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2014年10月23日

女が動く時代4 ~女性経営者が作り出した母系集団にみる可能性~

■女性経営者紹介

女性たちの動きがさかんです。女性ばかりのグループで起業したり、ミニコミ誌を発行したり、地域や子供障害者支援のグループを組織したりしています。

今回は、その女性たちのリーダーになっている女性経営者4名を紹介します。
紹介するときの視点を以下のようにまとめます。

■組織名、■経営者名 をまず記載し、次に

① 活動内容    : どんなことをしているのか。
② 理念      : どんなコンセプトか。
③ 主体者     : だれが主体で活動しているのか。
④ 女性経営者経歴 : 女性経営者の経歴はどうなっているのか

という視点で紹介します。
以上の内容から女性が動く背景と将来「女性経営者が作り出した母系集団にみる可能性」について最後にまとめます。

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2014年10月22日

しごとカフェ その参 逆面接大会!

今回で3回目を迎えたしごとカフェ。大勢の参加者に恵まれ、かつ下は大学一年生から上は82歳!
までの実に幅広い世代の方々にお集まりいただく事ができました。

この恵まれた機会を最大限に来場者に還元したい!
という事で、改めて今回の企画立案に至った背景をお話させて頂きました。

1. 改めて、時代背景から

まず、就職活動という毎年訪れる一大イベントには、毎度のことながら違和感が付き纏います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA青田刈り、解禁日、といったキーワード群。どの企業も優秀な人材を求めているのは確かですが、企業ごとに求める優秀さは異なるものです。しかし、どこか画一的に基準が形成され、内定獲得をノウハウに落とし込むような取り組みが見られ、結果的に主体性が封鎖されていくような印象を持たざるを得ません。

また、そもそもミスマッチは絶対的に発生する事は数字からもよく見えてきます。

例えば、今年大学や専門学校を卒業する予定の学生数は全国でおよそ80万人

では、今現在日本に存在する企業の数は、いくつあるでしょうか?

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2014年10月14日

企業と地域社会の関係はどうあるべきか?

◯「企業」と「地域社会」との関係は、これからどうあるべきか?
「事業体」⇒「地域」⇒「社会統合(国家)」という社会構造を考えた場合、事業体≒企業は社会の基盤(基礎単位)となる存在であり、地域社会との関係は極めて重要である。
◯ところが現代の多くの大企業は、グローバル化を標榜するなど、地域に根ざすこととはむしろ逆へ向かっているように思われる。国の政策も同様であり、いまだ経済至上の旧いパラダイムにある。これでは地域社会は衰弱する一方である。
◯一方で人々はこうした大企業やお上に背を向けはじめているように感じられる。意識の奥底では地域・社会の「秩序崩壊の危機」を感じ取り、自分たちで何とかしなければという、「自給志向」「自考・自行志向」が急速に高まっている。
◯こうした本源回帰の潮流から、何かやりたい(実現期待)自分たちで地域を守る、社会を守るといった意識を反映して、中小ミニ規模でのコミュニティビジネス、地域密着の社会事業が登場し注目を集めている。

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2014年10月07日

老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介            ~高齢者と若者をつなぐ「デザイン」の力~

「老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介」シリーズの第6弾。

以前までのシリーズは以下のとおり。
市場社会を卒業した高齢者が、新しい事業を起こしていく可能性
枯れた町を再生した老人の力~徳島県上勝村゛いろどり事業“
~知恵を伝承する寺子屋事業~
~高齢者によって再生される地域農業~
皆を巻き込む「きよぴー&とまと」

2060年には8674万人になると予測されている日本の人口。
高齢者の割合が増え、日本は現在の「高齢化」社会ではなく、完全な「高齢社会」となります。
出生率も上がらず、確実に老いていく日本。
しかし、身近なお年寄りを見てみると、まだまだ元気いっぱい!
むしろ、若い人よりも元気なんじゃないの!?と驚かされるほど。
ただ、元気なお年寄り同士で集まり、その活動の場は限られたものになりがちです。
「せっかくの元気をもっと社会と繋がった形で活用したい!」
そんなお年寄りの希望を見事に実現した事例が今回ご紹介する「patch-work」です。

