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2019年11月07日

真っ暗闇のエンターテイメント ~ダイアログ・イン・ザ・ダーク~

あなたは目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?
完全に光を遮断した純度100%の暗闇の中で「五感」の気付きや「コミュニケーション」を楽しむソーシャルエンターテイメント。それがダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下、DID)です。参加者はその暗闇の空間へ8名程度のグループで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障碍者)のサポートにより、様々なシーンを体験します。

1988年にドイツの哲学者アンドレアス・ハイネッケ博士の発案により始まって以来、ヨーロッパを中心に世界41か国以上で開催され、800万人が体験しています。

日本でこの事業を展開するのは、志村真介代表・志村季世恵総合プロデューサー。一般向けの他に、企業研修向けも行っている。実は日本以外の国ではドイツと同内容のプログラムしかしていないが、日本は志村さんに一任されているため、四季折々のプログラムを展開しています。一体この空間の付加価値は何なのでしょうか? 調べてみました。

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2019年10月24日

感謝と追求が人材育成の突破口

以前の記事で闘争性について書きましたが、闘争性や充足感は脳内物質(ホルモン)と密接に関係しています。
ポイントは『感謝』と『追求』です。
感謝の意識が脳内でエンドルフィンを出し、
感謝を基盤にした「相手・仲間の期待に応えたい」という思い発で、期待に応えるための追求が始まります。
現実の課題=仕事では必ず期限があるので、期限圧力がノルアドレナリンを出し追求を加速させていきます。

「闘える男が減っている」と言われていますが、小さい頃から『感謝』と『追求』のサイクルを肉体化させることが、集団を引っ張っていくような頼れる人材を世に生み出していく、人材育成の突破口になるはず。

リンク より引用

>一つ目の脳内物質は、「ドーパミン」です。

ドーパミンは、やる気とモチベーションの源であり、「やる気が出ない」、「人生が退屈だ」と悩んでしまう人は、このドーパミンが不足している可能性が高いと言えます。

また、ドーパミンは「幸福物質」とも言われ、ドーパミンが分泌する時、われわれは確かな幸福感に包まれます。(もっと幸福になりたい!=もっとドーパミンを出したい!と言えるのです)

ドーパミンはどうやったら出るの?

ドーパミンは、目標を達成したときや、困難な目標に挑戦するときに分泌されます。(夢や目標を設定し、イメージするとワクワクした気持ちになりますよね?)

そして、ドーパミンが分泌された時の快感を求め、人間は更なる行動を起こすのです。(この報酬系の働きが、あなたの自己成長を促し、学習能力を高めると言えます)

ドーパミンを使って目標達成する方法

ドーパミンは、人間の学習、行動への動機づけと深く関わり、このドーパミンの報酬機能を使うことで、今までよりはるかに簡単に目標を達成できます。

三日坊主になってしまう人、やる気やモチベが続かなくてすぐやめてしまう人は以下のステップを実践してみてください!)

明確な目標を設定する

ドーパミンは、目標を達成したときに分泌されますが、目標を設定した時点で分泌されています。その際に重要なのが”明確な”目標設定、すなわち、具体的な目標達成イメージが持てるような目標設定をしましょう。

(目標設定があいまいだとやる気も出ない上に、目標も達成できないので、ドーパミンは活性化しません)

長期・短期の目標を設定する

長期的な目標=あなたが何としても実現したい夢や理想は、非常に重要ですが、目標が大きすぎたり、目標達成までに時間がかかりすぎたりするとドーパミンの分泌量は減少してしまいます。

なので、長期的な目標のほかに、短期の目標(短期間で達成できる現実的な目標)も同時に設定することをオススメします。「これならできる!」と思えれば、ドーパミンはドバドバ溢れてくることでしょう。

目標を再確認する

よく、自己啓発本などには「成功イメージを強く持て!」と書かれていますが、これは科学的にも決して間違ったことではなく、目標を確認し、目標達成している自分をイメージすることでドーパミンは分泌されます。

(多くの人が、「目標を設定したときは、やる気で溢れてたけど、三日坊主になったしまった(泣)」となるのは、目標をこまめに再確認し、ドーパミンが枯渇しないように意識しないからです)

(小さくてもいいから)目標を達成する

最もドーパミンが分泌されるのは、やはり目標を達成したときです。どんなに小さな目標でもいいので、確実に達成しドーパミンを引き出しましょう。

(むしろ、最初は小さな目標からクリアしていって「目標設定→ドーパミン分泌→目標達成→ドーパミン分泌→更なる目標設定・・・」というサイクルをどんどん回すことこそが、目標を達成し続けるコツなのです)

