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2013年03月07日

『共同体経営とは?』12-2. 実績予測システム~専門分化と職能意識からの脱却~

■はじめに
前回ご紹介した、2-12-1【経営への主体的な参画】
に引き続き、今回は【専門分化と職能意識からの脱却】
として、日々の実績予測システムの元で行われている生産活動の実態をご紹介したいと思います。
 
一般的な株式会社の場合、企業の経営方針は取締役会の場で定められ、株主総会での決議を得てから、各従業員への業務指示がくだされます。実際に生産を担う従業員達には、そこで与えられた課題通りの成果を上げれば、その分の報酬(分け前)が得られる、という形です。如何に効率よく仕事を回すか?という点については工夫の余地が与えられているものの、経営方針を共に考え、自分達の組織をどう統合していくか?という観点では全く期待されていない状態とも言えます。つまり、殆どの場合「自分に与えられた課題」の事だけを考えていれば良い、といったぶら下がり思考にずり下がり、組織の一員というよりは自分の給料を稼ぐための手段でしかない、と言った意識になってしまうのも、やむを得ない構造に有ります。そうである以上、各成員の持つ能力が万全に発揮される状態とは程遠い組織体制とも言えます。
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では、全員が経営者として企業運営に参画している共同体企業・類グループでは、日々の活動が他企業と比べてどう違うのか?を具体的に見て行きたいと思います。

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2013年03月06日

健康産業が向かうべき方向性とは?(前編)

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画像はこちら
近年、「健康」は東日本大震災後の放射能汚染や遺伝子組み換え作物、食品偽装などの問題を受け、関心が非常に高まっている分野です
実際、ネットや各種メディアでも非常に多く扱われ、健康に関する話題を見聞きしない日はないといっても過言ではありません
買い物に行っても、サプリメントやトクホ、有機野菜など、健康を売りにした商品は年々増え続けています。政府もメタボ検診を義務化するなど、健康に力を入れているようです
しかし一方で、サプリメントで栄養を補い、トクホを口にしていれば健康になるのかといえば疑問が残りますし、何が本当に安全な食品なのかよくわからない、場合によっては健康を謳う商品ほど怪しい感じがする… というのが多くの人の実感ではないでしょうか
そのような実感からは、現在の健康産業は本当に消費者の健康に寄与しているのだろうかという疑問すら浮かんできます
そこで今回は、現在の健康市場の実態を明らかにし、その上で「健康産業が向かうべき方向性とは?」を扱います

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2013年03月03日

特別企画~この時期にお勧めの共同体的イベント運営②~

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(画像はこちらよりお借りしました)

みなさんこんにちは 😀
いつも読んで頂き有難うございます
特別企画~この時期にお勧めの共同体的イベント運営~と題して、皆さんの企業がより仲良くなり、共同体へと繋がるような取っておきのイベント運営の仕方を紹介する本シリーズ。
今回は早速の第二弾です☆
前回は、ホワイトデーではどのようなお返しがみんなに喜んでもらえるかについて紹介しました。まだ見てない方は要チェック!
今回は、前回の告知どおり、上級編としてさ・ら・に・喜んでもらえるプレゼントを紹介します。女子力の高い女性社員の皆さんには喜んでくれること間違いなし♪
気になる続きはポチのあとで・・・(応援お願いします 😛 )

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2013年03月02日

『共同体経営とは?』12-1. 実績予測システム~経営への主体的な参画~

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■はじめに
こんにちは。『共同体企業とは?』シリーズも12回目の記事です。内容もいよいよ組織の核に迫ってきました。前回扱った社内ネットに引き続き、共同体・類グループの核を担っている、経理システム=【実績予測システム】についてご紹介したいと思います。なんと、本邦初公開の内容です!
 
企業における経理部門は、あまり目立って取り上げられることの少ない部門かもしれません。しかし、経営者にとっては経営を考える上での最重要課題の一つです。これが破綻すれば組織の存続は望めないことは言うまでもありません。ふと想像してみてください。自宅の家計が破綻したら・・・。
組織の統合や経営戦略といった課題は、この経理システムの安定がなければ成り立たないことです。そして、経理について全くの無関心という態度は、組織にただぶら下がっているだけ、もしくは生かされているだけとも言えるほど無責任な態度なのです。組織内部において、経理について真剣に考えている人と考えていない人では雲泥の差があります。後者の割合が高ければ高い組織ほど、これからの時代を生き抜くことが難しいと言えるでしょう。
 
共同体・類の経理システムは、自主管理体制の構築を目指した追求の基に成り立っており、これまで本シリーズでご紹介してきた記事のエッセンスがいたるところに応用されているものです。逆に言えば、この経理システムへの成員一人ひとりの主体的な参加が、これまでの記事のエッセンスを成立させてきたとも言えます。
 