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2014年10月01日

老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介~皆を巻き込む「きよぴー&とまと」

これまで、高齢者が作る地域共同体の萌芽の事例を紹介していきました。

今回は「きよぴー&とまと」を紹介します。

この記事を通しての気づきは、事業内容ももちろん重要なのですが、それ以外に
A 地域に根ざした事業は、やはり地域に根ざした人々が核となっていること
B 地域の人の居場所をつくっていくこと

という点です。
但しそれだけでは成功できません。「きよぴー&とまと」が成功しているのはなぜなんでしょうか?その秘訣を探ってみましょう。

「きよぴー&とまと」は、八王子市清川町の街中にある店舗を拠点に、折り紙教室や作品展示、世代間交流イベントなど様々な活動と、手づくり惣菜の販売や配食サービスを行っています。
活動を通じて同町を中心とする地域住民の食生活の利便と、地域の活性化に貢献しています。副代表の梅沢香代子さんと、事務局長の片貝剛さん、そして活動に参加しているメンバーへのインタビューがありましたので、それを元に活動内容を紹介していきます。

■活動内容と目的

きよぴー

「きよぴー」とは「清川ハッピーステイション」の略称で、「とまと」は5年前から八王子市内で配食サービスを続けている団体で、「きよぴー&とまと」は、この2グループが合体し、地域の活性化に貢献する一つのボランティア団体です。

現在は、清川町の中心部にある商店街を拠点として、地域住民の世代間交流や生きがいづくりにつながる様々な活動を主催し、地域のシニア世代の主婦が中心となって手づくりの惣菜販売やお弁当の宅配を行っています。2年前に「きよぴー&とまと」のメンバーと地域の有志とで、ソフト面から地域を支える会として、隣の空き店舗に新組織「You&I」というサロンスペースを立ち上げ、地域交流の場として活動の輪を広げています。

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2014年09月30日

女が動く時代3~育児・教育を取り巻く女達のネットワーク~

今、子育て世帯を支援する、女性達のネットワークが拡がっています。参加者に共通していることは「仕事」「子育て」どちらも諦めないということ。そして共に支えあいながら「女性」として社会で活躍する姿です。育児・教育を共通課題としたネットワーク。そのつながりを通じて、彼女たちが創る新たな可能性を紹介したいと思います。

女が動く時代1~女たちが動き出した!~
女が動く時代2~自給期待に応えて活躍する女性達~

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2014年09月18日

女が動く時代2 ~自給期待に応えて活躍する女性達~

「女が動く時代」シリーズ第2回。

本日は、「自給期待に応えて活躍する女性達」をテーマにご紹介します。

どんな方が登場するのでしょうか?たのしみです★

 

|山形ガールズ農場

やまがた-がーるず-のうじょう

〈女子だけで運営する農場〉女子から始める農業改革を実践中。

女子だけで農場を営む「山形ガールズ農場」とは、代表の菜穂子さんが「母となる女性たちに、もっと食や農業を知ってもらいたい」という想いで2009年に設立された農場です。

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女子だけで農業ってできるの?という固定観念を破りながら、それでいて、女でいること、女の感性を大切にしながら、取り組んでいることがHPやブログから伝わってきます!

そんな彼女達の取り組みは、生産だけでありません。販売、加工、飲食店など、農業の上流から下流までをひとつなぎに結び、農業を魅力あるものへ変えていこうとします。

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そんな菜穂子さんが考える「これから」について。

「これからは共同体の時代」より引用します。

 ≪現在の社会認識≫

「若い人の多くがお金を稼ぐことの意味を考えたり、生きることの意味を考えています。そんな中で、若い女性が農業をやりたい、という事自体が今の社会を写し取っていると感じています。目先の市場動向に振り回されるうちに、働くことの意味がわからなくなる。そんなことより、地に足の着いた“生産”で充足を得たいと考える人が増えているのだと思います。」

 ≪農業と女性≫ 

「農業は、元々男性の領分であるかのような固定観念があります。でも、どの地域でもそうやって囲い込んで、結局は嫁不足だのと不満を漏らしています。

農業にも女性が増えれば、必ず男性も増えるはずです。自分たちでどこまで出来るかはわかりませんが、まずは女性だけでも出来ることを示せたら良いな、と思っています。」

山形ガールズ農場HP

山形ガールズ農場ブログ

 

|狩猟女子

しゅりょう-じょし

〈狩猟をしながら自給自足の暮らしを実践する女の子〉生きること、食べること、命のことを考えながら、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。

