もうすぐお盆休みですね。
「仕事がなくて盆休みもくそもないですわ。ずっとお盆が続いてます 😥 」という悲鳴をとあるメーカーの営業マンから聞きました。様々な業界で再編が続き、倒産件数も急増しているようです。
帝国データバンクが発表した6月の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年同月比21.5%増の1294件となり、13か月連続で増加した。集計基準を変更した2005年4月以降、倒産件数は過去最多となった。(2009.7.8)
出口の見えない経済不況。。 今後もこの流れは続きそうです。
さて、今回は銀行について考えてみたいと思います。 😮
世界の先進国は借金まみれ。つまり大量なその借金分のカネが世界に出回っているわけです。ところが実体経済はそこまで必要としていない=金余りとなります。そのカネは銀行に預けられのですが、その利払いが必要となります。
それに伴い銀行は、株や証券などの運用益で稼ぐ方向へと転換していきます。それが、アメリカにおけるサブプライムローン問題に端を発する金融破綻へとつながりました。
本来の信用と健全経営を基礎とした経済活動の下支えの存在として機能していた銀行は、証券化ビジネスによるマネーゲームへの参加により「カネ転がし」のバクチ屋へ転落したわけです。
利払いがムリヤリな市場拡大を強制させているとも言えます。
この市場拡大が環境破壊の原因であることは確かです。
それでは銀行にもう役割はないのか?
どのように転換していけばいいのか?
将来的には銀行の業務は国家が担えばいいと思います。ですから銀行は不要となる。しかし、それは大量の失業者を生みますし、社会の制度が急激に変化していくことも考え難い。
銀行の業務の中身が皆が必要と認めるものであれば、存続の意義もでてくる。ではその中身は?
そのお手本となるような銀行を紹介します。 😀
発展途上国であるバングラデシュ人民共和国のグラミン銀行です。創立者であるムハマド・ユヌス氏は2006年度のノーベル平和賞を受賞しています。低所得者への融資という意味では、アメリカのサブプライムと同じですが、その考え方、融資の仕方には全くの正反対。
また、下記引用文の最後にこう締めています。全く同感です。
> 経済活動の血液循環に当たる金融システムの原点は、あくまでも資金の余剰主体と資金の不足主体とを金融のプロとしての調査情報と知能を付加して仲介し、天下の回りものといわれる資金を社会的に意義ある必要部門に提供し有効に循環させる機能と、Bankの称号が意味するように、国民生活や産業経済活動の安全を守り発展を支援する貯水池の防波堤としての役割を果たすことにあり、単なる自己収益本位の金貸し業であってはならず、資金の過剰流動性が実体経済の繁栄に結びつかないで、投機的マネーゲームの過熱や錬金術に悪用されることは好ましくない。
是非、一読下さい。
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