目標を設定し、その目標を確実に達成していくことで、ドーパミンサイクルを回していけば、近い将来、あなたの人生は大きく変わってくるでしょう。

「夢見ることができれば、それは実現できる。」

‐ウォルト・ディズニー‐

ノルアドレナリン

二つ目の脳内物質は、「ノルアドレナリン」です。

ノルアドレナリンは、「闘争と逃避のホルモン」と呼ばれ、われわれを危険やストレスから守ってくれる役割があります。集中力と判断力が大幅に増加するのです。

(一方、ノルアドレナリンが長期的に分泌され続けると「うつ病」の原因になってしまいます)

ノルアドレナリンはいつ出るの?

ノルアドレナリンは、われわれ人間が「不快」を感知したときに分泌されます。恐怖やストレスを感じるとノルアドレナリンが放出され、私たちは普段以上の集中力を発揮できるのです。

(例えば、学校で厳しい先生の授業では、恐怖(ストレス)を感じ、普段より集中できた経験はありませんか?)

ノルアドレナリンを使って集中力をアップさせる方法

ストレスや恐怖は、私たちにとって「不快」そのものであり、多すぎるストレスは私たちに悪影響を与えるのですが、

”適度なストレスや恐怖”はわれわれの集中力・覚醒力を大きく増加させ、いつも以上のパフォーマンスを発揮できます。

最も一般的で効果的な方法は、「期限を設けること」です。

あなたも経験があることでしょう。「いついつの締め切りまでに仕事や勉強をしなければならない!」というプレッシャー(ストレス)を感じた時、普段はやる気が出なくて避けてきたタスクに集中できたことが。

(「背水の陣」を敷き、自分を追い込むことで自分のポテンシャル以上の活躍ができるのです)

外的な締め切り・期限がないときは、自分で期限を設けてしまいましょう。「今日中にこのタスクを終わらせる」など自らに制約を課し、自信の集中力をアップさせるのです。

ただ、1つだけ注意していただきたいのが、ノルアドレナリンを使った集中力を上げる方法は、「短期集中型」だということです。ここ一番!というときに自らを追い込み、普段以上の集中力を発揮するためにあります。

人間は、長い間ストレスや苦痛に耐えることはできませんし、あまりにも長くノルアドレナリンを分泌させ続けると、ノルアドレナリンが枯渇し、うつ病などを引き起こす原因となってしまいます。

なので「オンとオフ」の切り替えを最も大切にしてください。(仕事でもプライベートでも理想的な人生を歩んでいる人は、決して仕事のことしか頭にない仕事人間であったり、ストレスや苦痛から逃げ続ける人間であるはずがないのです)

やるべきことは集中して取り組み、休むときや遊ぶときは思いっきりリフレッシュすることが、ノルアドレナリンを枯渇させず、素晴らしい結果を収めるコツなのです。

(やる気が出ない、集中力がないという人は、たいていの場合オフの使い方が下手なのです)

「人生とは、今日一日一日のことである。」

‐デール・カーネギー‐

アドレナリン

三つ目の脳内物質は、「アドレナリン」です。

アドレナリンは、「闘争ホルモン」と呼ばれ、ピンチに陥った時、戦いに直面したときに分泌され、私たちに大胆かつエネルギッシュな行動を促します。

(アドレナリンは、スポーツ選手などがよく口にするため、われわれにも比較的なじみのある物質かもしれませんね)

アドレナリンはいつ出るの?

アドレナリンは、不安や恐怖を感じたときに分泌され、集中力や身体能力の向上につながります。(前述したノルアドレナリンと名前も機能も似ていますが、異なる点もいくつかあります)

「ピンチはチャンス」と言いますが、逆境でこそ、あなたの真の能力は発揮されるのです。

アドレナリンを使って集中力を高める方法

アドレナリンが分泌されると、身体能力の向上だけでなく、脳の集中力・覚醒力が増加し、ベストなパフォーマンスが期待できます。(スポーツや体を使う作業において、特に効果的ですが、普段のタスクにおいてもアドレナリンは非常に役立ちます)

アドレナリンを分泌させる最も簡単な方法の1つは、「大きな声を出す」ということです。

スポーツ選手なんかはよく、パフォーマンスの前に「うおーー!!」と気合を入れ、集中力を高めていますが、ビジネスにおいても大きなプロジェクトの前などには、「がんばるぞ!おー!」などと声掛けをして気合を高めることは、少なくありません。