続いて紹介するのは、狩猟女子の畠山千春さん。2013年に狩猟免許を取得し、生きるために必要な肉を狩猟し、解体し、料理する。その流れの中で、いのちの食べかたを模索し、身の丈にあった生活を送っています。

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SOCIETY 畠山千春さんに聞く、いのちの食べかた「丸ごと大切にいただきます」より引用

■震災後、「自分の暮らしを、自分の手で作る」と決意

「狩猟女子になったきっかけは、東日本大震災だった」と語る畠山さん。それまで狩猟の経験はなかったという。

 「あの日は、当時勤めていた会社の横浜のオフィスにいましたが、とにかく怖かったですね。こんなに大きな地震があると思っていませんでしたし、買い占めのようなこともありました。お金があってもモノがなければ、手に入れることができないんだと実感しました」

 3月13日、埼玉の実家に集まった家族に対して、畠山さんの父は「家族を守りたいなら、まず自分自身が絶対に生き抜くこと」と伝えた。「自分が生きていれば、家族を助けられる」という父の言葉を聞いて、畠山さんには「家族を守る為に、何があっても絶対に生き抜いてやる」執着心が芽生えたという。

(中略)

「大学で環境問題や地域コミュニティを学んでいたので、いつかは自然豊かな田舎で、身の丈にあった自給自足のような暮らしをしてみたいという漠然とした思いはありました。でも3.11で『本当に死ぬかもしれない』と感じたことで、いつかじゃなくて今から始めなくてはと思ったんです」

  

■手に入るまでプロセスを知るために、肉の解体を開始

 福島第一原子力発電所の事故やその後の計画停電によって、電気が届くまでのプロセスを想像できていなかったことを知った畠山さん。同じように、食べものについて考えたとき、「肉」のプロセスを想像できていなかったことに気づく。

 「原発事故があって計画停電が行われるまで、スイッチひとつで電気がつく暮らしが当たり前になっていて、電気が家に届くまでのプロセスを想像できていませんでした。「お肉」であっても同じことがいえると思ったんです。お米や野菜と違ってプロセスが見えづらい。スーパーの店頭に並んだお肉から、生きていた動物を感じることはできませんでした」

 

食べることが大好きだった畠山さんは、見えなくなっている「肉」のプロセスに目を向け「お肉を食べるからには、自分で全部解体して、食べられるようになりたい」と考えたのだ。

つづきは、こちら 

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狩猟・解体を通じて、「自分が、どうやって肉を食べたい人なのかわかってくる」と畠山さんは話します。彼女は、「自分でさばき切れないから、四足歩行の動物を食べるのは控えよう」と思い、現在は菜食中心の食生活になったそうです。

HP:ちはるの森

|防災ガール★

最後に防災ガールについて紹介します。

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〈身近な人を助ける意志のある女の子〉緊急時だけでなく、平時から防災意識高く、自主的に楽しみながら防災を学べることができ、さらにそれを広めることができる女の子のこと

防災ガール★は、田中美咲さんを中心に2013年3月11日に立ち上げた、「防災」をもっとおしゃれでわかりやすく伝えることを目的として活動するプロジェクトです。立ち上げから一年経過し、メンバーは80名ほど。その他、彼女らを支えるサポーターや専門アドバイザーがいます。

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ホームHPはこちら

これまでにも防災訓練は、自治体・消防庁・学校など、公共団体中心に行ってきましたが、これらの活動との違いは、防災ガール★は、最も防災意識の低い20~30代若者をターゲットに、彼らの生活リズムや感覚的なところなどに合わせて、見たくなる、伝えたくなる(シェアしたくなる)ものを発信していくことにあります。

防災ってなんかオシャレじゃないし、

わかりづらいし、いつくるかわからないことに時間とお金と労力をかけるの面倒なんだもん。

・・・という、若い子のホンネをまず共有しつつ、そこから、どれだけ楽しく学び、実践し、広げていくか。そこにポイントがあります。

ですので、活動内容も幅広く、単に知識を学ぶのではなく、体験型ワークショップの開催、おしゃれ防災グッズの販売、非常食のケータリング、おしゃれカフェで 「防災」について気軽に話すイベント、WEBやメディアでの発信、寄付の呼びかけ等、どれも気軽に楽しみながら活動できるという点に力点が置かれています。

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そんな防災ガール★代表の田中美咲さんのblogから引用します。