そう、この経理システムこそが共同体企業・類グループの一つの基礎を成す重要な要素だったのです。今回の記事では、この経理システム=【実績予測システム】を2投稿に分けてご紹介しようと思います
 
●2-12-1:【経営への主体的な参画】
経理システムの構成・背景など構造的な内容とそれが育む組織(集団)への効用を、類グループの経理担当の方(Tさん)にヒアリングをして内容をまとめたもの
 
●2-12-2:【分化と統合が生み出す新しい生産の場】
経理システムを成立させるための組織体制に伴って必要となる認識を、類設計室の組織・技術担当の方(Iさん)にヒアリングをして内容をまとめたもの
 
以上の内容をそれぞれご紹介して、最後に今回の追求過程で得られた結論と、新たに見えてきた大きな可能性について述べたいと思います。それでは、順を追って見ていきましょう。

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2013年03月01日

第6回 新概念説明会 充足と活力を社会に広げる仲間が集う!

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当ブログで約1年前、「グループ主催 第1回新概念説明会」の様子をご紹介しました
第1回 新概念勉強説明会 開催!

その後も継続的に開催され、2/14には、第6回目を迎えることができました。今回は8社15名 の方々にご参加いただき、今まで一番の大盛況
参加者の方々にもたくさんの充足と気付きを持ち帰っていただけました

今回はその様子をご紹介します

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2013年02月25日

特別企画~この時期にお勧めの共同体的イベント運営①~

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(画像はこちらよりお借りしました。)
みなさんこんにちは 😀
いつも読んで頂きありがとうございます。
何かと催し物が多い季節がもうすぐやってきますね
例えば学校であれば卒業式だったり、企業であれば歓送迎会があったり
そんなシーズンだからこそ、もっとみんなと仲良くなるチャンス
本シリーズは特別企画として、そんな催し物の多いこの時期だからこそ知りたいとっておきの情報をお伝えしたいと想います
さて、みなさんの企業でも女性社員がバレンタインデーでたくさんの想いの詰まったチョコレートを男性社員に渡していたのは記憶に新しいところだと想いますが、男性社員のみなさん、ホワイトデーではどのようなお返しをしようか、もう決まっていますか?
まだ考えていないor迷っているという方が多くいらっしゃると想います。
そこでシリーズ第一回目の今回はホワイトデーではどのようなお返しが女性社員に喜んでもらえるのか?という男性の皆さんに向けてのとっておきの情報をお伝えします☆
これをきっかけに、ますます社員みんなが仲良くなり、共同体へと繋がればと想います。
続きはポチのあとで。。。

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2013年02月23日

いま、社会の基底部で何が起きているのか-6 この行き詰った社会をどう再生するか

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今、社会は混沌の度を深めており、企業経営者にとっても社員たちにとっても、この先の見通しが非常に立ちにくくなっています。
こうした時代こそ、社会の表層の変化だけでなく、もっと深い地平で何か起こっているのか、どこへ向かおうとしているのか、根底的に思考することが求められるのではないでしょうか。
本シリーズ【いま、社会の基底部で何が起きているのか】では、人々の意識潮流がどのように変化しているのか、その構造を明らかにし、大転換の時代に対応する方向性を追究してきました。
本稿がいったんの最終回となります
まずはこれまでのダイジェストから・・・

1.いま、社会の基底部で何が起きているのか  

これほどの大転換期には何が起こるか分からない。
重要なのは、いかに状況が変化しても答えを出せる柔軟な認識力であり、そのような能力こそが、真の安定基盤になる。
では、現代=大転換の時代とは、一体どういう時代なのか。
国の借金は、今や1000兆円に達している。この社会を差配する統合者たちは、経済成長を装ってきたが、騙されてはならない。’70年頃から市場は実態的には拡大停止状態に陥っていたのである。

2.私権の終焉と市場の縮小と権力の暴走  

豊かさが実現されると、事態は一変する。
飢餓の恐れが無くなると、私権の強制圧力によって加圧され肥大されてきた物的需要も衰弱してゆく。従って、市場も縮小してゆかざるを得ない。
ところが、市場拡大は至上命題であるという固定観念に囚われた学者・官僚・マスコミ・政治家および財界は、不足する需要を補う為に、国家に巨大な借金を作らせて次々と市場の人工的な拡大を演出してきた。
そして’00年に入ると、彼らは遂に打てる手が無くなり、あろうことか自分たちの作り出した借金を国民に穴埋めさせるべく鉾先を国民に向けて暴走し始めた。