(簡単なタスクであっても「よしっ!やるぞ!」と大きな声で気合を入れてみてください。多少周りの目が気になるかもしれませんが、それだけであなたの集中力が大きくアップするのですから、安いものです)

そうは言っても、アドレナリンをひたすら分泌させればいい、というわけではなく、アドレナリンにおいても「オンとオフ」をうまく使い分けることが大切です。常に興奮や危険を求める生き方は、心身に異常をきたす可能性があります。

(仕事に熱中しすぎるあまり仕事中毒になったり、うつ病や脳卒中、心臓病など、多くの病気の原因になることもあるのです)

絶対に負けられない戦いに挑む際は、アドレナリンを分泌させ最高の集中力を創り上げることで、ベスト以上のパフォーマンスを発揮させましょう。

「生きるとは呼吸することではない。行動することだ。」

‐ルソー‐

セロトニン

四つ目の脳内物質は、「セロトニン」です。

セロトニンは、私たちに冷静さと落ち着きを与えてくれ、人生に穏やかな安らぎを人生にもたらす重要な役割があるのです。セロトニンが分泌されると「よしっ!今日も頑張るぞ!」とハツラツとした気分でみなぎってきます

セロトニンはいつ分泌されるの?

セロトニンは、日の出とともに分泌され、夜になるにかけて分泌量は低下していきます。(つまり、朝から午前が最もセロトニンが豊富で、夜や深夜はほとんどセロトニンは分泌されなくなるのです)

セロトニンを使って成功する方法

成功者や有名人の多くが「早起き」を勧めるのは、このセロトニンが関係しています。

セロトニンは、朝、日の出とともに分泌を開始し、私たちの脳を覚醒させます。この最も効率性と創造性が高まる早朝の時間を、ベッドの中でダラダラしてたり、スマホを眺めて過ごしてしまうのはあまりにもったいないことではないでしょうか。

(世界的な成功者は、みな「朝の大切さ」を身に染みて理解しているものです)

「朝、どうしても起きられない」という人に、朝早起きして創造的な人生を歩むコツをお教えしましょう。

それは、「朝日を浴びながら、目を覚ます習慣をつける」ことです。

例えば、カーテンを開けて寝たり、朝日が当たる位置にベッドを移動するなど、直接太陽の光を浴びながら起きるように心がければ、あなたの脳はいつもより早く覚醒することでしょう。

朝、セロトニンを活性化させて起きることができるかどうかで、その日一日快適に過ごせるかどうかが決まります。なんかダルい、何にもしたくないと憂鬱な気分になってしまう人は、セロトニンが不足し、その日のスタートが最悪だからかもしれません。

(セロトニンの不足が継続することもうつ病などの、心理的な病の原因になります)

他のセロトニン活性化方法としては、軽い運動や食事、深呼吸などが効果的です。いずれの方法も「一定のリズム」で行動することで、脳に刺激が加わりセロトニンが活性化するのです。

(そのため、運動ならジョギングや散歩などの有酸素運動がオススメで、食事を取るときも一定のリズムで咀嚼することを心がけるといいでしょう)

セロトニンを活性化させることで、あなたの意識を覚醒させ、あなたの毎日をより創造的でワクワクするものにしましょう。

「早起きは3億の得。」

‐哀川翔‐

メラトニン

五つ目の脳内物質は、「メラトニン」です。

メラトニンは、「眠りを誘うホルモン」と呼ばれ、私たちが眠くなるのはメラトニンが強く影響しています。多くの人は、何を成し遂げるかばかりに気を取られていますが、いかに休むかも同じくらい重要なのです。

メラトニンはどうやったら出るの?

メラトニンは、夜眠りにつくときに分泌され、われわれの睡眠を促します。(具体的には、目に入る光の量が減るとメラトニンは分泌されます。部屋を暗くしてから眠るとぐっすり眠れますよね?)

