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2014年09月03日

高齢者の可能性を活かした新事業計画06 ~高齢者の役割について歴史を遡る!(中世:江戸時代編)~

みなさん、こんにちは!

前回は文明以前の高齢者主にインディアンや採取民にスポットを当て役割を見ていきました。(リンク

現在の市場社会では「若さ」が好まれ、「老い」を嫌う「嫌老好若社会」ですが、古代には「好老社会」が存在しており、むしろ「好老社会」の方が主流であったことがわかりましたね。

日本では戦前まで「敬老」「尊老」という考え方はっきりとした形で残っており、その考えを失ったのは、近代に入り市場化・工業化、西洋化の流れによるものと考えられます。

では日本ではどのような形で「好老社会」を実現していたのでしょうか?そもそも、どのような役割を担って年をとっていったのでしょうか?

江戸時代の高齢者について「江戸時代の老いと看取り」(山川出版社)を参考にまとめます。
江戸 老いと看取り

画像はこちらからお借りしました。 

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2014年08月28日

しごとカフェ2 主体性とは何か?

IMG_8203さて、今回も学生6名、社会人6名の計12名が参加してくれました!

(今回は事前キャンセルが5名も出てしまって、ちょっと残念な面もありましたが・・・)

では、早速プログラムに沿って、当日の様子をお伝えして行きます。

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2014年08月27日

高齢者の可能性を活かした新事業計画05 ~高齢者の役割について歴史を遡る!~

みなさん、こんにちは!
高齢者についての実態を調べれば調べるほど、自分が抱いていた高齢者のイメージが覆されませんか?
むしろ、学べば学ぶほど、高齢者と呼ぶのさえ憚られるような偉大な存在である求道者の存在に、頭が下がります。

そもそも、そのように可能性を秘めた存在を、なぜこのような狭い枠に閉じ込めてしまったのでしょうか?
一万年の旅路1それを知るためにも、まず、文明以前の高齢者の役割を調べて行きたいと思います。

写真は http://pysr2012.blog.fc2.com/blog-entry-746.html より

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2014年08月26日

新しい「暮らし」のかたち 第4回 集団と住まいの歴史を考える(洞窟~縄文~農村集落~長屋)

近年、シェアハウスという新しい潮流が注目されている。これは何を意味するのか。

新しい「暮らし」のかたち 第1回 ~シェアハウスの今~
http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/07/2875.html
新しい「暮らし」のかたち 第2回 『家』は【所有】から【シェア】するものへ その意識潮流を探る
http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/08/3011.html
新しい「暮らし」のかたち 第3回 新たな生き方と日々の生活にスパイスを!
http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/08/3288.html

前々回、前回記事で登場したキーワードは、課題収束・同類圧力、自給志向、事業創出、集団形成などである。
この潮流がこの先どこへ向かうのかを検証する上で、今回は歴史分析を試みる。

人類の集団と住まいとの関係をもう少し長い歴史スパンで見てみるとどうだろうか。
近世までの古い集落や民家群、町屋・長屋群などを見ると、群的、共用・共有的であったりするのが通常で、一戸の家が単独的でないほうが一般的である。
つまり人々の住まいは歴史的に見れば、元々共有的、言うなればシェアハウス的なものだったのではないか? 
そうだとしたら、シェアハウスの潮流は、集団と住まいの本源回帰とも言えるのではないか?

集団と住まいとの関係を歴史的に考察するには、生産様式(生産体制)、婚姻様式、集団統合体制を構造的に見ていく必要がある。同時に私有意識、プライバシー意識、家族意識の浸透度合いが関係してくる。

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2014年08月23日

新しい「暮らし」のかたち 第3回 新たな生き方と日々の生活にスパイスを!~6つの方向性のシェアハウス事例集~

前回記事で、シェアハウスを住まいとして選択する意識は、私有・所有意識の衰弱、節約志向、共認収束、自給・自考志向等であると述べました。

さらに、その奥底には【秩序崩壊の予感(この先どうなるか?なにが起こるかわからない)】が働いていると考えられます。

私たちは、現在登場している様々なシェアハウスには、大きく6つの方向性があると述べました。

①解脱・親和

②節約志向

③人間力形成

④課題収束・同類圧力

⑤社会参加・事業創出

⑥集団形成

今回は、多くの事例の中でも、特に注目されているシェアハウスを紹介したいと思います。

それぞれのシェアハウスの特徴と「どんな人が・どんな意識で」入居に至ったのかを分析しているので、前回記事までの内容と照らし合わせながら読んでみてください。 

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2014年08月20日

高齢者の可能性を活かした新事業計画 04 高齢者による集団事業⇒地域共同体の再生

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画像はこちらからお借りしました。

前回のシリーズ記事では、“スーパー高齢者”の特性を探り、誰もがなり得る可能性を持つことが明らかになりました。
今回は、高齢者が活躍する集団に着目し、高齢者を核とした集団が秘めている新たな社会・地域づくりの可能性を探っていきます。