3.新しい活力源=周りの期待に応える充足  

破滅に向かう旧社会の深層では、すでに新社会へ胎動が始まっている。
私権圧力が衰弱した以上、その強制圧力によって抑圧されてきた人類本来の活力源が再生されてゆくのは、当然の理(ことわり)である。
’70年以後、貧困の消滅に伴って私権追求はもはや第一の活力源ではなくなり、代わって、周りの期待に応えることによって得られる充足(安心や喜び)、すなわち共認充足こそが最大の活力源となっている。
現在も私権から共認への大転換は進行中である。
そしてこの大潮流は遂に「自分たちの手で作り出せる能力」「自分の頭で答えを出せる能力」への期待、云わば自給期待の潮流を顕在化させた。
これらの潮流が指し示す次の社会は、おそらく「自分たちで作ってゆく」共同体社会となるだろう。

4.先行して共同体を実現した類グループ  

市場社会の常識を破った共同体・類グループを生み出せたのも、様々な壁にぶつかりながらもあきらめず共同体を進化させてこれたのも、「私権から共認へ」という確かな時代認識があったからである。
おそらく、今、人々が求めている自給能力期待という最先端の欠乏も、突き詰めればそのような事実認識⇒認識力に行き着く筈である。
類は、これまでの40年に亙る事実追求の成果として、既に多くの歴史認識=事実認識群を構築してきた。
共同体の統合軸となっているのは事実の共認である。
事実の認識体系は無限に進化してゆくと共に、事実の共認によって統合されている共同体も、無限に進化してゆく。

5.共同体の母胎は女性が生み出す充足空間 

共同体の推進力になっているのは認識力だけではない。
その認識力を生み出す母胎となる充足空間と、それを形成する充足力こそ、全ての活力の源泉である。この充足空間あるいは充足力の中身は、共認充足である。この共認充足は、その土壌となるお互いの肯定視や感謝の想いが深いほど大きくなる。
そして自主活動をはじめ、営業上・経営上の諸問題から理論問題まで、全ゆる情報が発信され、最大の共認形成の場となっているのが『社内ネット』である。
充足力と認識力を育成してきた様々な活動の成果は、共同体・類グループが設計事業から始まり、教育・地所・農園そして社会事業と、次々と新事業を生み出し軌道に乗せてきたことに、はっきり表れていると云えるだろう。

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2013年02月22日

物流業界の可能性は?~中編その3:“コスト削減という枠”を超えて新たな業態の可能性へ~

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画像はコチラからお借りしました

これまで、時代状況と意識潮流と共に変化する物流業界の変遷を見てきました。
‘70年代以前までは、人々の意識は私権(財や地位などの私有権益)の獲得を活力源とした、作れば売れる時代。まさに大量生産・大量消費の時代で、その意識ともに物流業界は拡大していきました。その後‘70年に豊かさが実現されると、人々の意識は「物的な欠乏」から「類的な欠乏(人と人とのつながり、相手に喜んでもらうこと)」へと移行することで、「宅配」という新たな業態が登場しました。
さらに‘90年のバブル崩壊によって、市場縮小がいよいよ顕在化する中で、人々に「必要か否か」という意識が芽生えると共に登場した(と思われる)「ロジスティクス、SCM(サプライチェーンマネジメント)」が流行し、現在も業界の主流となっています。
ですが、今なお物流業界は輸送量の頭打ち、物流コストの削減、同業者の激増、という【3重の圧力】に晒され続けており、本当にロジスティクスやSCMといった取り組みが物流企業にとっての可能性といえるのか疑問が残ります。
そこで今回は、‘90年バブル崩壊後に産業界全体で進められているこの「ロジスティクス、SCM(サプライチェーンマネジメント)」の問題と影響について考えてみたいと思います。
過去記事:
物流業界の可能性は?~前編:物流業界に圧し掛かる3重の圧力~
物流業界の可能性は?~中編その1:トラックが拡大した大量生産・大量消費の時代~
物流業界の可能性は?~中編その2:「宅配」はなぜ新しいのか~

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2013年02月20日

いま、社会の基底部で何が起きているのか-5 共同体の母胎は女性が生み出す充足空間

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前回の記事では、類グループの統合軸である「事実の共認=認識力」について紹介してきました 😮 今回は、認識力を生み出す母胎であり類グループの活力の源泉である「充足力」 やそれにより作り出される「充足空間」について紹介していきます

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2013年02月19日

『共同体経営とは?』11-2 社内ネットの可能性 ~認識の進化と実践の積み重ね この両輪が会社を変える~ その2

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■はじめに
 皆さんこんにちは。今日は『共同体経営とは?』シリーズ、12回目の記事です。前回に続いて、今回も社内ネットの可能性についてお話をします。具体的には、社内ネット開設から現在までを時系列を追ってご紹介します。
 決して順風満帆ではない、しかし、共同体であるからこそ乗り越えられた問題等、可能な限り生々しくいきます。ご期待ください。(社内ネットの導入を検討されている企業様、あるいは既に導入を頂き、しかしながら活性化しないとお悩み企業様に、わずかでもお役に立てれば幸いです。)

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