セロトニンが「寝起き」に関する脳内物質だったのに対し、メラトニンは「寝つき」に関する脳内物質だというわけです。

メラトニンを使って「睡眠の質」を上げる方法

仕事や人生における向上を目指している人は、非常に多いですが、そのエネルギー源となる「睡眠」について学び、改善しようとする人はほとんどいません。

とある研究によると、上位10%の好成績の学生の睡眠時間を7時間以下に制限したところ、その成績は下位9%にまで下がってしまったそうです。(睡眠不足、悪い睡眠習慣は、私たちの日中のパフォーマンスを劇的に低下させるのです)

メラトニンには「寝つきを良くする」、「睡眠効率(質)の上昇」、「睡眠時間の増加(長くぐっすりと眠れる)」などの効果があり、睡眠の質を上げるのは以下の方法を試してみてください。

部屋を真っ暗にして寝る

(メラトニンは、光を嫌い、光があると分泌量が低下してしまいます。よく「豆電球にしないと寝付けない」という人がいますが、そういう場合は床面照明などを使って目に直接光が入らないようにしましょう)

睡眠前はできるだけリラックスする

(寝る前に間接照明下で本を読む習慣のある人などは、非常に理想的です。薄暗い部屋(明るすぎない部屋)でリラックスる時間を就寝前に持つと、メラトニンの分泌は活性化され、快適な睡眠を得られます)

睡眠前はスマホ・テレビ・ゲーム禁止

(寝る前にベッドの上でテレビを見たり、スマホをいじる人は非常に多いと思います。しかし、夜間にスマホなどのディスプレイを眺めることは、メラトニンの分泌を抑制してしまうのです)

朝、早起きする

(メラトニンの原料は先ほど紹介したセロトニンです。朝、快適に起きて、十分な日光を体に浴びることで、夜のメラトニンの分泌が促されます)

重要なのは、「睡眠時間」よりも「ぐっすり眠れたか」です。9時間も10時間も睡眠を取る必要はないですが、ある程度の睡眠時間を確保したうえで、しっかりと熟睡し明日に備えましょう。(上手く休むことができれば、あなたの人生は驚くほど向上すると思います)

「快い眠りこそは、自然が人間に与えてくれたやさしい、なつかしい看護婦である。」

‐ウィリアム・シェイクスピア‐

アセチルコリン

六つ目の脳内物質は、「アセチルコリン」です。

アセチルコリンは、集中力と発想力をアップさせ、私たちに素晴らしいひらめきや作業効率のアップをもたらしてくれます。何か作業を始めると、脳が刺激されアセチルコリンが分泌され、どんどんやる気が出てくるのです。

(あなたも「とりあえず」と思って始めた作業だったけど、思った以上に長時間集中して作業できた!という経験はありませんか?)

アセチルコリンはどうすれば出るの?

アセチルコリンは、作業を開始し、脳が刺激されることでも分泌されますが、午後や寝ているとき(レム睡眠時)にもよく分泌されます。

(夜や寝ているときにクリエイティブな仕事ができたり、素晴らしいひらめきが得られると言われるのは、アセチルコリンのおかげなのです)

アセチルコリンを使って人生を向上させる方法

アセチルコリンを上手くコントロールすることで、素晴らしいアイデアや作業効率のアップを得られ、人生をより豊かにすることができます。

もし、あなたがアセチルコリンを上手に使い人生をもっと向上させたいと思うのなら、以下の3つのことを是非実践してみてはいかがでしょうか。

30分の昼寝をする

アセチルコリンは、睡眠中にもよく分泌されます。昼寝は脳の疲労を回復するのに素晴らしい効果があり、NASAの科学者であるマーク・ローズカインドは昼寝についてこう言っています。

「社員の能力をほんの26分間で34%も向上させる経営戦略が、他にありますか?」と。

新しい景色を見てみる

外に出たり、好奇心を刺激することでアセチルコリンは活性化され、記憶力の向上やアイデアのひらめきに繋がります。普段は行かない場所に行ったり、今までとは違う人にあってみるだけで脳は大きな刺激を受け、素晴らしいひらめきやアイデアを得られるかもしれません。

とりあえずやってみる

とりあえず始めてみることで脳が刺激され、アセチルコリンが分泌されるので、あなたの集中力と作業効率は大きくアップします。

(わたしはよく、やる気が出ないなら「とにかくやれ!(Just Do It)」の思考を持てと言いますが、これは科学的にも理にかなった方法なのです)

想像してみてください。

アセチルコリンを上手くコントロールすることによって、あなたは行動力・集中力・ひらめき・作業効率を大幅に上昇することができるのです。

それだけで、あなたの人生はどれだけ向上することができるでしょうか。

「世界を変えたいなら、まず自分が変わりなさい。」

‐マハトマ・ガンジー‐

エンドルフィン

七つ目の脳内物質は、「エンドルフィン」です。

エンドルフィンは、「脳内麻薬」と言われ、エンドルフィンが分泌されると、多幸感や恍惚感が得られます。多大な苦痛やストレスを幸福感に変えてくれる「最強のストレス解消物質」なのです。

エンドルフィンはいつ分泌されるの?