3.11

あれから3年間。

私はなにをしてきたんだろう。

 

サイバーエージェントに入社して、

コーチングを学んで、

福島に引っ越して、

助けあいジャパンに転職して、

鬱を経験して、

どん底を経験して、

防災ガールを立ち上げて、

今に至る。

 あのとき、地元の駅の改札で大きな揺れを感じて、

揺れに酔って気持ち悪くなって駅のベンチでしゃがんで。

 

冷静になりたくって、駅のカフェに入って、ミルクティーを頼んだ。

でも店員さんが不安そうな顔をずっとしているから冷静になれなくって。

家族と親戚に連絡をして安否が確認できたから、家に帰って。。。

京都にいた仲間たちと32人でskypeを繋げてずっとずっと何が出来るか話し合った。

 

東日本大震災は、私の人生に大きな影響を与えたし、与えてくれた。

 

大切な人をもっと大切に、

一秒たりとも後悔しないように、

大好きな人に大好きと伝えるように、

本当に必要なものだけを身の回りに置くようになった。

 

そして、やっぱりおもうのは、

もう我慢したりしない。嫌だと思うことはしない。

自分に素直に、自分に誠実に、自分に正直でいようと心に誓った。

 

私は、これからなにがあろうと、

少しでも多くの人が心から幸せであれる世の中をつくるために、

「対話」を通して変えていく。

アクションを起こし続ける。そう決めています。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

みなさん、いかがでしたか?

本日は3名の方をご紹介しました。

― 自分たちの生きる場を、自分たちでつくる ー

この当たり前のことに向き合い実践中の彼女達は、とても輝いていますね。

そして、彼女らは特殊な考え、境遇にあったわけではなく、フツ―の女の子だった。

違いあるとすれば、社会の出来事に対して、心の声で向き合い、先入観にとらわれずに、素直に行動した。

ここに、彼女達の「強さ」があると思います。

 

次回は、「育児・教育を取り巻く女達のネットワーク」について、ご紹介します。

お楽しみに。

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2014年09月15日

新しい「暮らし」のかたち 第5回 集団と住まいの歴史(明治以降から現代まで、そして新しい暮らしへ)

■集団と住まいの歴史(明治以降から現代まで、そして新しい暮らしに反転していく)

○     年々、シェアハウスが増加しており、様々な事例も出てきています。人々の住まいは、洞窟(本源時代)~縄文~農村集落~長屋(江戸時代)までは元々共有的・シェアハウス的なものだったようです。

○     今回は人類の集団と住まいの歴史を過去に遡って見てみるとどうだったかという視点のなかで、江戸時代まではおおらかだった人々が、明治時代以降に所有意識を高めていった(私権収束に向かった)時期から現代まで(各人が個室に入った)の住まいを見てみたいと思います。そこから新しい暮らしとしてのシェアハウスは、各人が個室に入った住まいが反転したものであることが見えてきます。

○     集団と住まいとの関係を歴史的に考察するには、生産様式(生産体制)、婚姻様式、集団統合体制を構造的に見ていくことになります。特に明治以降は政策的制度確立や教育、マスコミ(新聞、小説、ラジオ、映画、テレビなど)、が影響していた(江戸時代まではなかった)という特徴があるようです。

・新しい「暮らし」のかたち 第1回 ~シェアハウスの今~http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/07/2875.html

・新しい「暮らし」のかたち 第2回 『家』は【所有】から【シェア】するものへ その意識潮流を探るhttp://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/08/3011.html

・新しい「暮らし」のかたち 第3回 新たな生き方と日々の生活にスパイスを!http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/08/3288.html

・新しい「暮らし」のかたち 第4回集団と住まいの歴史を考える(洞窟~縄文~農村集落~長屋)http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/08/3305.html

それでは明治以降から現代まで、そして新しい暮らしに反転していく経過を見ていきましょう。

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2014年09月06日

女が動く時代 ~女たちが動き出した!~

今回は女性に焦点を当てたテーマで、「女が動く時代」と題して記事を数回書いていきます。


最近女性の活躍がめざましいですね。

 

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リンクより引用

  

例えば、今話題のシェアハウス。ここに可能性を感じて真っ先に動き始めたのも女性です。

 

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リンクより引用

  

