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2020年07月29日

女性社員の活躍は風土づくりから

最近、企業における女性活躍の必要性が叫ばれています。それは労働力不足への対応?消費を推進するのが女性なのでそのニーズを掴むため?いえいえ、企業組織の活力再生には女性の力が不可欠だからです。
企業間闘争の決め手が、創造力・追求力である現代では、個々の成員の英知を結集させることが不可欠になっています。そこで重要な要素が女性の充足力。存在するだけで充足・肯定の空気を作り出し、周りの活力を上げていく女性の力こそ現在の企業に求められているのです。 ※参考となる過去記事は「共同体経営とは?」16

今回はその女性の力をいち早く活用している企業として「天彦産業」を紹介します。

天彦産業は大阪市にある1875年に創業した会社です。経営理念は「われわれは人類社会向上のベースたる働きをするものである」で、特殊鋼、ステンレス、シリコロイの素材販売、加工販売を行っています。

写真はコチラからお借りしました

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男中心社会の典型と言われる鉄鋼業界において、女性社員が活躍している異色の企業として注目され、経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選2013」にも選定されています。

このような女性の活用はどうして始まったのでしょうか?

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2020年07月23日

【実現塾】原猿から真猿への共認機能の進化 ~ 親和共認の母体の上に闘争共認が上部共認として形成

今回は、原猿が真猿へ進化していく過程です。
人類の祖先たるサルの進化過程(史的構造認識)から、何を学べるだろうか。
現在の私たちに照らし、何を守り、何を変えていくべきなのか。

毛づくろい2020.07.27

原猿弱オスは、より(+)の充足を求め、弱オス同士で親和行為(スキンシップなど)に収束し、ついに「一体充足」を得るようになる。
これにより、不全感に苛まれ本能が混濁した原猿は、意識を統合できるようになる。
これが、サル・人類の意識の、第一の統合様式たる「共感統合」の原基構造。
ここから原猿はどうなったか?

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2020年07月17日

今の組織に必要な指揮官の統率とは

2020年7月に理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピュータ「富岳」が計算速度ランキングで世界一となりました。この「富岳」はCPU(普通のパソコンには1個ある演算装置)15万個を高速接続しています。それだけのCPUを接続連動させるのは、ヒトに置き換えるとどれだけ難しいと想像できます。
逆にいえば、個々の力を如何に発揮させ統率するかが、いつの時代も組織の大きな課題です。
今回は、元東部参謀陸軍少佐の大橋武夫氏の「参謀学」(ビジネス社)を参照しながら追求していきます。

企業組織は軍隊に例えられることがあります。その軍隊組織はよくナポレオン以前とそれ以後に大きく分けられます。ナポレオン以前は号令戦法として、大将のかけ声で兵隊同士が戦うやり方でした。(*号令戦法とはやるべき行動のみを伝えること)

それを激変させたのがナポレオン。彼の時代になると兵数は数十万人に増え、戦場も広くなります。ナポレオンは革新的戦法を生み出す天才でしたので、その能力を最大限に生かす命令戦法で兵を動かします。(*命令戦法とは目的とそれを達成するための方法を伝えること。)
具体的には兵隊を師団に分割し、複数の師団を束ねる軍団複数個を将軍が統合する体制に組み替えたのです。そして分化した師団ごとに動く各個撃破戦法を多用したので、兵隊の行動は複雑です。そこで指揮官の統率を助ける機関として、参謀組織を作ったのです。

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2020年07月17日

【実現塾】サル時代の同類闘争と共認機能1 ~ 原猿の(+)(-)価値混濁 → 親和本能の混濁 ⇒ 一体充足

サル・人類だけがもつ「共認機能」の形成過程を見ていくと、共認機能の原点は、親和本能も含めた「一体充足」を得ることだとわかります。
人格形成、活力そして能力獲得において、親和本能も含めた「一体充足」が決定的に重要です。
現在の子どもたちが、学校の強制圧力で、本来、(+)対象の仲間との関係が混濁し、(+)の遊び本能・追求本能を封鎖され「一体充足」のない状況は、原猿が直面した極限状況よりも酷いかもしれません。

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2020年07月16日

真似できない大人たち

「素直に人の真似をすることができない」
「人の真似をするのは悪いことだと思っていた」
学生と面接をしているとよく耳にする言葉です。

その時必ず伝えるのは、「真似こそが成長・学びの原点」だということ。
素直に真似できる人と、そうでない人で社会人になってからの成長スピードが全く違うことを伝えます。

ある新入社員が先日、「面接の時に言われたことを今でも覚えています。」と言ってくれました。
彼女は、たった数ヶ月でものすごい勢いで成長しています。
やはり、真似こそが成長への一番の近道なんだと実感しました。

しかしなぜ人は大人になると真似できなくなるのでしょう。
おそらく多くの大人は、「ごっこ遊び」ができない。。。
赤ん坊・子どもの頃はあんなに、真似が上手だったのに。。。

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2020年07月16日

一夫一婦制は女性のためではなく、男性のための制度

結婚しない男女も昔に比べて多くなってきましたが、日本の婚姻形態は、現在のところ一対婚=一夫一婦制ですicon_biggrin.gif
一人の男と一人の女が惹かれ合って一対となることが素晴らしいという風潮はまだまだ残存していますicon_eek.gif
そんなこと常識と思う方も多いと思いますが、世界を見渡してみれば、決してそんなことはありません。
世界の人口比で見れば、多くの女性が一夫多妻の社会制度のもとで暮らしているのです。

それでは、なぜ日本は一夫一婦制の制度としているのでしょうか?