エンドルフィンは、ケガや病気、スポーツなどで苦痛を感じたときに分泌される他、非常にリラックスした状態でも分泌されます。正反対の状況で分泌されるように思えますが、エンドルフィンは、幸福感を与え、集中力や記憶力、創造性などの多くの脳機能を高めてくれるのです

エンドルフィンを使って人生を変える方法

エンドルフィンは「幸福物質」であり、強力な癒し効果がありますが、それだけではなく集中力や創造力の向上など、人生を豊かにする機能がたくさんあります。

エンドルフィンを使って人生を大きく変えたい!と思うなら、次のようなことを実践してみましょう。

「癒しの時間」を作る

音楽を聴く、自然を満喫する、ペットと遊ぶ、瞑想する、美味しいものを食べる、大切な人とリラックスした時間を作るなどなど、これらはすべてエンドルフィンを活性化させ、あなたの脳と人生に大きな安らぎをもたらしてくれます。

「感謝」の気持ちを持つ

よく、自己啓発本やビジネス本には「周りに感謝して生きることが大事」と言うことが書かれていますが、感謝の心を持つとエンドルフィンが分泌され、モチベーションや幸福感、集中力や創造性が大きくアップするのです。

感謝の心を持てば成功できる?バカバカしい!と思っていたかもしれませんが、これは”科学的に”見ても正しい方法なのです!)

楽しんで仕事する

何事においても「楽しんでやる」ことが最も重要だとよく言われますが、これはエンドルフィン(ドーパミンも)が深く関係しています。楽しんで作業すること、喜んで仕事することで仕事のパフィーマンスは格段にアップし、大きな成果を上げられるのです

(短期的には、嫌々仕事をしてもノルアドレナリンによる集中力アップ効果は見込めますが、あくまでも一時的なものですので、楽しんでやるに越したことはないでしょう)

失敗に感謝する

わたしはよく「失敗とは、自身の大きな成長を促してくれる”偉大な教師”だ」と言いますが、失敗に感謝し、失敗から学ぶ意識のある人は、エンドルフィンが活性化して、学習や記憶の効率が高まります。

(ポジティブ思考は、ただの感情論ではなく、脳科学的に見ても極めて効果的な「人生を変える方法」なのです)

他にも、運動をする、辛いものや甘いものを食べるなどのエンドルフィン分泌法があります。

エンドルフィンを活性化させることで、幸福でクリエイティブな人生を歩み始めましょう!

『毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろうー

「目が見える。耳が聞こえる。体が動く。有難い!人生は美しい!」』

‐ジュール・ルナール‐
=引用終わり=

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2019年10月22日

障がい者を隔離するな、交ぜろ ~焼肉キングコングの挑戦

今回も「日本の革新者たち」(齊藤義明著:㈱ピーエヌ・エヌ新社)を元に地方創生に取り組む企業を紹介します。

「常識とは18歳までに身に着けた偏見のコレクションである」

とは、アインシュタインの名言。常識とは親や友達、学校、マスコミ等から、「正しい」と教わった観念の集合体に過ぎない。一方、創造や革新とはその受動的な認知から脱却し、世の中の常識の何か一部or全部を作り替えようとする挑戦だと言える。時代と共に常識は変わってきたし、国によって常識が番うように、常識とは可変的である。常識とは革新者によって塗り替えられていくものなのです。

沖縄に、㈱NSPが経営する「焼肉パラダイス キングコング」という店がある。11人の従業員のうち5人に知的、身体、精神の障がいがある。常識的には、接客も含まれる飲食業において、これだけの障がい者を抱えて大丈夫なのだろうか?

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2019年10月17日

闘争性・追求力を養うにはどうする?

「最近は元気のある男・闘えそうな男がいない」
企業の人事担当と話しをしていてよく聞く言葉です。

「いったいどこにいるんだ?」ともよく聞きますが、よくよく考えてみると、
現代の教育・子育ての現状では「闘える男」なんて育たないのではないかと思います。

逆に考えるとわかりやすいかもしれません。
「闘える男」とはどんな人だと思いますか?