シェアハウス入居率は圧倒的に女性の方が多いのだそうです。「何かあったときに安心できるから」という理由が多いのですが、この安心基盤を作りたいという願いが今では子育て系シェアハウスを流行らせつつあります。シングルマザーがお互いに助け合うシステムを構築し、子供に何かあったときには助けてもらい、自分は働きに出かけられるような動きも出始めています。

  

他にも女性の活躍を感じる部分では、狩猟女子や漁業ガール、防災ガールなど、自給期待にまっすぐ応える女性の存在があります。

今まで狩猟や漁業は、どちらかと言えば男の仕事であるという認識は少なからずあったでしょう。しかし今では女性も、しかも若い方が狩猟生活や漁業での船上生活を送るという例も出てきています。

  

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リンクより引用

  

防災にしても、やはり守るという意識はどちらかと言えば男の方。しかし、ここにも若い女性が積極的に防災に関わろうといろいろな取り組みをされています。

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リンクより引用

  

メディアに取り沙汰されたのもありますが、このような「○○女子」「○○ガール」という言葉がはやっていることにも、女性の活躍が現れていますね。

  

  

女性の活躍と言えば、近年女性経営者が注目されていることも女性の活躍を象徴しています。

  

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リンクより引用

  

経営者(リーダー)は男というのが今までの定番でしたが、今は女性経営者の会というものもあり女性が会社を担っている企業も少なくありません。

女性経営者のほうが社員にとって働きやすいなど、女性経営者が見直される動きがあるのでこれからも女性経営者は増えていくことでしょう。

ますます大きくなる女性経営者の動きには今後も注目です。

  

 

以上のような話を踏まえると、今までには考えにくかった新たな女子の生き方が顕在化してきていることが一つポイントとなってきているみたいですね。

  

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リンクより引用

  

今回のテーマでは、なぜ女が中心となって動き始めたのか。以下のような流れでその意味について追求していきたいと思います。

  

  

第一回 自給期待に応えて活躍する女性達

第二回 育児・教育を取り巻く女達のネットワーク

第三回 女性経営者が作り出した母系集団にみる可能性

第四回 私権の終焉⇒本源収束の中で目覚めたもの

第五回 集団再生から始まる新しい社会の形成

  

  

次回記事は、自給期待に応えて活躍する女性達に焦点を当て、彼女たちのことを深く探っていきたいと思います。

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2014年09月04日

老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介 ~高齢者によって再生される地域農業~

「老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例の紹介」シリーズの第4弾。        

市場社会を卒業した高齢者が、新しい事業を起こしていく可能性
枯れた町を再生した老人の力~徳島県上勝村゛いろどり事業“
~知恵を伝承する寺子屋事業~

 高齢者の役割は、歳をとるごとに減っていきます。
  

地域共同体のなかで経験をもとに、次代への伝承を担っていた高齢者ですが、その地域共同体はすでにありません。いまでは多大な医療費を使い、年金を使い、消費者としての存在になっています。

農業にも関係しています。戦後からはじまる豊かさ追求により、利益の少ない農業は取り残され、年々、農家数や農地面積は減少していきました。その結果、日本の自給率は右肩下がりになり多くの食品を他国に頼らざるを得ない状況にあります。

それでは今の高齢者が何をしているのか・・・。内閣府の調査によると、日常の楽しみの1位が「テレビを見ること」。一方で、不安なことは「病気の不安」「介護の不安」「生活の不安」と、まさに共同体の崩壊が招いた当然の帰結といえそうです。

しかし、こう考えたらどうでしょうか
『役割を失った高齢者が「農業」を担うことができれば、農業再生、地域共同体再生、高齢者の役割が再生される』

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現在の高齢者は、生まれた時に両親が農家であった方が多いでしょう。土とともに生きる感覚は失われていない、むしろ鈍っている感覚が呼び起されていくのではないでしょうか?暑い夏と緑の色鮮やかな田圃、夜に合唱するカエルの鳴き声、秋の頭を垂れる黄金の稲穂、そんな風景がいたる町で広がっていく。

イキイキとした元気な高齢者が目に浮かびます。

そんな取り組みをはじめている自治体があります。農業だけでなく、高齢者が老人ホームで働く老老介護や、子供への家庭教師など幅広く活躍の場が開かれています。

今回は、そんな取組の紹介です。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/gdn/20130401/346012/?P=1
~高齢者の生きがい就労プロジェクト~ 

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