2011年04月01日
「人口減少社会の衝撃!!これからの働き方はどう変わる?」②~100年後の日本は、明治時代末期の人口に~
今回は「人口減少社会の衝撃!!これからの働き方はどう変わる?」第2回です。
プロローグ(第1回)「今、なぜ労働法について考えるのか?」 では、これからの働き方を考える上で、先ずは、人口構造の変化に着目しています。
シリーズ前半2~3回は、「これから人口が減少していくと何が変わるのか?」を中心に扱います。
プロローグでも述べたとおり、日本は、’04年の人口ピークから、このまま人口が減少していくと、約100年後にちょうど100年前の明治時代末期頃と同じぐらいとなります(2,100年:4,770万人=ピーク時の37%)。
下図は2050年における各地の人口減少率を表しますが、東京、名古屋、大阪圏を除くほとんどの地方で人口が25%以上減少することが分かります。
図は国土交通省「国土の長期展望」平成23年2月公表より引用
これだけ人口が減ると、当然、世帯数も減っていきます。世帯数が減るということは、人が住む地域が減ってくる、ということです。
そこで一番課題となってくるのは、社会インフラや公的サービスや生活利便施設の維持をどうするか?という問題です。
今回は、この問題について考えてみたいと思います。
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- posted by oosima at : 21:02 | コメント (4件) | トラックバック (0)