社会に出るとよくわかりますが、闘える男のイメージは、
・第一に仲間のために闘っていること。
・答えがない課題に対して答えを出す追求力があること。
が挙げられるのではないでしょうか。

つまり、『集団=仲間のためにとことん追求していける。』それが闘う男の条件ではないでしょうか。

それが学校教育で身に着くか?答えはNOです。
そもそも学校空間の集団は、共通して取り組む現実課題のない偽の集団。※だからイジメも起こる。
そんな空間で、集団発の闘争性が生じないのは明らかでしょう。

○闘争性・追求力を育むのは?

一方で、そんな学生時代でも闘争性が身につく場はありそうです。

一つは、学生団体等の現実課題に仲間と取り組む集団。
学生主体とはいえ、仲間と『現実課題』に取り組むことが、(特にリーダーにとって)集団=仲間のための追求の必要が生じ、集団発の闘争=追求に向かうことができます。

もう一つが、仕事。類塾の展開する『類学舎』がその成功事例。
現実課題である仕事を通して、子どもたちの活力・追求力が上がっています。リンク

>今、類グループで行われている全日制の類学舎というものがある。
そこは、封鎖された自分の気持ち、学校で低下した追求力、活力を取り戻す場である。
実際に、活力等を取り戻せるのかが問題であるが、いまこれを書いているのは実際に類学舎を体験した本人が書いている。

まず類学舎には学校には無い仕事というものがある。では、実際仕事をして生徒はどう思うのか?

学校より類学舎を優先するようになった。(中3 女子)

おもしろい 人とのしゃべりかたがよくなった     
最初は1人だったけどみんなと(他の子)仲良くなった。(小3 男子)

仕事をしたら考え方が変わった 元気が出た 楽しい。(小5 男子)

 という意見がたくさんでている。

類学舎に入る前の生徒と今の類学舎の生徒は大人たちが
分かるほどに差があると言っている。
僕は8月類学舎に入ったが、9月に学校に行くと自分でも自覚するほどに僕の活力が下がっている。

これで学校で通っている人の活力と、類学者に通っている生徒との活力の差は明らかであると分かる。
=引用終わり=

○闘争性を塞いでいるのは親にも原因がある
リンク
■本当に弱い子はいない

先ほどの親の回答は“親の基準”であり、本当に子どもが弱いわけではありません。

子どもは、もしかしたら「いやだ」と言ったら相手が傷つくと考えているのかもしれませんし、実は少しずつ勇気を出してきている可能性だってあります。

親がそうあってほしいと思ってるからそう見えるだけですし、上記の話だと子ども自身が言ったらよくないと思っているからであって、もともと弱い子というのはいないのではないでしょうか?

しかし、親の接し方によっては、“弱い子のまま”になってしまいます。

親の基準で弱い子というのは、積極的になれない子が挙げられます。

これは自分に自信が持てなかったり、“自己肯定感”が低い子だったりします。

親が子どものやることに対して、「ダメ!」とか「全然できないじゃん」と子どもを否定していたり、子どもが甘えてくる隙がない態度をとっていると、そのような子になってしまいます。

そうなると、何をするにしても「自分はどうせダメなんだ……」と思ってしまってチャレンジができなくなります。もう1つは、逆に甘やかしすぎて“過保護”に育ててしまう場合です。

何でも親が決めてしまう。失敗やケガをする前に親が手を出す。

そうなると、子どもは何でも親がやってくれるので、自分で判断をせずに親に任せてばかりいますし、失敗したときに立ち直れなくなってしまいます。
=引用終わり=

○社会人はどうする?
では、社会人はどうしたらよいのでしょう?
答えは明解で、所属する集団(会社・チーム)のためにとことん追求し続けること。
※その時に、「自分のため」やサラリーマン特有の「与えられる側」の意識は不要。集団を自ら作っていく気概が必要。
★自分から仲間へ、 与えられる側から自らつくる側への転換。その方が仕事は楽しい。

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2019年10月16日

選択と集中 ~千葉県流山市が徹底した戦略

少子高齢化から本格的な人口減少時代に入りながら、人口を増やし続けているまちがあります。2018年市区町村人口増減ランキングによれば、1位は神奈川県川崎市、2位に大阪市、次が福岡市、さいたま市、と軒並み大都市が続きますが、その中で13位で健闘しているのが、千葉県流山市です。流山市は2003年に15万人程だった人口が、2019年には19万人を超えるまでになった。その要因は「お役所」らしからぬ戦略の実践とそれを支える体制にあります。
一体、流山市はどう取り組んでいいたのでしょうか?

