1.はじめに
前回、“ 『男女役割共認が企業を変える』2~市場縮小下の現在、企業の経営状況はどうなっているのか?~”では、市場の縮小から赤字経営→リストラと、外圧の変化に対応できない企業はどんどん淘汰されていく状況をみなさんに紹介しました。今回は、もう一つの企業をとりまく外圧として、 「コンプライアンス違反」 を採り上げてみたいと思います。
企業の「コンプライアンス違反」は、2,000年頃からテレビや新聞紙上などで数多く取上げられるようになりました。コンプライアンス違反と言うと、一見企業が犯罪を犯したかのように捉えられますが、一般には法令違反だけではなく、もっと広く捉えられている概念のようです。
それでは、一体コンプライアンス違反とはいったいどういうことなんでしょうか?
ウィキペディアリンクによると、
法律や規則などのごく基本的なルールに従って活動を行うこと。今日ではCSR(企業の社会的責任)と共に非常に重視されている。近年、法令違反による信頼の失墜や、それを原因として法律の厳罰化や規制の強化が事業の存続に大きな影響を与えた事例が繰り返されているため、特に企業活動における法令違反を防ぐという観点からよく使われるようになった。
法律や規則といった法令を守ることだけを指すという論もあれば、法令とは別に社会的規範や企業倫理(モラル)を守ることも「コンプライアンス」に含まれるとする論もある。
それでは、2,000年以降急激に増えている企業が犯した法令違反の内容や、問われている社会的規範とはどのようなものなのでしょうか、次に代表的事例を紹介したいと思います。
これからも「共同体類グループの挑戦」ブログをよろしくお願いします! ポチッ