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2014年04月20日

これからの働き方はどうなる? 3.新しい働き方事例-2 企業内における自主管理体制

これまでの記事は、、、

 

前回から、新しい働き方の事例を、下記のように分類し、順に紹介しています。

①自由人ネットワーク

②企業内における自主管理体制

③既存の枠組みを脱する、超企業型の働き方

前回は①自由人ネットワークについて、扱いました。

 

これからの働き方はどうなる? 3.新しい働き方事例-1 自由人ネットワーク

http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/04/1888.html

ノマドワーキングや、東京R不動産、co-labといった事例から、自由人ネットワークが持つ「現実の充足を仕事化している」「業界の枠を超えたプロジェクトの実現」という点で新しく、注目されます。

しかし、これらの働き方では、「人材育成をネットワーク内に包摂できない」「あくまで特定のスキルを持った個人が条件であり、誰もが参加できるわけではない」といった課題が見られます。

一方、studio-Lのように上に課題として挙げた人材育成のシステムをはじめ、個人の自由を絶対とするのではなく、あくまで対象(クライアント・地域)の期待に応えることを前提として働き方が形作られている例もあります。

これら自由人ネットワークは、「会社の中にいては楽しくないから、会社を飛び出して仕事をする」という脱企業・脱集団の働き方でした。

今回は「② 企業内における自主管理体制」についてご紹介していきます。

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2014年04月18日

ちょっと教えて!~消費税の不思議~

消費税がこの4月から5%から8%に上がりましたが、消費税について詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。実は、私も消費税について分かっておらず、営業先の企業さんとのやり取りで「恥」をかいてしまうことがありました。

 私:「H25年4月から消費税が5%から8%にあがります。H26年3月までに終了する案件ならば問題ありませんが、そうでないものはH25年9月30日までに契約を締結できれば、その業務の消費税は5%となるため、契約はH25年9月中に締結したほうが良いと思います。」

お客さん:「企業としては、消費税は関係ないですよ。企業にしてみれば例え一時的に払うことになっても還付されますから」

私:「えっ????」

みなさんは上記の私の話のおかしさがわかりますか~。

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2014年04月16日

◆日本の大学どうする?~現実課題を統合する共同体型教育プログラム~

前回、学生のローカル志向の高まりとその欠乏はどこから生起しているのか?(http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/02/1682.html)を探りました。

Uターン就職 

アンケート調査によると、地元以外の大学に進学し、卒業後は地元に戻ることを希望する学生の割合は過半数。約60%の学生がUターンを希望しています。また、優秀な学生が卒業後に地方へと回帰。この現象(欠乏・期待)を、千葉大・広井良典教授は前回の記事の中でこう分析しています。

 これまで貿易立国の名の下「アメリカ-日本-アジア」「中央-地方」といった序列や枠組みの下でのみ物事を考えてきた結果が、現在の地域の疲弊や空洞化、或いはコミュニティの崩壊という現実。ローカルに向う若者の志向は、内向きなのではなく『日本を救っていく』動きと見るべきである。

 その現象の本質は何か。今回は、地域のもつ可能性。そして今後の大学(教育)の在り方を探ります。

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2014年04月15日

生物進化の歴史構造に学ぶ「仕事とは何か?」2~原猿は本能ではどうにもならない未明課題に直面した~

  みなさん、こんにちは。
「仕事とはなにか?」をテーマに扱う【生物進化の歴史構造に学ぶ「仕事とは何か?」】シリーズ 2つめの記事は、なぜ「同類闘争を行うに至ったか」「同類闘争を行いどうなっていったのか」を生物史を遡り明らかにしていきたいと思います。

サルから人

前回の記事のおさらいをします。

「仕事とは何か?」を考えていく上で重要なことは、
①仕事とは同業他社との闘い=集団間闘争である。
②他社との闘いは集団闘争であり一人(個人)では勝てない。
(勝つためには、集団の成員の結束力と、それを支える日常的な仲間関係が不可欠) であること。
より本質を掴むために生物史を遡り、一般的な動物では食糧獲得のために「異種間闘争」・人類は食糧獲得以外の「同類闘争」を行っていることが分かりました。

この同類闘争は人類固有のものでしょうか?生物史上、どこで登場したのでしょうか? 気になりますよね!