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2019年10月09日

福祉は かわいそうから 面白そうへ

介護福祉業界に新風を巻き起こす革新者がいる。NPO法人Ubdobe(ウブドベ)岡勇樹代表だ。岡さんは1981年東京生まれ。3歳から8年間アメリカ合衆国で生活し、帰国後DJ・ドラム・ディジュリドゥなどの音楽活動を始める。21歳で母を癌で亡くし、後に祖父が認知症を患ったことをきっかけに音楽療法を学びながら高齢者介護や障がい児支援の仕事に従事。29歳でNPO法人Ubdobeを設立し代表理事に就任。現在は医療福祉系クラブイベントの企画、デジタルアート型リハビリテーションの開発、各種行政からのイベント制作やコンテンツデザインなどの受託事業を展開している。

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岡さんのイベントでは、渋谷のクラブでDJやライブの合間に、いきなり高齢者介護や障がい者福祉の講演を挟み込む。常識的にはミスマッチ。だが、若者を福祉の世界に巻き込みたいという想いから。福祉は何も真面目な顔をして世のため人のために苦しい作業をしなければならない仕事ではない。笑いあり、感動あり、驚きがある、もっと楽しい世界だよ、というメッセ―ジだ。

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2019年09月26日

現代人に必要なのは仁義信の心

地位や名誉・お金といった私権の圧力が衰弱し、時代は今大きく変ろうとしている。
そんな時代の中で多くの経営者たちが着目しているが、儒教。

人が本来当たり前に持っていなければいけない意識が言葉にされている。
私権時代、特に学校教育によって『人間性』が失われてきた
暗記だけ得意で、自分で物事を考えることのできない人間が量産されているのだ。
それでは、現実の仕事世界で役に立たないことは歴然。

そしてそれは、この大転換の時代で(答えのない課題に対して答えを出す必要のある時代)、
企業にとっての人材育成課題という大きな課題になっている。

儒教の多々ある言葉の中でも、最も重要とされるのは『仁・義・信』
リンク より
まず、「仁」とは何でしょうか。
「夫仁者、蓋推己以及人也,故己所不欲,無施于人」(『群書治要・巻49・傳子』夫(そ)れ仁者(じんしゃ)は、己(おのれ)を推(お)して以(もっ)て人(ひと)に及(およ)ぼすなり。故に己(おのれ)の欲(ほっ)せざる所(ところ)、人(ひと)に施(ほどこ)すこと勿(なか)れ)と言われるように、
「仁」は「推己及人(すいこきゅうじん)」(己を推して人に及ぼす)です。
つまり、己の心をもって人に及ぼすことです。他人の身になって考え、相手の立場になって思いやることです。「自分が他人にしたこと・言った言葉・取った態度を、同じように他人からされたら、自分はいったいどういう気持ちであろうか」と自分自身に置き換えて考えることです。自分が嫌ならば、人にもしてはなりません。自分のことを考えると同時に相手のことも考えなければなりません。自分がしたくないことを、決して他人にもさせてはなりません。
このような心が「仁」といい、「仁者愛人(仁者は人を愛し)
」です。

次は「義」です。義者循理(義者は理に循(したが)う)です。
つまり、道理・倫理をわきまえ、心の考え・口から発する言葉・身が取る行動、この三つがすべて義理人情、道理・倫理、法律にかなっていることです。
「子曰、君子喩於義、小人喩於利」(子曰わく、君子は義に喩(さと)り、小人(しょうじん)は利に喩(さと)る)〈孔子がおっしゃいました。徳のある立派な人は常に正しい道義に通じており、徳のないつまらぬ人は私利私欲ばかり通じているのです〉のように、君子は、たとえお金や利益を得ることにしても、まず自分のその欲望が道義にかなっているかどうかを考えます。
道義・恩義・情義にかなわなければ、お金や利益を得るチャンスであっても、いりません。やりません。しかし、小人の場合は、そのような顧慮はまったくなく、道義などをなりふりかまわず、自分に利益があるかないかだけですべての取捨を判断していて、私利私欲しか考えられません。

五つ目は「信」です。
信用をしっかり守ることです。

「仁、義、礼、智、信」の中、「信」は最後の一つの道徳です。信がなければ、前面の「仁、義、礼、智」の四つも全部崩れてしまい、有名無実になります。「信」は一階であって、理智は二階、礼は三階、義は四階、仁は五階の建物のようで、一階が倒れたら、上の階も全部倒れこんでしまうようなことです。
=引用終わり=

