、とりわけ大国の中国の動向は重要です。
今回は、今の中国が抱える根本矛盾についてです。

Q.なぜ、中国は国家の上に共産党という一政党が君臨する国家なのか?
Q.なぜ、中国共産党が一党独裁し、強権支配になるのか?
Q.なぜ、共産党内の激しい権力闘争は絶えることがないのか?
Q.なぜ、中国は腐敗が蔓延するのか?

中国歴代指導者2021.4.8
(※画像はコチラからお借りしました)

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2021年04月08日

人間は遊ぶいきもの

60歳定年なんていつの時代のことだろうか。
うちの会社には、70歳を過ぎてもいつも活力高く、誰よりも追求している先輩方がいる。

一方で社会には、早期にリタイアをして、みるみる元気がなくなっていく人、そもそも新卒の入社当初から活力が低い人がいる。
違う業界に勤める友人に聞いても、活力の高い・低いは年齢によるものではない。という感覚があるようだ。

何が違うのだろう?

活力の高い人に共通するのは、子どもの頃に「よく遊んでいたこと」。
そして、大人になってもよく遊んでいること。※ここでいう遊びとは所謂、娯楽ではない。

この「遊び」が一つのポイントになりそうだ。
少し調べてみると、こんなことがわかった。

「ホモ・ルーデンス」。意味は、遊ぶ人。ある歴史家が「人間」に対してつけた名前だ。

以下、人間は遊ぶ動物~ごっこ遊び(真似)が大切~ より引用

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2021年04月08日

子供の頃の外遊びの経験が大人になってからの活き方、考え方、人間関係を規定する。大人はどうしたら良いの?

コロナ禍でなかなか外に出られない現状ですが、だからこそ外遊びの重要性がネットでも取り沙汰されていますicon_biggrin.gif

それでは、なぜ、外遊びが重要なのでしょうか?

外遊びをすると、体力が付き健康な体をつくるだけではないのです。外遊びの経験が、人生を左右するほとの大きな財産を手に入れることができます

当ブログでも何度か外遊びの重要性は展開されてきましたが、外遊びが大切な理由を改めてまとめていきます。

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2021年04月07日

森の力で本能を解放する

「株式会社森へ」という会社が横浜にあります。ここは、人々を森へ連れていく「森のリトリート」というプログラムを、山中湖や那須の森をはじめ全国で展開している会社です。
代表取締役は山田博さん。病弱でいじめられっ子だった彼の幼少時代の唯一の居場所が那須の森でした。その体験を礎にネイティブ・アメリカンの教え等も加味したプログラムです。

どうして山田さんはこの会社を設立したのでしょうか?
山田さんは、大学卒業後、リクルートに就職。その後39歳の時にコーチングのプロとして独立→休みなく働くその2年後に電車の中で意識不明になり救急病院に搬送されました。幸い意識は戻りましたが、精密検査でも異常はなく医学的には原因不明。そのとき山田さんが感じたのは、コーチングでクライアントのネガティブな感情を引き受け続け、それが体内に蓄積されてしまったのではないか、ということ。そのため心身ともに限界を迎えてしまったのです。

この臨死体験が彼の根源的な生存本能が生起したのでしょう。そこから生き延びた意味を探るべく、自分の「役割」や「目的」「やりたいこと」を掘り下げて「自然と触れ合う事業」に行き着き、それが東日本大震災以降益々強くなり「森へ」設立に繋がっていったのです。人が人に相対する限界を知り。それを自然に委ねるという取り組みです。

「森のリトリート」は基本2泊3日で、いずれも6人以内のグループで手つかずの森に入ります。森に入ると、各々何かを感じる自分の場所を見つけ、そこに数時間くらい留まり、1人で過ごします。時間が来たら集合して焚火を囲んで皆で対話します。これを3日間繰り返す、という日程です。

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2021年03月25日

仕事とは何か?

4月、新たな門出を迎え、新社会人となる人も多いでしょう。
ワクワクしている人、不安な人、さまざまな思いがあるでしょう。

新社会人の皆さんに聞きたい。
「仕事とは、なんだと思いますか?」

次に聞きたい。
「仕事と学校の課題の違いは何ですか?」

さらに聞きたい。
「生命力あふれる、活力あふれる、いきいきと生きている人の特徴はなんだと思いますか?」

最後に聞きたい。
「あなたはどう生きたいですか。」

どの質問にも、「これが正解」というものはありません。
そもそも社会に出ると、正解がある課題なんてないのです。

その上で、少しでも不安を抱える新社会人の皆さんの力になれればと思い、紹介します。

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2021年03月25日

「働く」とは?