さらに、生物史を原猿時代に遡り、同類闘争の起源をみていきます。

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2014年04月11日

「大転換期を生き抜く」シリーズ3-2 音・リズム・人類の追求~リズムと人類進化・脳進化~

今回は、
第一弾~リズムと生命活動の関連性~
に続いて、

第二弾~リズムと人類進化・脳進化~

前回は、音の基本構造の説明から、間を繋ぐ波動の存在、そしてリズムとは記憶装置であると話は展開していきました。
確かに、リズムには記憶装置としての役割がありそうです。

人間誰しもが持っているリズムの代表格『心音』。母親のお腹の中で絶え間ない心音に安らぎを覚える胎児は、生誕後もそのリズムによって安心感を得ます。それ故、赤ちゃんは母親の心音を聴きながら、つまり母親の左胸に頭を持ってこられると安心して眠るのだそうです。
これは心音のリズムが胎児時の記憶装置として働いていると考えられますね。

寝る赤ちゃん
URL:http://ameblo.jp/cocokara-support/entry-10991762998.html

このように生き物は生まれながらに様々なリズムを持っています。
では、どのようなリズムがあるのか見ていきましょう。

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2014年04月08日

これからの働き方はどうなる? 3.新しい働き方事例-1 自由人ネットワーク

シェアオフィス

これまでの記事は、

これからの働き方はどうなる? 1.戦後労働政策の変遷~市場の要請で変化

労働法制はその時々の「市場の論理」(金貸し、経営者、労働者それぞれの私益追求の力関係)で決まっている。私たちは、規制緩和やワークライフバランスなど、自ら進んで選択したと思わされているが、実態は市場の論理で決まったことを、マスコミ等を通じていいものであると思い込まされているだけ。

労働基準法をはじめとする労働法制の大前提は、労働とは資本家から否応なく強いられる行為であるということ。働くという行為を本当にいいものにしていこうとするならば、この大前提を変えることから始める必要がある。

 

これからの働き方はどうなる? 2.労働観の歴史~人類本来の労働とは何か?

労働が資本家から否応なく強いられる行為であるという考え方は、西洋的労働観。西洋では奴隷制度に始まり、キリスト教⇒市場社会と、一貫して労働は罰・苦役として扱われてきた。

しかし、原始共同体の労働観が受け継がれてきた日本では、労働は傍を楽にする行為であり、相手や自分の「充足」と一体の行為。だからこそ勤勉に働き、徹底的に追求する日本人の特性が生み出された。

 

これらを踏まえると、仕事を周りの期待に応合すること、つまり自分と相手の充足が一体であることとして捉えられるかどうかが、働くという行為を改めて考えるうえでのポイントになると思われます。

企業や労働者が置かれる状況や意識は変化しており、近年は、これまでになかった新しい働き方が登場しています。今回からは、新しい働き方の事例を、上記の「応合性」の高さという視点を軸に下記のように分類し、順に紹介します。

 

①自由人ネットワーク

②企業内における自主管理体制

③既存の枠組みを脱する、超企業型の働き方

 

まずは①の「自由人ネットワーク」の紹介です。

新しい働き方の実例のひとつが、「自由人ネットワーク」と言うべき、企業を辞め、独立した人々によるネットワークを形成するものです。あくまで個をベースとしながらも、顧客や情報を共有し、業種を超えたコラボレーションによって新しい価値を生み出しているなどの点で注目されます。

また、「1.戦後労働政策の変遷~市場の要請で変化」(http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/02/001683.html)で見たように、’90年代以降、企業の業績悪化→雇用の規制緩和によって労働市場の流動性は増しています。その状況に対し、安定した雇用にすがるのではなく、逆に自らの流動性を高めることによって対応しようとする動きともとれます。

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2014年04月04日

生物進化の歴史構造に学ぶ「仕事とは何か?」1~仕事とは闘いであり、人類の闘いは同類闘争である~

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4月に入り、期待の新入社員が入ってきた企業も多いのではないでしょうか。

これからビジネスマナーやスケジュール管理、専門技術などを学びながら、仕事場面で活躍していける人材になってもらいたいという期待感にあふれていますが、ここで、改めて「仕事とはそもそも何なのか?」という根底を考えておくことも重要ではないでしょうか。