つまり、徹底的に人々に同化し、人々の期待に真っ直ぐに応えていくこと。
(期待に応えることの中に、信用を守ること、相手を喜ばせることが含まれる)

仕事の源泉とも言えることではないだろうか。
★仕事とは本来、あまねく人々の期待に応えていくこと。仁・義・信なくして成し得ない。

私権時代を生きてきた人で、この根本規範が崩れている人も多い。
(ここが崩れていたら、現代では仕事できるとはいえない。)
もしこのブログを読んでいて心当たりがる人は、即刻の転換が求められる。でないとすぐに淘汰されるだろう。

これから社会に出ていく子供にとっては、学校教育で人間性が失われる前に、
やはり早いうちに社会に出て、仕事の源泉・みんなの期待に応えることの根本規範である、
『仁・義・信』の意識を培っていくことがベスト!

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2019年09月25日

天才のヒラメキを理論化 ~クラウゼヴィッツ「戦争論」~

以前、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトを取り上げました。
移民の子から皇帝までのし上がり、一時はイギリスを除くヨーロッパ全土を支配したナポレオンですが、スペインの反乱やロシア大遠征の失敗で衰退。そしてイギリス・プロセイン軍の侵攻により完全に失墜します。このときプロセイン王国(現ドイツ北部)の軍人の一人が、のちに「戦争論」を書いたカール・フォン・クラウゼヴィッツです。今回は、このクラウゼヴィッツを「戦略の教室」(鈴木博毅著:ダイヤモンド社)を参考に取り上げます。

プロセイン王国は1701年~1918年に存在した国家ですが、1806年にナポレオン軍により国土の半分を失います。しかしクラウヴィッツ含め4人の軍人たちが祖国復活を目指し、フランス軍とナポレオンの強さの秘密(→前回の記事ではその内容を紹介)を解明します。

写真はコチラからお借りしました

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ナポレオン前は、傭兵で行う戦争が主流。傭兵とは言わばアルバイト兵士。軍の大半であるアルバイト兵は、敵対しながらもお互いに戦争を長引かせ、給料をたくさんもらおうとダラダラと続けたり、あるいは給料の高い方にナビく裏切りもあったのです。そんな状況におけるナポレオンの登場を、クラウゼヴィッツは憎き敵でありながら

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2019年09月19日

今はパラダイム・シフトを仕掛ける時代~若者、よそ者、変わり者を活かせ~

今回も「戦略の教室」(鈴木博毅著:ダイヤモンド社)を参考にして展開します。

表題のパラダイム・シフトとは、ある時代のある集団・社会での支配的な考え(規範や常識、価値観)が非連続的に変わること。
例えば、世界の時計市場を支配してきたスイスの職人は、1979年からの2年間で、6万2千人のうち5万人が失業しました。スイスの手作りで精密な機械式時計に取って代わったのは、水晶の振動を利用するクォーツ時計。1967年にスイス企業とセイコーが開発したクォーツ時計を発表→1969年に市販化→1970年に特許を公開→世界中のメーカーがクォーツ時計に参入→スイス時計が衰退。時計業界におけるパラダイム・シフトが起きたのです。

改めてパラダイムとは何なのか?
米学者のジョエル・バーカー氏の著作「パラダイムの魔法」から、ビジネスにおけるパラダイムを私なりに解釈すると

「パラダイムには、①そこに戦うための土俵があり、②そこで勝つための方法を教えてくれるもの。」

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2019年09月05日

イケア ~顧客を育てることがマーケティング・マネジメント

今回は「IKEA」です。今回も「戦略の教室」(鈴木博毅著:ダイヤモンド社)を参考にして展開します。

この写真はコチラからお借りしました

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「IKEA」は、おしゃれな北欧デザインの家具を低価格で提供する、スウェーデン発祥の世界最大の家具販売店。売上高4兆円、純利益4000憶円、従業員15万人以上に及ぶ巨大企業は、1943年に17歳のイングヴァル・カンプラッドが創業した安売り雑貨店から始まりました。
1947年に地元家具店と契約して格安の家具販売に乗り出すとこれがヒットし、順調に売上を伸ばしていきます。しかし次第に競合との価格競争に巻き込まれ、さらに仕入先である家具メーカーとの取引停止を食らい、窮地に追い込まれます。

そこでカンプラッドは、業界が見向きもしなかった若い家族をターゲットにします。

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