今後、基礎保障制度(basic income)が実行されると、それだけで最低限の生活は送れるので、お金のために働くことは少なくなります。つまり、そのとき私たちは「なぜ働くのか?」という問いを突き付けられるのです。

「労働は苦役」というのはキリスト教の教え。聖書によれば人類の祖であるアダムとイブが神から禁じられた木の実を食べたため、楽園から追放され、食料を確保するために自ら働くことになった。「原罪」を償うために「労働」という罰を与えられているのです。

しかし世の中全ての人たちがこの労働観を持っているわけではありません。
例えば、南太平洋・ニューブリテン島のある未開部族の村落ではタロイモ栽培などの農業を中心にした生活をして「労働は美徳」という考え方があるそうです。「よく働くことが。よい心をつくる」「良き仕事は良き心から生まれる」というのが彼らの労働観。
なので村人たちは、作物の出来栄えだけでなく、畑の配置、土の匂いといったものも評価するのだそうです。例えば良いにおいのする畑は「豊穣」であり、悪い匂いのする畑は「不毛」という具合です。こうして畑作を立派に仕上げた人は、村人全員からその「人格の高まり」について高く評価されるのです。

日本でもある宮大工の棟梁がインタビューで語った内容があります。

「木には命が宿っている。その命が語り掛けてくる声に耳を傾けながら仕事をしなければならない」「樹齢千年の木を使うからには、千年の月日に耐えるような立派な仕事をしなければならない」

人間性は、人から土や樹木、自然へと同化対象を広げることによって高まるようです。
京セラの創業者である稲盛和夫さんは、これらを踏まえ、働くことは「万病に効く薬」と表現しました。

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2021年03月11日

組織をつくる、人をつくる

年度末が近づき、多くの企業が次年度に向けて体制や人事・新人の受け入れ準備などを進める時期になってきた。
そんな時期にこんな言葉を知人から言われる。
「うちの人事はなってない。現場をわかっていない。」
「新人の教育マニュアルはあるが、使えない。」
「会社全体のことは上が決めるから、平社員の俺が何を言っても無駄」などなど。

そんな時に決まって言うのは、
「君は、自分の組織をどうしたいのか?」

これという応えが返ってきた試しはないが、
組織の強さとは何か?を考えた時に一つの答えは、
「組織を自らつくろうとしている人がどれだけいるか」なのだと思う。

組織にぶら下がって生きて、文句だけ言っているようでは、何も実現しない。
そんな人間に、周囲を巻き込んで物事を成し遂げる力=実現力がつくはずもない。
一人一人の実現力の強さが、組織としての実現力になる。

組織としての実現力がある集団に、期待=仕事は集まってくる。

要は、サラリーマン意識で言われたことだけやっている人ばかりの企業に、
社会の期待に応える仕事はできない。近いうちに淘汰されるということ。

そう考えると、人材育成とは何か?を考えた時に浮かぶのは、
「人材育成とは、組織をつくる人をつくる」ということなのではないかということ。

2021年度は企業間の闘争が昨年度以上に激化し、淘汰される企業も増えると予想される。
企業の生き残りの軸=人材を強くしていくためにも、
まずは所員の意識を「ぶら下がり=与えられる側」から、「つくる側へ」と転換していくことが、
真っ先に必要なことになる。

採用活動の面でも同じように、学生は「つくる側の人間がどれだけいるか?」
という視点で企業を見るようになっていくだろう。

与えられる側の意識になる根っこの原因は学校教育なので、根本的にはそこを解決する必要があるが、
既に社会に出た人も今からでも遅くはない。

組織をつくる人をつくれた企業が生き残る時代がやってきた。
あなたは4月から入る新人をどう育成しますか?

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2021年03月11日

強い組織には人を育てる環境がある

前回の記事では、クラウドファンディングを活用する、お笑い芸人キングコング西野亮廣さんを紹介しました。彼はクラウドファンディングでは信用が重要で、その信用を勝ち取るために、TV出演を制限しました。時には番組スポンサーに忖度して、あるいはその場の流れを壊さないために、意に反した発言をせざるを得ない環境から脱出したのです。
西野さん曰く「嘘は感情によってつくのではなく、環境によってつかされる」

そして無理にTV出演で稼がなくても支えてくれるオンラインコミュニティを形成していったのです。それにより彼は自分より先輩や大御所に対しても意見(≒本音)をぶつけられるようになります。そのことを彼は「自分は他の人より勇気があるわけではなく、他の人より意見しやすい環境にあるだけ。権威のある人に自分の意見をぶつけられることがウケ、さらにコミュニティ会員が増え、益々意見しやすくなる」そうです。意思決定そのものも、環境が重要な要素なのです。

タレントだった西野さんの場合は、TV界が置かれた環境でしたが、例えば会社員であれば、この「環境」とはその企業(≒組織)文化そのものになります。

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