01.目的意識(志)が明確な高齢者集団
高齢化社会への対応策として、高齢者の雇用確保のために様々な試みが行われています。
その一事例として、高齢者の雇用確保を出発点としつつ、地域を元気にしたいという明確な目的意識(志)を持って発足し、現在では地域共同体の再生が進んでいる長野県小川村の企業「小川の庄」について紹介します。

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2014年08月19日

老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介 ~知恵を伝承する寺子屋事業~

「老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介」シリーズの第3弾。
市場社会を卒業した高齢者が、新しい事業を起こしていく可能性
枯れた町を再生した老人の力~徳島県上勝村゛いろどり事業“

総務省統計局の発表によると、2013年9月15日時点推計で65歳以上の高齢者人口は、3,186万人と発表されている。総人口に対する割合では25.0%となり、人口・割合共に過去最高になっています。 
 一方、政治の動きはというと、2013年4月に施行された「改正高年齢者雇用安定法」で、2025年に向けた大きな改正がありました。いわゆる65歳定年制の導入です。 
 しかし、65歳を超えても、「まだまだ仕事がしたい」「社会の役に立ちたい」という高齢者は多く、単に5年定年を引き上げたというだけでは、目先の方針に過ぎないという感覚は多くの人が持っています。

 そこで、改めて高齢者の役割は何か?を考えた場合、史実を遡ると、集団の中で非常に重要な役割を担っていたことが分かります。

 「江戸時代の老人の役割」
「高齢者の役割 ~文化・知識・技術の伝承者および子育て~」

 引用元の表題にあるように、高齢者の役割は、集団を存続させていく上で重要な「知恵や技術を伝承」してくことにありました。現在は特に都市部において核家族化が進んでいますが、「教育」「伝承」という視点で、地域共同体社会の再生とも取れるような、可能性のある事例を紹介したいと思います。

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2014年08月17日

第5期 新概念勉強会 合同成果発表会 第一部レポート2

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昨日の三和建設様の発表に引き続き、今日は城野寝具様の発表をご紹介します!

【第一部プログラム】

1.開催の挨拶
2.成果発表
2-1.三和建設  建築マネージメント研修での成果発表
2-2.城野寝具  製造業勉強会での成果発表
2-3.中農製作所 製造業勉強会での成果発表

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2014年08月16日

第5期 新概念勉強会 合同成果発表会 第一部レポート1

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7月25日に、類グループ主催の建築マネージメント研修に参加された三和建設様、製造業勉強会に参加された城野寝具様、中農製作所様に、研修成果を発表していただきました。総勢で50名もの方々が集まり、大盛況となりました。そこで話された内容を、今から紹介していきます。

 【第一部プログラム】

1.開催の挨拶
2.成果発表
2-1.三和建設  建築マネージメント研修での成果発表
2-2.城野寝具  製造業勉強会での成果発表
2-3.中農製作所 製造業勉強会での成果発表

今までの会議と大きく異なる点は、運営方法です。各社の発表資料を事前に配布し、読み込んでいただき「自社にひきつけた可能性の発掘」をしてきてもらいました。そして各社発表後に「可能性性発掘ポイント」を発表。皆で追求していける会議を目指して、初めての運営にチャレンジしてみました。

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2014年08月15日

老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介 枯れた町を再生した老人の力~徳島県上勝村“いろどり事業”~

町内の役場や農協には昼間から一升瓶を片手に(酒を飲んで)くだを巻き,女性は朝から晩まで尽きることなく他人の噂話や悪口を言い合っていた。歳をとり、人に頼ることが主流であったという。

  これは徳島県にある上勝町が過疎化と高齢化の結果、行き着いた惨状でした。しかし、上勝町はとある一人の「気づき」をきっかけに、この惨状から見事に復活を成し遂げます。何か特別なことがあったわけではありません。町に住む高齢者が自分の役割を自覚し、町にある資源を利用することで復活をしました。 高齢者の力でどのように町を復活させたのか、その過程を見ていこうと思います。

□徳島県上勝町とは

上勝町は、徳島市中心部から車で1時間ほどの場所に位置しており、人口は1840名、863世帯(平成25年10月1日現在)、高齢者が49.57%という過疎化と高齢化が進む町でした。 上勝町の1980年代は激動の時代でした。町の人口は年々減少し、主な産物であった木材や温州みかんは輸入自由化や産地間競争が激しく、伸び悩んでいました。 1981年には局地的な異常寒波が上勝を襲い、ほとんどのみかんが枯死。一年間でみかんの売上は約半分となり、農業は大打撃を受けたのです。 そこで、町の半数近くを占めるお年寄りが活躍できるビジネスはないかと模索したところ、”つまものビジネス”=”葉っぱビジネス”が1986年にスタートしたのです。

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