そこで、本シリーズでは、「仕事とは何か?」をテーマに、実際、類グループで行われた新人研修の内容を具体的な事例も交えながらお伝えしていきます。

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研修を受けた新人からは、
「学生のときもやもやしていたことも、今回の研修で学んだ認識ですっきりできた!もっと認識を使いこなせるようになっていきたい!」
「これからは相手が何を想い、何を考えているのか注視し、期待を捉えて応えていきたい!」
「仕事についての意識が甘かった。今日学んだことを毎日の仕事で意識していきたい!」
といったような感想が上がり、士気も一気に高まり、日々活力を持って仕事に臨んでいます。

この内容は、どんな企業においても役に立つ普遍的な内容ですので、このシリーズでご紹介していきます。

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2014年04月03日

「大転換期を生き抜く」シリーズ3-1音♪リズム♪人類の追求~リズムと生命活動の関連性~

さて、前回告知した通り、今日から新しいシリーズの追求に入ります♪

新シリーズ第一弾~リズムと生命活動の関連性~

追求スタートです♪
まず最初に最も基本的な「音」の構造について整理をしておきます。

■音とは何か?

私達は一般的に聴覚を通じて周囲の音を感知しますが、人間が感知できる音の領域は特定の周波数帯(可聴域:20HZ~20KHZ)に限られている事がわかっています。

周波数という言葉が示すように、音とは波形を持ったエネルギーの事を示します。あるいは、様々な現象によって生じる「振動」を伝達する媒体であるとも言えます。しかもその媒体は、多種多様な音量・音質・音色といった膨大な情報量を持っています。

また、これらの現象の基礎を成す物質を構成する(今現在解明されている範囲における)最小単位が素粒子です。音、素粒子など、目には見えない現象世界と生命活動の関連性から、まずは紐解いて行きたいと思います。

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2014年04月01日

これからの働き方はどうなる? 2.労働観の歴史~人類本来の労働とは何か?

 前回の『これからの働き方はどうなる? 1.戦後労働政策の変遷~市場の要請で変化』では、働くことの意味を深く考えずに「市場の論理」(金貸し、経営者、労働者それぞれの私益追求の力関係)で労働政策が決まっていること、私たちは労働基準法も終身雇用も時短も女性の社会進出も規制緩和もワークライフバランスも自分たちが望んだことと錯覚していますが、実は市場の論理に洗脳されていることを紹介しました。

そこで、今回は、『本来の労働とは何か?』について、労働観の歴史を遡って人類本来の働き方について考えていきます。

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GHQの政策に基づいた労働基準法では、労働という行為を“資本権力から強制されて否応なく働かされる行為である”ということを前提にしていますが、果たしてその労働観は人類本来のあり方なのでしょうか?

近代以降、西洋から資本主義・市場主義とともに日本に導入されてきた労働観について、西洋的な労働の歴史に遡り、また、人類誕生時である極限時代にまで遡って、労働とは何か?について考えてみます。

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2014年03月27日

「大転換期を生き抜く」シリーズ3 音♪リズム♪人類の追求~プロローグ~

皆さん、こんにちは。今日から、また新しいテーマに入ります。

新テーマは、全ての生物に共通するリズムの追求です。
音・光・波動など、一定のリズム(波)を刻む現象には、どんな意味が隠されているのでしょうか?

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通常、私達は音楽を通じてリズムを感じます。この音楽には、始まりと終わりがあり、かつ一定の時間軸で一定の拍子を刻むことによって、印象に残ったり心地よさを感じたりします。しかし、そうした意図的な音の組み合わせに限らず、私達の周りには常に様々なリズムが存在し続けています。

地球が誕生し、生命が生まれ、およそ38億年もの歴史を刻みながら、今もなお刻々と流れ続ける音がある。私達は、呼吸を合わせる、気合を入れる、歩調を整えること等を通じて、相手への同化を試みる。相手の持つリズムに同調した時には、深い安心感や一体感を感じる。

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生命の持つ記憶は、常に変化し続ける外圧に適応してきた成功体験の蓄積。外圧が流れ続けているからこそ、適応態には普遍的なリズムが絶え間なく刻まれている。大転換期という大きなうねり(外圧)が訪れれば、適応態としてのうねり(内圧)も同じように大きくするために、同調の領域を高めなければならないように思う。だからこそ、多くの人々は今「一体感」を求め始めているのではないだろうか?

 

「大転換期を生き抜く」シリーズ第3段は、音♪リズム♪人類の追求です。

 

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