一人の男性に対して他の女性とシェアしたくない女性側が、一夫多妻他の婚姻様式を嫌がったからと思いがちです。
しかし、実は、一夫一婦制は女性のためではなく、男性のための制度だったのです。

一体どういうことでしょうかm134.gif

以下、りんたろうhttps://note.com/ringh/n/n9e4f01101aa3より引用します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■婚姻形態を決められるのは女性だ!
そもそも、一夫多妻か、一夫一婦がいいのかを決められるのは女性である。繁殖行動の主導権は常に女性が握っているので、男は女性が許してくれた時のみ始めてセックスにありつける。だから、多くの女性が一夫多妻であれ、一夫一婦であれ、どちらかを望めば、婚姻形態も自然と社会制度として定着していくことになる。

日本人女性の感覚からすれば、『一夫多妻なんてとんでもない!』と思っても、イスラム教の国などでは、特に女性の不満なく社会制度としての一夫多妻が定着している。

■なぜ一夫多妻を選ぶ女性がいるのだろうか?
世界の人口比で見れば、多くの女性が一夫多妻の社会制度のもとで暮らしている。どうして、これほど一夫多妻は普及しているのか。そして、なぜ多くの国の女性は一夫多妻を望むのだろうか。

社会の婚姻形態を決定する重要な要素は、男たちの貧富の格差だ。男性間の貧富の格差が大きな社会では、女性にとって一夫一婦制は都合が悪い。なぜなら、多くの男性が家族を養えるほど稼ぎがないので、まともに子供の養育ができる環境になかったりする。

そうなると、当然だが富める男性の第二婦人や第三婦人の方が、豊かに暮らせて、子供の生活も安定しやすくなる。だから、男性間の貧富の格差が大きくなると、女性の方が一夫多妻の婚姻形態を求めるようになってしまう。

すべては人間の意識ではなかなか到達できない、潜在意識の奥底に埋め込まれた、繁殖を有利にするためのプログラムに即して行動するようになっている。

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2020年07月10日

【‘19/11/23実現塾】 サル時代の同類闘争と共認機能1 ~ 原猿の登場

活力をもって生きていく力を獲得するには、人の意識がどのようになっているかの認識が不可欠です。
人類の意識は、38億年前の生命誕生から環境に適応するために塗り重ねられてきた「本能 機能群」、そして6500万年前の原猿の登場から真猿に至る時代に獲得した(心とよばれる)「共認 機能」、そして人類になって獲得した「観念 機能 (≒言葉) 」層構造になっている。

今回は、「共認機能」を獲得したサルの起源を、2019/11/23実現塾の追求から紹介します。

実現塾 原猿2020.07.10

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2020年07月01日

仕事は計画通りに進まない でも計画することは重要

仕事をしている中で「計画を立てても、その通りにいかない」「計画を立てても役に立たない」ということはありませんか? 振り返ると私なんかは、ほとんどそうです。
しかしだからといって「計画しても変わるから意味がない」「計画することは無駄である」とは思いません。

仕事には必ず不確実性が存在します。例えば、パソコンに不具合が発生し修復に時間がかかってしまった、スタッフが急病で休み人手が足りなくなった、クライアントの与件が急に変更になった、別件のトラブル対応に追われて手が回らなくなったなど。マニュアル通りに作業をすればよい仕事は別として、人と一緒に仕事をする場合には予期せぬ事態が発生することは日常茶飯事です。それでもやはり計画を立てることは重要です。

写真はコチラからお借りいしました

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まず仕事をする上で「計画すること」が必要なのはなぜか?

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2020年06月25日

家庭に仕事を持ち込む

「もっと早く帰ってきてよ」。私の知人が家で毎日のように言われる言葉。
「家で仕事の話しないで」。これも、また別の知人が家で言われる言葉。
「お父さんて何の仕事してるの?」。大きくなった子どもが親に言う言葉。

コロナ禍でテレワークが常態化し家での居心地が悪くなった人は、日常的に上述したような言葉が飛び交っていることが多い。
必ずしも全ての場合ではないが、親が子へ勉強の強制圧力をかけているような(結果子ども活力が低下している)家庭も、当てはまる。

なぜか?
構造化するとこうなるのだと思う。

恋愛→核家族→母親の不安増大→安心材料としての子の学歴→勉強の強制圧力→子供の活力▼
=独占欲
  ↓                                    ↓
自分たちだけ →職場で(家庭で)、家庭の(職場の)話はタブー→閉塞空間→大人の活力▼
(全てが個人課題)

ではどうするか?

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2020年06月18日

仕事は質かスピードか

「巧遅は拙速に如かず」  (文章軌範)

これは、物事は素早く終わらせるべきだ、時間をかけて完璧を目指すより、不完全ながらもさっさと仕事をやり遂げた方がいい、という意味です。「文章軌範」は宗の時代に、南宋の政治家・学者であった謝枋得(しゃぼうとく)が編集した書。宋時代の名文を選び、高級官吏の登用試験・科挙の作文の模範として編まれました。日本には室町時代末期に紹介され、特に江戸時代後期以降に多くの人に愛読されたといいます。

一方、現代の意識はどうなっているでしょうか?ちょっと古いですが、社会人男女275人を対象に、仕事は「速いけど雑」or「遅いけど丁寧」のどちらを目指すべきか? をアンケート調査(2017年4月マイナビ学生の窓口調べ)したところ

・「速いけど雑」     59人(21.5%)
・「遅いけど丁寧」  216人(78.5%)

という圧倒的な差のある結果でした。

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